写真:『五大州』(大葉万年青)の地味柄
写真:『五大州』の派手柄
わたしは大葉万年青が好きで10鉢程を育てています。
『五大州』は皆さんに好評なので、良い柄のは無くなってしまうので、我家には「地味柄」と「派手柄」しか残っていません。(^_^;)
実は私の好みは『薩摩富士』に代表される曙斑が好きなのですが、これと併せて『鷲高隈:高隅斑』『五大州:縞斑』は3大品種と言う事なので、未だに育てていると言う訳です。
それに今では入門品種に成ったので、友人に配るには丁度良いのですぅ。(*^^)v
しかしこうやって我家の『五大州』2鉢を見比べると、とても同じ品種とは思えない程ですね。
でも地味柄はともかく、派手柄は良いかもぉ~って思っているのでした。(*^^*)
それに地味柄の方も我慢して育てていれば、だんだんと柄が決まってくるのでそれなりに楽しみなのです。
写真:「夏エビネ」覆輪
この覆輪の「夏エビネ」の覆輪はまあまあでしょ。
だいぶ株も大きくなって今年は花を咲かせてくれそうな感じです。
まあ、花に覆輪が来る…などとは思ってはいませんが、万に一つの期待なんかしちゃったりしてますぅ。(*^_^*)
写真:『頌春』(春寒蘭)
これも株分けして我が家に残った株なのですが、何とか花が付いてくれました。
今年の花はそれなりでしょうが、来年には良い花を咲かせられるように株を充実させてあげましょう。
私は「春寒蘭」が好きで国産の品種も6品種ほど育てていましたが、結構大きくなるので殆どを処分してしまったのです。
という事で今ではこの品種しか残っていませんが、この品種は赤みが強い花を咲かせるので可愛いのです。
それに、何と言っても名前が良いですよね。
台湾系の常として温度に対する感度が良いので上手く加温すると正月咲きにもなるのです。
そんな時はそれこそ“頌春”と言う訳ですぅ。(*^_^*)
写真:『高風』(日本春蘭・覆輪・素心花)
この品種は所謂“松島素心”の仲間です。
今では殆ど発見できなくなってしまったようですが、日本三景の一つである“松島”は素心花の一大産地だったのでした。
この品種は素心花である事と同時に葉に覆輪斑が入ると言う2芸品なのです。
ただ、花の覆輪はあまりはっきりと入る事が少ないのが少し惜しまれるところですね。
でも、当地産の春蘭を代表する品種の一つと言えるので大事に育てています。
この株も蕾が幾つかついてくれていますが、なんと蕾が動き始めているようです。
大雪に成ったりでかなり寒い冬と感じていたのですが、天気の良い日が多かったので温室内の温度が安定していたと言う事のようです。