DEEP SEAα

ココロの軌跡

Beautiful Colors

恍惚

2007-06-12 | 遠い日の海(過去エントリー)

夢を見た



私の夢はいつも総天然色で臭いも味もあるから

目覚めてからも現実との境が曖昧だ




子供の頃は怖い夢がとても恐ろしかった




現実の方がよほど恐ろしい事を知るまでは






それでも年に何回か、汗ビッショリで飛び起きる日がある







昨夜の夢





私は、老女をメッタ刺しにした



それはトンカツやチキンソテーの下処理をするが如く



何の感情もなく淡々とえぐった




散々、返り血を浴びたのが暑苦しくてウザかった





腕を切り落とし咾鯢埃海癖慇泙蟠覆車のトランクへ押し込んだ




多量の血が流れていた





「あぁ、人に見られたらマズいな」


と思った






それでも、そのむせかえるような血と脂の混じった匂いが海箸里曚潅呂茲橡④世辰br>
快感と呼べるほどに 気持ちよかった





私は、満足だった









そこで目が覚めた





暫くは恍惚としていたが

やがて我を取り戻し哨辰箸靴br>



良くない兆候だ








突然の暑さが呼び起こした燭世琉㌣粥br>

それとも……






多分、ニュースの見過ぎなんだろうと
言い聞かせている





それにしても・・・












有り得ない快感だった


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密厳院発露懺悔文

2007-06-06 | 遠い日の海(過去エントリー)

我等懺悔す   

無始よりこのかた妄想に纏はされて衆罪を造る

身口意業常に顛倒して     
誤って無量不善の業を犯す

珍財を慳悋して施を行ぜず   
意に任せて放逸にして戒を持せず

しばしば忿恚を起して忍辱ならず 
多く懈怠を生じて精進ならず

心意散乱して坐禅せず      
実相に違背して慧を修せず

恒に是の如くの六度の行を退して 
還って流転三途の業を作る

名を比丘に仮って伽藍を穢し   
形を沙門に比して信施を受く

受くる所の戒品は忘れて持せず  
学すべき律義は廃して好むこと無し

諸佛の厭悪したま所を聞いては希望を起す

貧乏の類を聞いては常に厭離す  
故に殺し誤って殺す殺す有情の命

顕はに取り密かに盗る他人の財  
触れても触れずしても非凡行を犯す

口四意三互に相続し       
佛を観念する時は攀縁を発し

経を読誦する時は文句を錯る   
若し善根を作せば有相に住し

還って輪廻生死の因と成る    
行住坐臥知ると知らざると

犯す所の是の如くの無量の罪   
今三宝に對して皆発露し奉る

慈悲哀愍して消除せしめ賜え   
皆悉く発露し 
尽く懺悔し奉る

乃至法界の諸の衆生       
三業所作のかくの如くの罪

我皆相代って尽く懺悔し奉る   

更にまたその報いを受けしめざれ







興教大師

 

◇密厳院発露懺悔文(みつごんいんほつろさんげのもん)は、真言宗中興の祖、興教大師覚鑁が、腐敗した寺の内紛に深い憂いを持ち、金剛峰寺内の自所「密厳院」において3余年に及ぶ無言行を敢行、その直後、一筆のもとに書き上げたと言われる偈文。






合掌

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密厳院発露懺悔文(読み下し)

2007-06-06 | 遠い日の海(過去エントリー)
1.われは懺悔します。

妄想にとりつかれて、もろもろの罪を犯してきました。


2.身と口と意(こころ)の行いは、つねにひっくりかえり、多くの悪行を誤って犯してきました。


3.財産を惜しんで人に施さず、気の向くままに、ふしだらな生活をし、、戒めなどまったく守らなかった。


4.よく腹を立て、我慢をしない。怠けることばかり考えて、少しも努力をしない。
心はいつも乱れているが、座禅などしたことがない。


5.道理にはずれているのに、智慧を磨こうともしない。


6.六波羅蜜行などしたことがないのは、かえって地獄行きのもとをつくっているのだ。


7.僧侶の名を借りて寺院を汚し、僧侶の格好をしてお布施をもらっているのだ。


8.授けられた戒律は、とっくに忘れてしまい、学ぶべき修行は嫌いになっている。


9.諸仏が嫌がっていることを恥とせず、菩薩たちを悩ませていることを恐れない。


10.遊びまわり、冗談を楽しんでいるうちに年をとり、人に心にもないお世辞や、嘘をいっている間に、むなしく日は過ぎていく。


11.善き友を避けて、愚かな友と親しみ、善いことをしようとしないで悪いことをしてしまう。


12.名誉がほしいので自画自賛をし、徳の高い人を見ては、ねたましく思う。


13.自分より劣った人を見ては高慢になり、金持ちの暮らしを聞いてはあこがれ、貧乏な暮らしを聞いてはおぞましく思う。


14.過失で殺すも殺意を持って殺すも殺人にかわりなく、強盗にしてもコソ泥にしても盗人にかわりがない。


15.触れても触れなくても、不倫な行為は不倫である。


16.悪い言葉や悪い心のはたらきが互いに重なって、仏を観想しても心が落ち着かず、経を読んでも間違える。


17.もし善いことをしても、その結果を期待するから、かえって迷いの世界に入るもととなる。


18.毎日の暮らしのなかで、知らないうちにたくさんの罪を犯している。


いま、仏・法・僧の三宝のおん前で告白いたします。


なにとぞ慈悲のお心でおゆるしください。

ここに、すべてを懺悔いたします。

自らの行いと、言葉と、心の動きによってできた罪を、わたしはすべての人に代わって、懺悔いたします。


なにとぞ、すべての人が悪行の報いを受けませんように。



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