どっかの女優じゃないけれど
私の血液は Ginで出来てるほど
愛してるから
久しぶりに飲む今日は 手頃なコレあたりで
今夜から 暫くは
ひとりきりの 夜 だから .....
一緒に 飲み明かさない?
ココで (笑)
想えば 引っ越してから 座っていなかったと気がついて
昼間の熱気を孕んだ風が 少しだけ吹き込む 夕凪の時刻
息を整え 座った
静寂の中 流れる時は
確かに 此処を包み込むのに
一息ごとに 取り込まれる
その先天の気に 意識を融け込ませるなら
私であって 私ではなく
誰かであるかもしれぬのに 私でもない
其処にある筈の 実感を離れ
息とひとつになるとき
音は無く
色も無く
匂いも無く
光と陰も無く
其処では ただ
空のみを 観る
空は無であり
空は想であることから 離れては
私は 決して私ではないかもしれぬと
座ることでしか 知り得ない其等を ......
今宵は いい夜だ
暑い一日だった
バスに乗るのも 街へ出るのも
地元では久しぶりのこと
待ち合わせの時間までは 間がある
ひと息つくために入ったカフェの
水の不味さに イヤな予感がして
気を逸らそうと覗いた parfume shop
不躾な店員のcalgelが
イライラの矛先を手招きしたから
”××××××?”
そんな詞を放つのは
らしくあって らしくないけど
久々のこと
蒼ざめて固まった彼女に 苦笑
舐めるようなオヤジ共の視線は 何時ものコトだけど
無遠慮に視線を止めては ニヤニヤしながら連れと話し始める
そんなヤツには 吐き気を催す
居心地の悪さを コイツのせいにはしたくないから
薄手のカーデを羽織直した
クソ暑いのに.......
コレだから 地元は馴染めない
いつまで経っても ____________
突然の暑さの日の私は
決まって相当 機嫌がワルい
おぼろに霞む月が
夏が来たことを 知らせていた
危うい夜の rendezvousなのに