子育て支援センターひろば「ぱんじーるーむ」

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喫茶室、授乳スペース、ベビーベッド完備。
場所は、五戸町倉石保育園内です。

①代表的な夏風邪「ヘルパンギーナ」

2010年07月01日 11時45分49秒 | 日記
今日から7月。みなさんお元気でお過ごしのことと思います。

梅雨明けを迎えると、夏に多い感染症の流行が気になります。初夏でも日差しが強かったり蒸し暑い日もあるので、熱中症への注意を忘れないようにしましょう。

さて、今日は、子どもがかかりやすい病気「ヘルパンギーナ」についてです。

【どんな病気?】
「夏風邪」の一種で、夏に流行る感染症の代表的なものです。主に、コクサッキーA群ウイルスというウイルスに感染すると起こります。感染者の咳やくしゃみ、便を経て感染し、潜伏期間は2~3日ほど。

【どんな症状】
急に38℃~39℃前後の高熱が出ます。のどの奥の粘膜に小さな水ぶくれがたくさんでき、やぶれて潰瘍になると強く痛むのが特徴です。のどが痛くてうまく飲み込めないため、乳児はよだれが多くなったり、幼児でも食欲が落ちることが多くあります。熱は数日で下がりますが、のどの痛みはその後も4~5日ほど続きます。

【対応】
熱が下がったあとの、のどが痛い時期は、食事に注意が必要です。味が濃い食べ物(特に塩分や酸味が強いもの)は、のどの潰瘍にしみるので避け、牛乳など咽ごしのいいものを与えます。のどの痛みで食事がまったくとれないときも、脱水症状にならないよう、水分だけはきちんととるように気をつけましょう。

次回は、感染力が強い「アデノウイルス感染症(プール熱)」についてアップいたします。