宮城の春夏秋冬

日々の事や私の趣味の事などを綴ります。
独り言なので異論もあるかとは存じますが宥恕賜りたく存じます。m(__)m

鳳(おおとり)

2009年03月26日 | 古典園芸

写真:椿

仕事先の近所に「東照宮」が有ったので帰りに寄ってみました。
と言っても「日光東照宮」とは違って普通の神社(失礼)です。
境内に「椿」が咲いていたので、思わずパチリってしたのですが木の奥で暗かったせいかピントが甘かったです。(-_-;)



写真:『鳳』(細葉恵蘭:黄中透け)


写真:葉のアップ

この『鳳』は「恵蘭」の中の「細葉恵蘭」と言うジャンルに属し「黄中透け」芸を現す種類です。
柄物は新芽の度に柄の出方が変化するので、鑑賞に堪える柄物の株を育て上げる事が難しいのです。
しかし、この『鳳』の中透けは非常に安定した柄なので健康に育ててあげれば結構な株に成ってくれるのでぇ~す。(*^^)v
こんな良い性質なのですがベテランさん達は安定しすぎるので面白くないって言ってます。(~_~;)
しかし私は以前の記事にも書いたように、柄良し・花良し・香り良し って三拍子揃っているのでお気に入りなのです。\(^o^)/

中透け:葉の縁だけに緑を残し中の部分が違う色に成っているものを言います。
     逆に縁の部分だけが白などの違う色に成っている芸を覆輪と言います。



写真:鳳の新芽

冬の間は室内に入れて温度をかけていた甲斐があって、もう新芽が出てきてくれています。
この調子なら今年も素敵な花が見られそうです。(^^♪
コメント (6)
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