*7月25日加筆修正しました。*
今回のライブ「GR8EST」で音響システムに変更があった可能性があるのかな?と思います。
バンドが大好きな息子が最も得意とするのはエフェクターの識別です。(過去記事参照)
PAに関してはそこまでの知識はございません。
息子が説明してくれることを私がライブの時の様にメモを取って、それを素に記事を書きます。
そんな感じなので、ふわっとご覧ください。
WSで札幌の様子を見ていて何となく違和感がありました。
すばる君の存在がそう思わせたのかな?と思っていたのですが、違和感の理由はもう一つありました。
名古屋で実際に見て気づいたのは
ステージ上にアンプが無い!!
分かりやすく目立っていたマルちゃんのオーダーメイドの
オレンジのアンプも章大君のマーシャルのシルバーアンプも無かったのです。もちろん亮ちゃんのアンプも。
見通しがよくてすっきりした印象だったのはそのせいです。
更に言えば章大くんと亮ちゃんの足元もスッキリしていました。これまでの様なエフェクターボードが消えて、おそらくはワウペダルと何やら機材が一つ。
ん???アンプもエフェクターも無くて音作りはどうなっているの?
と疑問を持ちつつもクリアに聞こえて来る章大君のギターの調べに引き込まれていました。
帰宅した私は息子に疑問をぶつけてみました。
息子はPCに向かい、知らない言葉をブツブツと呟きながら様々なページを次々に開いていくのでした。
昨夜の段階で分かった事を書いておきます。
KEMPERのフットスイッチ
マルちゃんと亮ちゃんの足元にはこの機材が置いてあります。(章大君の足元の確認が出来ていないのですが、2人がこれを導入していて、見た感じも似通っているので、おそらく章大君も同じではないかと思われます。)
このフットスイッチがあるという事は、スイッチと連動する本体がどこかにあるはずなんです。(今回は確認できず)
で、この本体は一体何かというと、
これは
プロファイリングアンプです。
息子が私に分かりやすくかみ砕いて説明してくれたのは、
色々な楽器メーカー(マーシャル・フェンダーなど)のアンプの音をプロファイリングして、音を再現する。つまり、これ一台で色んな音が出せる。しかも、これ自体にエフェクターの機能も内臓されている。
という事でした。
これまでのアンプが無くても、これさえあればアンプから出る音もエフェクトを掛けた音も再現出来ちゃうんだって。
「KEMPER PROFILERはお好みのアンプやエフェクター、マイク等の特性を余すことなく自身に取り込むことが出来るデジタルアンプです。今まで存在するアンプの集大成がこのKEMPER PROFILERと言っても過言ではないでしょう。」とデジマートさんのページで紹介されています。
KEMPER(公式サイト)
GIZMODEさんのサイトで詳しく説明して下さっています。
GIZMODEさんのサイトに飛ぶと動画があるのでお時間のある方はご覧になった方がより理解出来ると思います。私も両方見ましたが、最初の動画はメガネのお兄さんが「僕が聞いた感じでは音はとてもとても良く似ているよね、イエァ!」と話していました。下のデジマートマガジンさんの方がおススメです!!実際にプロファイリングする所や直アンプとの音の比較などが分かりやすいです。(なんたって日本語ですし!)
すごい機械があるもんだ!
これはもう音響の
まづつし(←21日の噛んだマルちゃん参照)
ムビステでのバンドって他の公演の時はどうだったかな?とJUKE BOX を見直したら、ムビステでもアンプもエフェクターもありました。
更に言えば、今回はワイヤレスですよね。
これまでは写真の様にアンプの前にマイクを置いてあります。(写真はJUKE BOX の時の章大君のギターアンプ)
ギター → アンプ (シールド) → マイク → PA卓 → スピーカー → 私達
ギター → KEMPER(今回はワイヤレス) → PA卓 → スピーカー → 私達
アンプからマイクへの過程が一つ減っているのとワイヤレスなので減衰が抑えられて音がクリアに聞こえたのかもしれません。(私の耳がそこまでいいとは思えませんけど)
ちなみに音が減衰するっていうのは、シールドやラインなどのケーブルの中を「音」が走っていると考えて下さい。
ケーブルが長いと「音」も沢山走らなければなりません。長ければ長いほど「音」は疲れてしまいます。
その疲れが減衰です。(ギターマガジンの受け売り)
しかし走る距離が短ければ「音」の疲れは少なく、最初に楽器から出たまま伝わります。
ギターやベースの音にエフェクトをかける為の機材はKEMPERに内臓されているのを使用しているのか、それともラックエフェクターを使用しているのか、今の段階ではそこまでは分かりません。
ちなみにラックエフェクターとは、言葉の通りそのままで、ラックに機材を並べているシステムです。ラックエフェクターだと足元に細かい機材が無いし、ワイヤレスだと配線が無いから、よりスッキリ見えますよね。
21日のライブでは、マルちゃんがベースを弾きながらキーボードのヒナちゃんの近くまで来て、両膝を着いて演奏していたもの、このワイヤレスだからこそなのかもしれませんね。
今回の音響システムの変更を見た息子が言いました。
エイトはアイドルだけど、本当にバンドとしても、物凄くしっかりと音について考えてるよね。それで、あんなにイケメンだなんて!!すげーな。
という事で、今回の「GR8EST」ではKEMPERというプロファイリングアンプを使用しているのでアンプと足元のエフェクターボードが無かったのです。加えてワイヤレスにしていたのでケーブルが無い分、見た目も動きもスッキリでした。
KEMPERは2011年の発売なので、比較的新しいアンプです。直アンプと遜色の無い音を出す様です。ただし音には好みがあるので、エフェクターをボードに組む形の方がいいという人もいるんですね。
ただ、6人のRE DEBUTに際して、これまでとは違うシステムを導入している攻めの姿勢の関ジャニ∞さん、大好きです。
さて、もう一つ。
会場内ではお馴染みの視線を遮る鉄塔上部のスピーカーも今回は見当たりませんでした。その謎については是非とも関ジャム完全燃SHOWで解き明かして頂きたいと思います。
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「今までよりグループの人数が減り1人ひとりの負担が増える分、ローディーが出来る業務はお任せしたのかも?しれません。エフェクター等の操作はローディーでも出来ると思うので。専門家ではないので憶測ですが。」
というご意見をツイッターで頂きました。他にも同様な事を言っている方も見かけました。頂いたリプライの内容も考慮して東京公演を見たいと思っています。