大したことはないんです。
お料理をしていて,手に油が跳ねてしまって。
大丈夫です。
油の火傷は深くなるしシミになってしまうと怖いから,しっかり手当しました。
ただ,私はまわりの者に手を傷めることをするのをキツく戒められているので,ちょっとした事件です(笑。
重い物を持つことは勿論,缶のプルトップでさえ自分では滅多に空けません。
油で炒める料理は手袋をしてやります。
昨夜は油断しました
実は私は子供の頃,自分の手が大嫌いでした。
まわりの人とは明らかに違う自分の手を。
大人達は褒めてくれましたが,私はぷくぷくとした指に丸いちょこんとした爪に憧れました。
学生の時の身体検査の時,必ず教師に注意されたものでした。
「短くしてこい」と。
「これ以上切ったら深爪ですから」
いつもこの繰り返し。
でも大人になってからは,そんな自分のコンプレックスも他人から羨ましがられる事が多くなり,「手タレしないの?」と聞かれることが増えました。
その頃からでしょうか。
ようやく,自分の手が好きになれました。
私の父方の祖母は,父が3歳の頃流行り病で亡くなりました。
その祖母は近所でも有名な指の長い人だったそうです。
祖父は生前よく「あいつにそっくりな手だなぁ」と,私の手を見て言っていました。
「そうか。
この体は,ご先祖様が私にくださった尊い体なんだ。もっと大事にしよう,好きになろう」
と思うようになりました。
手は,自分にとって自慢です。
普段,雑誌をめくってもTVを見ていても,負けたと思った事はありません。
普段はネイルアートもしないしサロンに行くこともないけど,美しいままでいてくれます。
だから・・・
火傷は大失敗でした
なんだ!? ただの自慢話かい
えっ!?
・・・そうです。
悪しからず (笑)
欲しい方には画像お譲りします(爆
ハイヒール以外で出掛ける事は決してないの。
紫外線を浴びるなんてとんでもないゎ。
エアコンの効いた室内しか考えられない。
花は薔薇が一番好き。
だって私の誕生花だもの。
安物は嫌。
深紅の大輪がいいの。
野の花は地味だからあまり興味ないわ。
ハマエンドウは海辺の砂浜にしか咲かない。
しかも限られた時期だけ。
咲かない年もあるらしい。
だから内陸部に住む私は,滅多に会えない。
数年前,海を背にして一面に咲き乱れるこの花を見て,声も出ないほど感動した。
辺り一面,なんともいえない甘い匂いが漂っていた。
あまりの美しさに何輪か摘み取って持ち帰った。
… 花は色褪せ,芳しい香りは消えていた。
私はまるで叱られた子供のように,ションボリと悲しくなった。
野の花は野に咲くままに。
自然の掟は厳しいのだと理解した。
その時から,私はことのほか野の花が好きです。
スニーカーで出掛けます。
花に顔を埋め,泣いてしまいたい衝動に駆られた昨日でした。
ホタルもそろそろですか?
私の住む地方では,今,ハルゼミが盛んに鳴いています。
ハルゼミの声って,聞いたことありますか?
初夏の今頃しか鳴きませんが,とても美しい声なんです。
ぽろぽろぽろぽろぽろ~~
と,聞こえてきます。
あっ,カジカ蛙も鳴いてる!
うっとりする声。
ずっと聞いていたい程。
清流の証拠ですね。
山の方に目をやると,藤の花や桐の花,栃の花も咲いていて,ニセアカシアもちらほら咲き始めました。
ミツバチは大忙し
今年は全体的に時期が遅めみたい。
もぅすぐ,キイチゴ(ラズベリー)や桑の実(マルベリー)の季節。
狐のおしろいも見え始めるでしょう
虫が苦手な私は,相方が渓流釣りをしている間,お花や小さな友だちを見て,楽しんでます。