'92 春
彼が sayonara も云わずに 姿を消してしまってから
今日まで私は
彼の曲はもちろん
彼に関する番組なども 視ていない
一切 封印してきた
今日 その封印を解こうと思う
私が初めて聴いた曲 「 15の夜 」
鳥肌がたつほどの衝撃だったことを
今でも 憶えている
その頃の尾崎は まだ 全然メジャーではなくて
私のまわりにも知っている人はいなかった
私は テープが擦り切れるほど 何度も彼のアルバムを聴いた
けれど彼のfanであることは 誰にも話さなかった
唯一 知っていたのは
尾崎と同い年だった兄貴
そして 愛していた彼だけだった
その頃の私も そして 封印してから今日までも
誰にも話しては いない
それは 多分
彼の創る曲が
あまりに ジブンと重なる部分が多く
重くて深い 胸のうち そのものだからだったと
想う
カリスマと 称賛を浴びた彼が
日を追う毎に憔悴し
壊れていく姿を目の当たりにしながら
見守ることしか 出来なかった現実
そして
真実を誰にも伝えないまま
ひとり寂しく 逝ってしまった こと
それは
私にとっても
とても深い闇のまま
ココロに陰を落としているからだと想う
尾崎の曲には
想い入れの深いものが多くて
一瞬で あの頃の私に戻る .....
いや あの頃と 何も変っていない
ジブンを確認できてしまう
・・・・・・・・・・・・・・
色々探していると Live映像や PV などの数の多さに驚く
デビュー当初から 見て来た人たちにはわかるであろう
再生回数の多い 美しい映像の中にあって
思わず眼を逸らしてしまうほど
痛々しい姿の 尾崎
とても ..... 哀しい
今年は 17 回忌
そして 今日は 彼の Birthday
元気でいれば 43歳 ...... だった
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「おや、あの河原は月夜だろうか」
そっちを見ますと 青白く光る銀河の岸に 銀色の空のすすきが
もうまるでいちめん 風にさらさらさらさら ゆられてうごいて
波を立てているのでした
「月夜でないよ 銀河だから光るんだよ」
ジョバンニは云いながら まるではね上がりたいくらい愉快になって
足をこつこつ鳴らし 窓から顔を出して
高く高く星めぐりの口笛を吹きました
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
河原の礫は みんなすきとおって
たしかに水晶や黄玉や またくしゃくしゃの皺曲をあらわしたのや
また稜から霧のような青白い光を出す鋼玉やらでした
ジョバンニは 走ってその渚に行って 水に手をひたしました
けれどもあやしいその銀河の水は 水素よりももっとすきとおっていたのです
それでもたしかに流れていたことは
二人の手首の 水にひたったとこが 少し水銀いろに浮いたように見え
その手首にぶっつかってできた波は うつくしい燐光をあげて
ちらちらと燃えるように見えたのでもわかりました
あ か い め だ ま の さ そ り
ひ ろ げ た 鷲 の つ ば さ
あ を い め だ ま の 小 い ぬ
ひ か り の へ び の と ぐ ろ
オ リ オ ン は 高 く う た ひ
つ ゆ と し も と を お と す
ア ン ド ロ メ ダ の く も は
さ か な の く ち の か た ち
大 ぐ ま の あ し を き た に
五 つ の ば し た と こ ろ
小 熊 の ひ た い の う へ は
そ ら の め ぐ り の め あ て
月は
美しき女神たちを魅了し
なめらかな肢体が
狂おしく あまやかな吐息を 漏らす頃
その緩やかな廻りは そっと 静かに満ちてゆく
降り注ぐ妖しき光が
うちなる炎(ほむら)をたぎらせて
愛しい名を呼ぶ口唇までも
女唇の如く濡れて 震えていくのが 見えるよう .....
そして 私は ______
熱さを奪われた 仄暗い躯で
甘い吐息も 置き去りにしたまま
獣のように呻き続ける
満ちる廻りの 月の光が
ますますに白く露になる 肌を射抜き
苦痛に歪み キツく噛んだ唇だけが
紅の血潮に 浮かびあがらせ
此処が 生贄の所在(ありか)であることを
報せる
ねぇ ?
身震いするほど 耽美な姿
___ でしょう?
だってあなたは
こんなにも サディスト
私は
それ程に マゾヒズムな sacrifice
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今年もこの季節がきました
一番搾り とれたてホップ 生ビール
旬のものに合う 季節限定の美味しいビールはたくさんありますが
やはり地元で採れたホップから造られているこのビールは 私にとって特別のもの
一番搾りシリーズの殆どには 遠野産のホップが使用されています
そして その年収穫した 採れたてのホップから造られるのが このビールです
一般的なビールと違うのは まずは香り
口に含んだ瞬間 爽やかなフルーツのような香りが広がります
きっと フレッシュなホップならではのものだと思うんですが
それは本当に 意外な程香りたって
喩えるなら スプマンテのような雰囲気
特に今年のは 香り高い気がします
そして えぐさをカンジさせないのに しっかりとした苦味
普通ビールは 乾燥させたホップを使いますが これは凍らせて細かく砕いたものを仕込んでいるのだそうです
なので 瑞々しいままのホップの香りがするのでしょう
ビールがあまり得意でない私も これは飽きずに飲めました
数量限定なので買い占める人も多く 地元でさえ直ぐに売り切れになってしまうほどです
飲んでみたい方は お早めにどうぞ
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