親子eighterはじめました。~母はなにわ男子も嗜みはじめました。~

AmBitiousも応援中!真弓のタケ垣にタケ立て掛けたのはタケ立て掛けたかったからタケ立て掛けたのです。

MKタクシーさんのインスタライブが素晴らしすぎる件について

2021-05-11 11:45:02 | 京都 奈良 鎌倉 仏像
*インスタライブの画像はタグを付ければSNSにUPしても大丈夫と許可されております。




みなさま、ごきげんよう。
私が最近とても楽しみにしていることがございます。それは京都のMKタクシーさんのインスタライブ\(^o^)/

写真は桜の季節の東寺のライトアップの様子です。画面越しではありましたが、それはそれは美しく感動いたしました。思えば京都が好き過ぎて京都検定まで受験したのに、その後に京都には行けてないんだな・・・。


こちらは長岡天満宮と仁和寺です。夜もいいけど昼も素敵ですね。

私はMKタクシーさんの関係者でもありませんし、回し者でもありませんがオススメです。インスタライブを担当されている広報の方、まずは声が穏やかでいいのです。ゆるりとした昼休みを楽しむことが出来ます。更にはカメラワークも素敵でかゆい所に手が届く様に伝えて下さいます。コメントの拾い方も素晴らしく、解説も多すぎないのでうるさく感じず景色を見る事の邪魔をしません。かと言ってだんまりでもない程良さが心地よいです。



猪の目窓からの桜も美しい正寿院では静かな景色を楽しむことが出来ました。
時には訪問先のお寺さんの方の解説も聞きながらのライブになります。

天井のお花の絵も綺麗なのでずっとお参りしたいと思っているお寺さんの一つです。早く新幹線に乗ってビュンビュンと京都へ行きたい思いを強くしながらもMKタクシーさんのインスタライブのおかげで京都を生で感じとても癒されております。


柳谷観音 楊谷寺では担当された方のお人柄の良さまで分かりました。
花手水が有名ですが、この日は心地よく吹く風も感じられるようでした。

甍の波と雲の波
重なる波の中空を
橘かおる朝風に
高く泳ぐや 鯉のぼり

この歌詞を具現化したようにお堂の甍と元気よく泳ぐ鯉のぼりに感動しました。




東福寺がこの季節にはじめて行うライトアップの景色は息をのむ美しさ。

長く伸びる通天橋。
柱の間からは照らされた青紅葉が見えて、一つ一つが美しい絵画を鑑賞するようでした。

一度はご覧になった事もあるであろう「小市松の庭園」
苔に当てられた光が作り出す陰影のなんと素晴らしいこと!
こんなにも素敵な景色を家にいながら楽しむことが出来るなんて、本当にありがたいことです。

そして、次に京都へ行くことが出来た暁にはMKタクシーさんにしか乗車しません!

MKタクシーさんしか勝たん!!

詳しい事はMKタクシーさんのインスタで調べて下さい。ちなみに今日もこれからライブ配信があるので、私はお昼ご飯を頂きながら楽しみたいと思います。



平成の最後に克服したものとサギの電話

2019-05-09 23:27:43 | 京都 奈良 鎌倉 仏像
みなさま、ごきげんよう。

今年のGWは「10連休」と騒がれておりましたが、本当に休めた人は果たしてどれくらいいるのでしょうか?

外出した人達を行く先々で迎えて下さる方々は休んでないわけですからね。

遊び疲れた方々も、お仕事をされていた方も、どちらもお疲れ様でございました。

私の10連休はいつもの暮らしと大きく変わった感じはありませんでしたが、子供達は10連休を満喫した様子です。流石に10日お休みがあると時間の余裕があるのか、私と一緒に過ごす時間をとってくれたようです。娘とは久しぶりに一泊で旅行に行き、息子とも久しぶりに楽器屋巡りと洋服屋巡りをすることが出来ました。

息子と出掛けたお店では、先日のクロニクルで章大君が着ていた「トラのシャツ」を見つけました。

かっこいいけどイカツイ感じなので着こなせる自信がないと言う息子。いい感じの服が店頭で見つからなかったので結局通販で買っていましたけども(買ってあげたともいいますけども

娘との旅行の話は後で書くとして、先日「サギの電話がかかってきました。」

在住区の健康保険課のYから累積医療費の還付があるという電話でしたが、全部架空でした。ボスの仕事が変わったので、それに伴い保険も変わったりしたので話を聞いてしまいました。

オレオレなんて名乗るヤツには騙されないぜ!なんて思っていましたけれど、人はこうして騙されてしまうんですね。ちょっと疑問に思う所があったのでネットで累積医療費と検索すると「サギ」と出てきて念のため区役所に確認しました。

健康保険課という部署はないし、Yという人物もいないし、累積医療費の還付という事もなかったんですよ。危ない、危ない。みなさまもどうぞお気を付け下さいませ。







さて!娘との久しぶりの旅行先はこんな所でございました。

三重県の伊勢市と鳥羽市、からの答志島




今回の目的はズバリ!伊勢神宮への参拝でした。

ご覧のような巨木が立ち並ぶお伊勢さん。

外宮も内宮も鳥居をくぐると空気の感じがすーっと変わるのが分かりました。




ご存知!おかげ横丁。

とにかく、物凄い人。おはらい町は身動きが出来ない程の混雑でした。店頭の行列が通りの両側に出来ており、その間を人がすれ違いながら通り過ぎるのです。

通勤ラッシュの混雑と比較しても同等レベルの混雑具合でした(>_<)

これだけの人達が宿泊するのですから旅館がいっぱいなのは納得ですね。伊勢も鳥羽も予約が取れず船で答志島まで行ったのですから。

しかし!これが大正解でした。




ドドーーーン\(^o^)/美味でございますぅーーーーー!

伊勢エビと鯛!どちらも大好物。ご飯に期待してお昼はごくごく軽めにして良かったです。




魚の煮つけと焼き牡蠣

魚の身はふわっふわで味付けも素晴らしい。

ご覧の牡蠣は島の名産という事なのですが・・・私は中学生の頃に生カキで痛い目にあった事がトラウマとなっており、それ以来生牡蠣はもちろんですが牡蠣の形が分かるものは口に出来ませんでした。フライとかお好み焼きに入っているのは出されたら食べて来ましたけれど。

「新鮮なものは美味しいよ!」と娘がいいます。恐る恐る牡蠣の殻を外して箸でつかみます。磯臭いと思い込んでいたのですが、香ばしいいい香りがして来ました。

「これなら大丈夫そう。」と勇気を振り絞って、思い切って一口でいただいてみたのです。

「・・・おいしい。おいしい!」

ほぼ40年ぶりの形の分かる牡蠣はとても美味しかったのです!はい、苦手を克服いたしました。以前に章大君が牡蠣を沢山食べた思い出話をしていましたが、これならば私も一緒に牡蠣が食べられますね。いつか章大君とバケツを囲んで牡蠣を食べたいと思います。(妄想は自由です(;^ω^))





朝ごはんはアジの干物を焼きました。テーブルにセッティングされたのですが、そのまま焼いてしまうとおそらく一日中焼き魚の香りに包まれて過ごすことになると予想されましたので、窓を開けて窓辺で焼きました。

島まで来ると静かで、波の音を聞きながらゆっくりとした時間を過ごせました。昭和のまま時間が止まったようなノスタルジーを感じ、島のおばあちゃんの家にお泊りしてごちそうを沢山いただいた満足な時間、そんな雰囲気を楽しむことが出来ました。





前日の夜は娘も私も疲れ果てて22時前にはグッスリ眠っていまいましたので、この日はゆったりスケジュールで動きました。

ミキモトの真珠島へ行き、美しい真珠のアクセサリーを買わされました。その後で鳥羽水族館へ!水族館なんて久しぶり~~。それにしても写真のウツボの顔面が怖い( ;∀;)

スナメリ、マナティ、そしてジュゴン!写真も沢山撮ったのですが、ここでは敢えて切り口の違う写真をUP。





可愛いニモのお写真とかもあるんですよ、でもねお勧めはこちらです。

ドチザメの背中にアゴ乗せしているブサカワなフサギンポです。写り込む影にも注目してください。この二匹はタカアシガニの下でくつろいでいるんです。

ドチザメが迷惑そうに時々身体を動かすのですが、その度にブサカワなフサギンポもアゴを乗せる位置を調節していました。





鳥羽水族館で一番感動したのが、こちらのカニ

その名も「スベスベマンジュウガニ」

こちらのブログでも折にふてれ名前を出して参りましたが、生きているスベガニに出会えるとは思っていなかったので大変に嬉しかったです。帰り道はNHKのみんなの歌で歌われた「スベスベマンジュウガニの歌」をスキップしながら歌いました♪




「ぼくのなつやすみ」に出て来そうな景色。

娘と二人で遠征ではなくて旅行したのは、もしかして初めてだったかも。息子とは京都へ行った事があるので、時間があえば3人で旅行へ行きたいものです。









洗心の旅 2019 その弐

2019-03-17 21:29:35 | 京都 奈良 鎌倉 仏像

昨日の続きです。

奈良公園一帯は観光客がとても多かったです。

鹿によって怪我をする人が増えているとニュースになっていました。とにかく人に慣れている奈良公園の鹿ですが、鹿サイドから何か攻撃を仕掛けてくることは無いですよねー。そういう原因を作っているのは残念ながら怪我をしてしまった方の様に思います。

鹿せんべいがもらえると思って、まるでお辞儀をするように頭を上下に揺らして近づいてくる鹿は可愛いです。でも手のひらを見せて鹿せんべいは持っていない事を知らせると、すーっと離れて行きますもの。

次に奈良公園に行った際には鹿ジャニ∞を探そうと思っています(*'▽')





私にとって東大寺は壮大な仏像アミューズメントパークでもあります。

昨年は寒さとお天気を鑑み諦めた二月堂からの夕日を見ることが今回の一番の目的でした。

外国人旅行者と修学旅行の学生の間をすり抜ける術を身に着けた大仏殿で手を合わせた後で、三月堂で不空羂索観音菩薩に再会出来た喜びを胸に抱えて二月堂へ。

夕景を拝むまで少し時間があったので龍美堂さんで一息つきました。温かいお茶とお味噌でほっこりしました(´ω`*)

快晴ではなかったのが幸いだったのか、わずかな雲が太陽の形をくっきりと見せてくれました。

二月堂は春を告げる行事「お水取り」が私の誕生日と同じ日に行われるので、小さい頃からずっと気になっていたお堂です。少し肌寒くなった回廊から眺める夕日はとても美しく清々しく、なんとなく、あの夕日の向こうにじい様がいるような気がして、会いたいなぁと思ったら涙が溢れて来ました。形見の時計をギュっと握ると側にいてくれるようでもあり、一緒に来ることができたらどんなに良かっただろうと思うのでした。



風情のある裏参道をゆっくりと歩きました。

静かで穏やかな空気の中にちょっとだけ入りこむ鹿の落とし物の匂い。これもまた奈良の良い所ですね。

ライトアップされた南大門の金剛力士像!やはりド迫力です!衣の動きが流麗で素晴らしいではありませんか!今にも動き出しそう・・・というか動いているように思えました。

昼間よりもライトアップされた時間の方が細部までよく見えますね。夕方の景色もとても綺麗でした。

興福寺と東大寺となら仏像館だけでも古い時代の仏像が沢山あって、ここだけでものすごく時間を要してしまうので奈良公園一帯から別の場所へ行くことがなかなか出来ずにいます。




ホテルでの夕ご飯です!

予定では仏像館の後で一度ホテルへ戻って「古都華のパフェ」を食べようと思っていたのですが、それが出来ずに残念に思っていると、なんとメニューの中に


あすかルビーと古都華の食べ比べという素晴らしい物があるではありませんか!

この日も9キロ位を歩いていたのと、お昼を軽く済ませたのでお腹が空き空きだったので、全部美味しく平らげました\(^o^)/




最終日も歩きました!

春日大社でお参りをしてから、興福寺を通り抜けて猿沢の池のほとりへ。

昨年は大きな囲いが見えていた所に中金堂が見えていました。301年ぶりに変化して景色を水鳥と共に眺めました。

シャビーシックの極みとも思える「ならまち」を散策して元興寺で飛鳥時代の瓦を観察。最後はcoto cotoさんでランチ今年も美味しかったー。

帰宅してHPで確認すると京都検定3級に合格していましたこれで次回からはホテルやレストランなどの割引特典が使えまーす

京都と奈良は本当に心が洗われます。

とても便利だけど、とても怖いSNSに触れていると「怨憎会苦」の辛さもあります。短い時間でもそこに触れずに過ごす時間も大切にしようと思いました。

京都と奈良のマストな仏像は大方拝観出来たので次回からは世界遺産巡りや観光も取り入れよう。

次はいつ行けるかな~。





洗心の旅 2019 その壱

2019-03-16 23:30:15 | 京都 奈良 鎌倉 仏像


近鉄さんのオリジナル画像メーカーが楽しい!

自分で撮影した写真も自己満足ですが、まるでポスターのように作れます。

こちらは夕日の名所である東大寺・二月堂からの夕景です。

私が奈良を訪れたのは一月の終わりの事でした。

次の京都・奈良旅行は何時にしようかな?とぼんやりと考えておりました。そんな時に舞台のお誘いを頂戴してカレンダーを見て気付きました。

舞台の帰りに京都・奈良に行くと昨年と同じ日に行ける事になるんだ!これは呼ばれている!神様仏様が私を呼んで下さっている、という事は舞台に行けるのも昨年のお参りの御利益ではないか!

偶然ではなくて章大君と京都と奈良に呼ばれたんだわ( *´艸`)と、そんな思いを抱いておりました。




桜も紅葉も新緑もないけれど、それでも白梅、紅梅、蝋梅、寒桜が迎えてくれました。

暦の上では「大寒」でしたが昨年の爆弾寒波を経験しているので、今年はヒートテック要らずでした。

まずは京都で過ごしました。

インバウンドの影響で京都が混雑しすぎて日本人旅行者が京都離れしていると・・・。後日、そうでもないという記事もみましたけども、確かに京都の所謂観光名所は混雑しています。バスの混雑具合も酷く改善策が取られるようですね。

今回の京都では3つのお寺に行きたいと思っていたのですが、一つはもう少し温かい時期に行こうと考え直して今回は諦めました。その分の時間を珍しく観光に充ててみました。

八坂神社から四条通りをずーーーーっと歩いてホテルまで。すれ違う海外からの旅行者の方の多さに驚きました。祇園はカメラやスマホ越しの景色しか見てないんじゃないの!?という位、みなさん撮影に夢中でしたね。






嵐山に行ったのは高校時代の修学旅行以来でした。渡月橋が綺麗だなー、桜餅が美味しいなー、という思い出。

国宝第一号の木造弥勒菩薩半跏像に会うために可愛い嵐電に乗って向かったのは広隆寺。

仏像と言えば、こちらのお像を想像する方も多いでしょうし教科書にも載っていますよね。

静かな境内を霊宝殿へと歩みを進めます。館内は仏像ファ―ストなので単眼鏡も使用禁止でしたしスマホの使用も禁止されていました。

薄暗い館内に一歩足を踏み入れると、なんともありがたい。ガラスなどの囲いの無い状態で手を伸ばせば触れられる様な距離にいらっしゃる数多の仏像。(決して手を触れるようなことはいたしませんけどね。)

館内での時間の流れがゆっくりと感じられます。

弥勒菩薩半跏像が見つめてきた長い時間のほんの一瞬を共に過ごせた事をありがたく思うのでした。変わらないその美しいお姿で、変わりゆく世を見つめていらしたのですね。


次に訪れたのは清凉寺。

霊宝館は空いてないしご本尊もそれに合わせて御開帳だし・・・と思いながら混雑する嵐山から少し歩くと立派な仁王門が見えてきます。

人込みの竹林から歩くこと数分で静寂に包まれる境内。

本堂へ入ると信じられない光景が!

ご本尊の釈迦如来像のお姿が・・・御簾が上げられているではありませんか。

驚いて入り口の方に声を掛けると、午前中にご依頼があって今日はご覧になれます、とのお言葉。なんという幸運私が感動に打ち震えていると、こう続けられたのです。


「どうぞ、ゆっくりとお釈迦様とお話なさって下さいね。」


もしかして私を呼んで下さったのは、こちらのみほとけではないだろうか。まだ見ぬみほとけに導かれていたのだと思うと、なんとありがたい巡り合わせであったのかと感謝の思いがこみ上げてくるのでした。

嵐山では天龍寺のお庭も楽しみましたし、途中で車折神社へも参拝しました。大倉君が必殺仕事人の撮影もしていましたよね。

今回見送った神護寺はまた今度。




京都を後にして奈良へ。

木津川を越えるととワクワクするのは私だけでしょうか?

風情あるJR奈良駅の旧社も、新しいカラフルな新社も、そのどちらもいいですね。はあーーーー奈良に来たーーーーーと実感します。

まずは興福寺へGO!

中金堂が301年ぶりに再建されたのです。真新しい中金堂の鴟尾が眩しいほどに金色に輝いていました。悠久の時を経た東金堂や五重塔との対比もまた趣がありました。

歴史的な再建を目にすることが出来て、ちょっと不思議な感覚もありました。

再建したばかりの中金堂ですが、次に大きな修復をするならば800年後位だそうで、今目の前にある中金堂は800年後にどんな姿で人々の目に映るのだろうか?そんな事を考えていました。



興福寺の次は奈良仏像館です。

仏像しか展示されていない美術館!

前後左右を仏像に囲まれる有難い幸せ空間。

例えて言うならば、

関ジャニ∞しか出演しない紅白歌合戦みたいな感じです。

分かります??

司会も歌唱もOPも大トリも全部が関ジャニ∞\(^o^)/

(。´・ω・)ん?違うかな?



まあ、とにかく私にとっては非常にテンションが上がる場所でございました。

奈良仏像館を鑑賞し、その後でランチを頂く予定でいたのですが気が付くと時刻は14時(;'∀')急がないと大仏殿が閉まる・・・二月堂の夕日が沈む・・・時間を忘れる貴重な仏像館でございました。


思いのほか書くことがあったので続きます。










うまし うるはし うつくし あをによし奈良 2

2018-02-03 00:00:08 | 京都 奈良 鎌倉 仏像
みなさま、ごきげんよう。

奈良で写真を撮ると茶色や深緑が多い印象です。鹿は茶色いし苔は緑色だし。シャビーシックが好物の私としては色彩もたまらない奈良でございます。社寺のオリジナルの御朱印帖にも京都と奈良の違いがあるように感じました。京都は華やかでカラフル、奈良は一見地味ですが味わい深い渋さが素敵です。

沢山ある写真の中で唯一カラフルなのがこちら!お野菜カフェのランチ( *´艸`)




お野菜カフェ 映え!

バーニャカウダ、三種の大根のマリネ、ポテトいり玉子焼き、粒マスタードのポテトサラダ、ポテトのスープ、山芋のフライ小松菜のソテー添え、カヌレにキンカンのコンポートと奈良産の古都華というイチゴ

お、お、お、おいしい。すべてが美味しくて好み。

これだけの野菜を揃えるのは家では難しいし、色んな種類を一度に沢山頂けるのは至福のランチ。お野菜の説明もしてくださって明るい店内の雰囲気も良い感じーーー。

デザートの古都華がイチゴ好きの私を唸らせました。硬めの実にはしっかりとした歯ごたえを感じます。酸味がありますが甘味を引き立てる素晴らしいバランスで果汁も多めでフレッシュ!実も大きいので一口で頬張るとお口の中がイチゴ祭り!!

駅に向かう商店街で古都華を売っている事を確認し、仏像巡りの帰路途中で購入しホテルで食べました。また食べたい、また食べたい。

次回はこのカフェの近くのホテルに宿泊し食事はすべてここでしたいくらいです。



奈良一日目の興福寺の次は東大寺へ行きました。こちらは修学旅行以来の訪問です。





東大寺の南大門に仁王像二体!阿形と吽形を行ったり来たりして中々大仏殿に進めません。大きさはもちろん血管とか筋肉とか実に細かい表現に見入ってしまいました。

手水所でお清めをしていると突然思い出が蘇って来ました。修学旅行の時にクラスメートがここでコンタクトレンズを洗って付け直そうとした時に落としてしまったことを。みんなで探したのですが見つからず、彼女はその後の工程をメガネで過ごした事を。

どうでもいい事を思い出すのは得意分野です。

毘盧遮那仏は今日も大きい。脇侍の如意輪観音も私の好きなタイプとは違っていましたが、大きくて味のある仏様でした。

東大寺って真面目に全部しっかり回ると半日以上掛かりますよね。夕暮れまでに行けるお堂には行ってみたい!二月堂、三月堂、四月堂、などを巡りました。修学旅行では大仏殿だけだったのかな。

ご本尊を拝む事が出来るお堂と秘仏なお堂もありました。今回は全てを回る事が出来なかったので次回の楽しみとして持ち越します。

興福寺と東大寺で数多の仏像に一度に会い過ぎて混乱していました。やはり仏像は奈良!

空を夕焼けが彩る頃にスマホを見るとTDLで一日遊んだのと同じくらいの歩数を刻んでいました。




鹿でした!


奈良公園の鹿は可愛かったです。鹿たちを見ていて思い出したのは「鹿男あをによし」

私に話しかけて来る鹿はいないかなー( *´艸`)鹿の運び番になってもいいんだけれど。帰宅して「鹿男あをによし」のドラマを一気に見直したのは言うまでもありません。





奈良の二日目は春日大社からはじまりました。

午前中だったからか、予想していたより混雑していませんでした。仏像巡りなので神社への参拝はどうしようかなーと思っていたのですが、ここは父が生前に行ってみたい!と話していた場所。一緒に行きたいね、と病室で話していた事もあり、父の形見の時計を身に着けて参拝しました。

若宮15社巡りも行って参りました。15社がある森の中も人はいなくて、神聖な空気を感じながら一つ一つ丁寧に巡って来ました。途中で不思議な体験をしたので、そのことを授与所の方にお話すると「そういうお話ははじめて聞きました。きっとお父様が一緒にいらしているんでしょうね」と答えて下さいました。私もその方も泣いてしまいましたけれど、その後もとても優しく対応して下さいました。温かい人との出会いもまた奈良を大好きになる一因なのでした。







薬師寺・唐招提寺にも行きました。修学旅行での記憶ではどちらも来ているのですが・・・唐招提寺で現地のおじさんガイドさんが一生懸命に真面目に鑑真和上のお話をしてくれたのですが、カーディガンのボタンの掛け違いが気になって話が耳に入らずにいた事は覚えています。

どちらのお寺にも素晴らしい仏像の数々。高校生のあの頃の私の琴線にはどうして触れなかったのかな。あの頃に気にならなかった自分に腹が立ちます。

薬師寺は金堂の薬師三尊像も大講堂の弥勒三尊像も圧巻でした。4倍の単眼スコープも大活躍していました。いや、もう、これらの仏像も素晴らしいのですが、事前の想像を超える素晴らしい仏様に出会ったのです。東院堂の観音様は均整のとれた美しいお姿で正座した足が痺れなかったらいつまでも手を合わせていたことでしょう。





旅の最終日は少し足を延ばして法隆寺へ。

金堂に中に入るとタイムスリップしたような感覚でした。お堂の中の空気が外と明らかに違い、時代の香りを感じます。白鳳時代の仏像の四角い台座が好きだったりするので、仏様本体だけではなく、それ以外にも見どころは満載です。

大講堂や大宝蔵院も含めて歴史の教科書で見た事あるあるーーーという法隆寺。西円堂の薬師如来があの大きさで脱活乾漆像(阿修羅像と同じ)だという事に感動し、峰から見下ろす斑鳩の里にはどこか郷愁を感じるのでした。

この時点では奈良を好きになり過ぎて、この日の午後に帰らなければならないなんて・・・と思ってしまうのでした。






旅の締めくくりは法隆寺から中宮寺へ。

中宮寺といえば「あの仏像」ですよ!木造菩薩半跏像
こちらの仏様は夢に見るほどお目にかかりたかったのです。念願が叶いました、有難い事です。飛鳥時代からのアルカイックスマイルに癒されました。衣のひだも美しかったです。

本堂の周りがお堀になっているのは珍しいですね。お庭でカワラヒワが小枝に止まって鳴いていました。赤い実を食べに来たのかな。


中宮寺を最後に奈良を後にしました。




シリーズ鬼瓦!色んな顔があるんですね。これからは鬼瓦の写真もコレクションしよう。

奈良から京都へ行くと雪の影響で新幹線に遅れが出ているとアナウンスがありました。それでも上りの新幹線は時間通りに発車しました。奈良は晴れていたのに京都から数分で車窓が雪景色に一変しました。途中でやや速度を落としての走行でしたが最終的には品川駅に5分遅れで到着でした。

山手線の混雑、井の頭線への雑踏、東京へ帰って来たなと実感しました。

最寄り駅から雪の残る道をゆっくり歩いて帰宅。京都駅で必ず購入する駅弁を家でのんびりと頂きました。








行きは爆睡中だったけれど、帰りは富士山が綺麗に見えました。

楽しかった!最高だった!なにもかも素晴らしかった!


奈良が大好き。


少し前は老後は鎌倉に住んで「鎌倉のおばあちゃん」になろうと思っていたのですが「奈良のおばあちゃん」でもいいかなーと思い始めています。

今回の旅で温かくてステキな人に沢山出会いました。こちらの真っ直ぐな気持ちをくみ取って下さる方のなんと多かったことでしょう。

真面目に真っ直ぐに、自分が困っていなくても誰かが困っていたら助けてあげられるようになりたいと思います。