ここに一冊のパンフレットがある・・・カゴツルベのパンフレット。
これを初めて手にしたあの日・・・・。
その漆黒の滑らかな表紙に白い傷。
何かが付着していて、気になったので綺麗にしようと見ていたら、
ボスが「かして～」と言って表紙をこすり始めた。
アルコール除菌ウエットティッシュで・・・・。
嫌な予感がしていた。
その結末が上の写真。
母はマジ泣きして、ボスがドン引きしていた。
本当にびっくりして引いていた（笑）
もちろんパンフレットは無事に買いなおされて、未開封のままの保存盤としてしまってあります。
これは、今から一年ほど前のお話です。
カゴツルベの物語も、雪の降る中で治六とお市が一年前の出来事を振り返る所から始まりました。
舞台が暗転すると、数秒間の静寂の中に声が響くのです。
文左衛門さん、文左衛門さん…
その声の主がカゴツルベの主人公、次郎左衛門です。
初めての鑑賞の時思ったのは、
あっ、章ちゃんの声だ！
という事。でも二回目からは違った。
僅かな暗転は私を吉原へといざない、抜け出せなくしてしまうのでした。
そして今日はどんな次郎左衛門に会えるのかとドキドキさせてくれた。
あれから一年・・・。
吉原は今日も嘘と真が交錯しているに違いない。
吉原の太夫・ヒロインは日々入れ替わっているのだろう。
だた、そこにもう次郎左衛門の姿は無い。
今日は私が最後に見る事が出来た公演から丁度一年が経ちます。
あの日…
安らかに求め過ぎず…
そう、絞り出すような声を最後に聞いてから一年。あれから次郎左衛門には会えていない。
だから今日は私にとっては次郎左衛門の命日なのです。
カゴツルベというお話の中で次郎左衛門の魂が生き続けているのならば、会いたい。もう一度。
もう一度会えるなら、私は、あの僅かな暗転の間に泣いてしまうに違いない。
この暗転が明けたら、そこには会いたくて会いたくて仕方が無かった次郎左衛門の姿がある事を知っているから。
その舞台が、どれだけ素晴らしいかを忘れてはいないから。
思えば青山劇場の入り口には、吉原の大門を模した赤い大きな門があった。
入る時は、ドキドキしながら。でも帰りはいつも涙を拭きながら…。
すぐには電車に乗れなかった。
だって、お化粧が…(笑)
そして何よりも、気持ちがカゴツルベの世界に残ったままで、どうしていいか判らなかった。
だから、毎回青山劇場の隣の国連大学のベンチで余韻を消化して地下鉄に乗った。
でも、本当の意味でカゴツルベを消化出来たのは、もっとずっと後の事で、更に私自身がその事実に気付くのに半年かかっていた。
前に、章ちゃんお待たせ～と記事を書いた事があった。
その時は、自分の中で止まってしまっていた時間に章ちゃんを存分に感じる事が出来なかった、章ちゃんに対する申し訳無い気持ちと、自分に対する情けない気持ちからだった。
カゴツルベで止まってしまった時間を再び動かしたのはＲＯＭＥＳの砂村君だった。
でも、その時でさえも私は、どうして時間が止まってしまったのかが、まだ判らなかった。
それを判らせてくれたのは、章ちゃんを大切に想うお友達とのメールからだった。
カゴツルベは私の想像を超えた所に存在していた。安田章大という役者の演じる舞台が、その時の私にとっては完璧以上の物だったのかな。
だから、もうこれ以上は無いな…と勝手に思い込んでしまったのだ。
これ以上素晴らしい舞台は無い。これ以上、章ちゃんを好きな気持ちが無いくらい、そこが上限だって決めてしまっていた。
だから気づかないまま、いや、気づけないまま時間が過ぎてしまっていた。
時間が止まってしまった理由を気づかせてもらって本当に良かった。
進化し続けている安田章大を、リアルタイムで、これからもずっと感じていたい。
もうこれ以上好きになれないと想っていた一年前より、
今日の方が、ずっとずっと章ちゃんの事が大切で大好きになっています。
今日も、章ちゃんを想える幸せに感謝しています。
ありがとう、章ちゃん。
ｼﾞｬﾆｰｽﾞﾌﾞﾛｸﾞﾗﾝｷﾝｸﾞ参加中！よろしくお願いいたします。ぽちっ続きでコメントのお返事です！！
麗さんへ。
動画サイトあさりまくりですね。はい、もう立ち直りました。これは、神様がＤＶＤＢＯＸを買えと言っているのだと思うようにしました。
リサ☆さんへ。
ええ、順番がそろっていないのは、大変ですね。話が全部つながっているから面白い！という部分もありますのにね。
再放送…そうですね。とりあえず今は動画サイトで探します。
ブログ開設当初にも記事にしたのですが、関ジャニ∞って、家族思いだったり、お母さんを大事にしてる感じが、とても大好きなんです。
そんな所を推していけば、色んな年齢層の方に応援してもらえると思っています。
そんな意味では新番組に期待しています！！
母の風は「麻黄湯」で治しました。よく効きました。
さくらさんへ。
そうですね。びっくりですよね。ＤＶＤＢＯＸを買いましょうかねえ…。
のべ子さんへ。
いえいえ、お気遣いありがとうございます！！19日に2話分放送されたのですよ！！
第3話と第4話…！
とりあえず今は動画サイトをあさって…我慢することにします！
くららさんへ。
そうですよねえ。ショックですよねえ。これはもう立ち直るしかないですねえ…。
臨さんへ。
そうですよねえ。知らなかったですよねえ。
本当に月日がたつのは早いですよね。0号室も半年？くらいやってましたもん。長かったです。
カゼもあっと言う間に退散してくれました～。
ぷりんの方が見れない方がいらっしゃいますよね。配給元にお願いするのがいいみたいです。
きんもくせいさんへ。
そうだったのですよ。事前にもっと、大きく告知してほしかったですう…。
0号室は、まだこれからＤＶＤも出るのでそれまで待ちますが…。金スマは…動画サイトさんであらわれるかもしれないのを、待つしかないですねえ。
しみめぐさんへ。
ですよねえ！でも、金スマはどうにもならないので、これもいつか何かで見られる事を願うしかないですね。
また一つ学習しました（笑）
あすかさんへ。
そうですね。金スマさんももっと主張して欲しかったですよねえ。
この扱いにも涙が出ます…。まったくねえ…。残念です。
合鍵妄想はニヤニヤしている娘を見ているのが楽しかったです。合鍵もらって・・・・どこへ行くのでしょうか？（笑）
漫画ネタは毎回盛り上がりますよね。親子は漫画は詳しくないのですが、楽しそうなよこちょに満足です。
さやさんへ。
ふがいないですよねえ。本当に。
いつか、見られる事を願いましょう！
みーちゃん∞へ。
自分の思春期の事なんて・・・思い出せなくて（笑）
娘と息子でも、成長の仕方が違うので、色々と大変です～～～。
はい、母はがんばりますっ！
あゆさんへ。
番組改編期のＳＰ番組は、好みの物が無い時があるので、そんな時はどうでしょうな我が家です。
何度見ても同じところで爆笑してます。オチは判っているのにっ（笑）
いつかブンブンの刑に処されたい親子です！
よこちょの東京公演は厳しかったですね。大分楽しんでいらして下さいね。
Baby BlueからHorizon Blueへ・・・・。
可愛いだけじゃないBlue
水平線の様な、広くて大きなＢｌｕｅ
どこまでも続く地平線のようなＢｌｕｅ
優しく包み込むようなＢｌｕｅ
色んなBlueにわくわくします。
そして、Ｂｌｕｅ Ｍｏｏｎ。
何を願おうかな。
