ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

ジェ-ン台風で倒壊。

2009-08-28 11:21:15 | 野根山街道物語
 今度の日曜日。8月30日に宿屋杉まで歩きます。

 昭和25年のジェーン台風で倒壊するまでの宿屋杉は目の高さほどで、周囲16、6mで高さ32m、樹齢1000年以上とされていました。残念ながら倒壊したのですが、未だにその残骸はその場所にあります。
 残っている根幹は、中が空洞になっており、空洞の中でゆっくりと休むことが出来るのです。かつての宿屋杉は、空洞内の広さが4,5畳程もあり、3~4人は休むことが出来たそうな。無賃の臨時宿泊所だったのですが、残念なことです。

 この大きな木の周囲の木を伐採したことで、風雨がまともに吹き付けるようになったから倒壊したとも言われておりますが、定かではありません。
 長い歴史を誇る野根山街道の中でも、多くの方々が空洞で疲れた体を休めたことでしょう。お世話になった木。
 街道を行く旅人の目印になっていた木。後どれぐらいと、元気を貰っていたはずです。
 周囲を圧倒していた当時の写真もありますが、迫力があります。

 運動不足の五体でサテいけるものか、自信はないのですが、一度いくといった以上、行かなければなるまいなあ。
 山の上で動けなくなった自分を想像すると、恐ろしいね。

 今から少々動いても、駄目だろうし、覚悟を決めてエイや!!。です。

 途中には絶景の場所が何箇所かありますから、無理をせずゆっくりと行きましょう。

 写真を撮る余裕があるかなしや。わからない。
 でも、がんばろう。ほんの13Kmですから。
 元気で行って来たよ。
 この場所で報告したいですからね。それから藩政林の良い写真がないのです。
 それだけは是非撮りたいですね。

 体力と気力のチェックです。