宮城の春夏秋冬

日々の事や私の趣味の事などを綴ります。
独り言なので異論もあるかとは存じますが宥恕賜りたく存じます。m(__)m

広葉恵蘭

2009年12月14日 | 古典園芸

写真:広葉恵蘭『愛国』

これは台湾報歳蘭の葉芸物で、広葉恵蘭に分類される『愛国』という品名の蘭です。
この中透けの柄や名称が気に入って長年育てています。
この株はバックの芋を外して新芽を出させたものですが、上手く芽が出てくれました。(^^♪
ただ ちょっと派手柄に出てきました。
でも、派手好みのパパさんなので「ま いっか!」って言うところでぇ~す。(*^^)v



写真:広葉恵蘭『達磨』

これも同じく広葉恵蘭なのですが他の品種とは趣を異にしています。
実は広葉恵蘭は葉の長さが5・60センチにもなる大型の堂々たる蘭なのです。
しかしこの品種は、いわゆる「チャボ」(矮性品種)で、葉長が2・30センチくらいの幅の広い葉を出すのです。
つまり矮性というだけで珍重され、発表当時は数百万円の値がついたのでした。
その後数が増えるにしたがって、葉芸を持つものも現れて当時の恵蘭界をにぎわせたのでした。
今では「中透け芸」の『達磨』まで出てきており、本来は特定の品種名だったのが今では「チャボ芸」蘭の総称みたいになっています。
この『達磨』も覆輪が入っているんですよ。(^v^)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする