パンと雑貨と音楽と

かつて須坂市役所の隣にあったパン屋「こるぷ」のオーナーねぼすけパン屋のブログ再開いたします。

ようやく・・・

2010年12月14日 | 日記
配達に追われる毎日でしたが、時々パンを買いに来てくれる「もんぷら時代」にアルバイトをしてくれていた「荒井さん」という女の子からのお声がかかり、今年初のシュトーレン完成です。
他店によくある「ずっしり重たい」のとは違い、当店のシュトーレンはまるでケーキのような仕上がりになっています。水は一切使わずに、卵・生クリーム・ラム酒で生地を水分として仕込みます。
他店と大きく違うのは香り着けのレモンの使い方です。通常は皮だけを使い香りを着けるのですが、当店では果肉そのものも生地に練り込み、油脂の含有量の高い生地に爽やかさをプラスしています。このアイデアは「日本のパンの父」とも言える「雁瀬大次郎先生」のアイデアなんです。僕には「いろんな先生」がいて、その中の一人で、現在は取引先の社長である「倉石さん」から教わりました。僕なりのアレンジを加えて現在の配合になりました。
なんにしろ、なかなかシュトーレンの仕込みに踏み切れなかった時に声をかけてくれた荒井さんに感謝です。彼女は現在、「Mウェーブ」の近くのとあるファミレス(弾丸ハンバーグが有名です)で働いていますが、真面目で正直で思いやりがあって、そして「可愛いしい」んです。お店に心当たりのある方は是非、行ってあげてくださいね(平日の夜にいるみたいです)。「ケンタッキー」の隣のあ・そ・こ・ですからね!