子育て支援センターひろば「ぱんじーるーむ」

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喫茶室、授乳スペース、ベビーベッド完備。
場所は、五戸町倉石保育園内です。

②感染力が強い「アデノウイルス感染症(プール熱)」

2010年07月06日 15時19分08秒 | 日記
蒸し暑い日が続いていますが、みなさんお元気ですか?

今日、保育園では、子どもたちが水遊びをしました。水のかけっこをしたり、水鉄砲で遊んだりとおおはしゃぎでした。

さて、今日は「アデノウイルス感染症(プール熱)」についてお話しします。

【どんな病気?】
アデノウイルスに感染すると起こる病気です。夏風邪の一種とされますが、冬から春にも発症例ががあります。プールの水を介して感染することが多かったことから、「プール熱」とも呼ばれますが、実際はプールだけでなく、タオルの共用や唾液、鼻水、涙、便などからも感染します。潜伏期間は5~7日ほど。

【どんな症状?】
38℃~39℃近い高熱が出て、のどが腫れて痛み、咳や鼻水、リンパ節が腫れるなどの症状が出ることもあります。アデノウイルスにはいくつかの型があります。熱やのどの痛みに加えて目が充血したり、目やにが多くなるといった目に強い症状が出るものは、「咽頭結膜熱」と呼ばれ、学校伝染病のひとつです。症状がなくなって2日経つまで登園停止になります。

【対応】
のどが痛む間は、刺激の少ない食事にし、脱水症状に気をつけて水分をこまめにとらせます。
きをつけたいのは、感染を広げないこと。アデノウイルスは感染後、患者の涙や唾液などに約2週間、便に約4週間ウイルスが出続けます。
ウイルスがついたものを手で触って接触感染することが多いので、手洗いが大切です。特に食事やトイレの介助をしたあとは、手を洗い、エタノールできちんと消毒しましょう。
また、手拭タオル、バスタオルなどのタオル類は共用を避け、毎日新しい清潔なものを用意しましょう。