ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

大学生達の発表会

2009-08-07 22:21:50 | Vision East
 7日午前中に慶應義塾大学の学生達が当町に来て、何を考えたのか楽しく聞かせていただきました。
 熱心でしたね。3人から4人のグループごとに発表するのですが、プレゼンテーション能力は田舎のおじさんたちでは到底タチウチできません。表題が英語になっていたり仏語みたいな文字が出てきたり、パソコンを使いこなしておりました。

 さらに言葉が面白いね。若者言葉というのか、「みずびたしの町」には驚きました。かつてコピーライターの糸井重里氏が「おいしい生活」という言葉でびっくりさせてくれましたが、面白いって思いましたよ。後で准教授曰く「私は酒びたし」あれは余分でした。土佐の男共はみんなそうですから。
 それに、絹の成分を利用した「エステティックサロンあんどホテル」。
 う~~ん。経費がかかりすぎるような気がするんですが、どこかに盛り込めるものなら検討に値するかもしれませんね。誰だって美しくなりたいものですから。
 厳しい指摘もありました。「他力本願はだめよ。」といっておりました。ソリャアそうですが、田舎の金科玉条ですからね。「やってくれない。だから駄目なんだ」そのとおりです。

 限られた情報の中で懸命に作業をしていただいたようです。さらに昨日彼らが取材した方々も真摯に受け止めていただいたようです。それが感じられた発表会でした。
 残念なことが一つ。もしかするとこうした試みが今回で終わってしまうかもしれないことです。1回やって済むって話では無いように思うのですがね。
 どこに予算があったのかは知らないが、1回出来たことは5~6回だって出来そうだし、出来る限りの回数をやってもいいのではないかな。
 それに、役所の職員達にとって刺激になるんじゃあないのかな。あの自由な発想はね。

 たしかに、あの自由さに面と向き合うのには少々勇気が必要ですが、それだっておじさん・おばさんパワーで乗り切らないと新しい流れにはついてゆけないでしょう。

 この3日間楽しかったですよ。