以前からバリの音楽が好きで数枚CDを揃えました。
バリには行ったことはありませんが,ガムランの音色を聞くととても懐かしい気持ちになるんです。
バリの海の音のような気がして…… 。
先日,その大好きなガムランの音色のするアクセサリーの存在を,ある方が教えてくれました。
バリに伝わる手工芸で,『ガムランボール』と呼ばれる物なのだと。
シャランシャランと,とても美しい音色を響かせるんだと言います。
現地で買い付けてくるショップが近所にあるというので,急いで出かけました。
私が選んだのはトップにラピスラズリの石がはめ込んであるもの。
胸元で揺れる度,シャランシャランと,それはそれは優しく美しい音を響かせます。
私には波の音のようにも聞こえます。。。
身につける事で御守りになるんだとか…… 。
とても気に入ってます
先日,念願叶って,酒田の「夢の倶楽(くら)」の中にある,寿三郎作品の常設展示場,『華の館』を訪れる事が出来ました。
酒田湊といえば豪商が作り上げた蔵の町。
料亭や廓が栄え,遊女のいる町だったそうです。
その遊女を並べた雛人形を,寿三郎さんは作りました。
遊女の華やかさと妖しさと,物悲しさ…。
その表現力は息を飲むほどでした。
帯の裏からうなじの生え際まで,それはそれは行き届いた繊細な仕事でした。
花魁を見つめていたら,思わず胸が熱くなる程で。。。。。
寿三郎さんのあの独特のキャラクターならではの,優しい美しい作品。
お声が聞こえてきそうでした。
極めるということは並大抵の努力では成し得ない事なのだと,遊女達を見て思いました。
寿三郎さんが,ますます好きになりました
空気が澄んでいたので,雲までクッキリと見えて,眩しい程の月でした。
私は月や星が大好き。
今日は朝から体調が思わしくなく,家でゴロゴロしていましたが,綺麗な空気が吸いたくて車を走らせました。
いつもなら,こんな体調の時に外出する事は絶対ないのですが,今夜は心のリハビリをしたくて,ドキドキしながらのお出かけです。
綺麗な月はそんな冒険へのご褒美。
女性の象徴でもある月。
まるで優しい女性に逢って,パワーを貰ったような気持ちでした。
これからますます,月が美しくなる季節。
満月までもうすぐです
普段聴いている音楽は,グランジかクラシックという私ですが,クラシックは殆どがオペラかピアノです。
黙っていても汗が吹き出して来るような季節に,さすがにピアノは聴きませんが,近頃は虫の音も聞こえてきて秋の気配が日に日に濃くなってきたので…… 。
今宵は,ルービンシュタインのノクターンを。。。。。
彼の奏でるショパンやドビュッシー,ベートーベンまでもが,何故こんなにもセクシーなのでしょう……?
私はフジコヘミングのリストやショパンも相当好きですが,時に重くなって疲れてしまうと言うのが正直なところ。
日々の煩わしさから離れて,ちょっぴり幻想的な夜へと誘ってくれるのは,やはりルービンシュタイン。
彼でなければ,手放しに陶酔できるものではありません…… 。
是非とも一度,聴いてみる事をお勧めします。。。