DEEP SEAα

ココロの軌跡

Beautiful Colors

道の駅にて

2005-08-21 | 遠い日の海(過去エントリー)
東京からの旅だと言う。


「大間崎まで行ってきました。」


誇らしげに言う日焼けした彼は,とてもシャイに見えた。

あてもなく日が暮れるまで走るのだそぅだ。
お尻が痛くて仕方ないのは,想定外だったらしい(笑)。

たった1人での旅。
何か思う事があったのかな…?

全身でぶつかっているかのよぅに,無謀とも思える冒険。
なんだか羨ましかった。
若さがあるからこそのチャレンジ。とても眩しく見えた。


ありがとう。なんだか元氣がでたわ。
何かにチャレンジしようとゆぅ勇気をもらった気がする。


(だってね,君の愛車は,私が君くらいの頃,どこに行くにも一緒だった相棒と
同じマシンなの。
あの頃は排ガスの汚れも,フルヘルの煩わしさも関係なかった…。
お尻の痛さもよ~く知ってる…。)



胸が熱くなってしまったのでした。



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お盆

2005-08-17 | 遠い日の海(過去エントリー)
さて,今日から通常の生活に戻るわけですが,[二十日盆]の言葉もあるよぅに20日まではお盆さまなので,私の持仏さまもまだお盆の飾り付けです。

昨日は先祖の眠るお寺に送り盆のお参りに行き,ご本尊さまにもご挨拶をしてきました。

[舟っこ流し]と花火を見て,お盆の行事が終わりました。


私は,8月に入って何日かすると色んな物が見え始めます。「あぁ,お盆だなぁ」と感じます。そしていよいよ盆の入りを迎える頃には,見え,聞こえ,香りがします。
いつもの事なので自分の中では不思議はありません。
ただ,会いたかった仏さまがおいでになったりすると,嬉しくて涙が出そうになります。安心してくださるよう話をします。

お盆は,本当に霊魂が活発に動き回り色々な現象が起きます。関係のない仏さまがコンタクトしてきた時は,シャットアウトしますが…。


お盆が終わるとご先祖さまはあの世に帰ります。なんだかちょっぴり寂しくなってしまう,私なのです‥


怪談ではなく,純粋な霊魂の存在の話でした。


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海の表情

2005-08-03 | 遠い日の海(過去エントリー)
『海』は怖い。

遠浅でカラフルな浮き輪がいっぱいの海水浴場,白い砂浜が続く南の海
子供の私にとって,海はそんなイメージだった。

でも,三陸海岸の側に暮らす者には,知らなければならない悲しい過去があった。

『三陸大津波』

だけど子供の心には,何かずっと遠い昔の話のよぅに聞こえていた。
海は穏やかな顔をしていたから…。

しかし,大好きな祖母が三陸大津波の体験者である事を知った。
ほとんどの親戚.縁者が津波で亡くなった事も…。
だから祖母は,ことのほか地震を怖がった。そして海も…。

祖母の家からの帰り道,台風が接近している海を見た。
波は高く,もの凄い風,聴いた事のない音がしていた。
それはすべてを飲み込んでしまう程のエネルギー。恐ろしい表情。
初めて見る海の顔だった。

私が本当に海が好きになったのは,その時から‥。
自分の小ささを感じ,鳥肌が立った。海には絶対かなわないんだと思った。

それからの私は海に魅入られ,時間が許す限り海に行き,生活のほとんどが海に関連している

大好きな大好きな海

そしてとっても怖い海。


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