宮城の春夏秋冬

日々の事や私の趣味の事などを綴ります。
独り言なので異論もあるかとは存じますが宥恕賜りたく存じます。m(__)m

QRPリグ と 長生蘭

2015年07月30日 | ホビー系

写真:長生蘭『天女冠』

これは我が家の鉢植えの唯一の長生蘭です。
長生蘭とはデンドロビュームの仲間である石斛(せっこく)から選抜された物を言い、殆どの場合は柄物です。
花物も無い訳では有りませんが、所謂洋ランのデンドロとは比ぶべくもないのです。
とは言え、花物をこよなく愛する方々がおられるのも事実です。

さて何故に唯一の株かと言えば、殆どを友人たちに贈呈したり木付けにしたりしたからでした。
この「天女冠」は芸(標準とは違う花色や斑模様の事を言います)が安定しており、成木(草ですが、東洋蘭界では木と呼びます)に成っても芸が暗まない所が気に入っています。

これもかなりの大株に成ったので、来年辺りにはリフォーム後の庭の木のどれかにつけてやろうかとも考えている所です。

さて写真は、その株を植え替えた時に高芽が付いていたので外して植え込んでみました。
ほんの2・3センチほどの矢(石斛の茎を言います)が3本。
超ミニサイズの長生蘭の出来上がりです。
(*^^)v






写真:QRP用リグ

メインで使っているリグ(通信機を言います)のTS-990S。
それを配置してある棚の上部に古のAM機(開局当時に使っていました)、9R-59D(受信機)とTX-88D(送信機)が鎮座ましましています。
以前から所有している9R-59Dはほぼ実用状態まで戻して、短波放送などを聴いています。
TX-88Dは先日やっと修理が終了し、10W前後の出力を確認したところです。

実は、この59Dラインだけでなくその前身の59Cラインも持っているのですが、こちらは50MHzでは出力が出ませんし不要輻射が心配なので、修理が完了してはいるのですが実際にお空に出るのが躊躇われたのでした。

と言う事で何とか実用に成るだろうと言う事で、TX-88Dを入手して修理したのでした。
これで50MHzのAMに出られる環境が整ったのですが、最後に一つ…。
その昔は50.4MHz辺りだったので、8.4MHzのクリスタル(水晶発振子)は有るのですが、最近のAMバンドである50.6MHz用のクリスタルが有りません。
どこかで見つけなければいけません。
(^^;)
いえね、DDS発振器を持っているので出られぬ事は無いのですが、59DラインにDDSは似合いません!
絶対にクリスタルですよねぇ~。
(*^^)v

さてさて余談ばかりでしたが、このAM機の間にQRP(5W以下の小電力を言います)用のリグが2台。
1台は1.8~430MHzまで出られる「FT-817ND」(5W機)です。
凄いですよねぇ~、弁当箱位の大きさにこんな機能がぎっしりとは言っているのですからビックリです。
以前はモービル機としても使った事が有りましたが流石に非力なので、今ではモービルにはIC-706Mk2M(50W機)を積んでいます。
このFT-817NDで100Eと交信するのが目標です。

もう1台は知る人ぞ知るの「KN-Q7A」です。
一般的には7MHz・SSB用のリグのようですが、これは14MHz機です。
流石に14MHz機は出力が弱く3W程と言う所ですが、このリグで50Eを目指している所です。
BYの局が開発し、キットとして販売されているのを見つけてせっせと組み立てたものです。

最初、ネットでこれの回路を見た時には非常に簡潔で、これなら楽勝!と思ったものでした。
がっ! しかしっ!!!
重大な困難が待ち構えていたのです。

はい、忘れていましたです。
何かって?
勿論、私の老眼です。
(^^メ)

これは幅10センチ・奥行15センチ・高さ3.5cmと言う超小型のケースに収まっているのです。
簡素な回路であってもSSB機。
それなりの回路は有ります。
つまり、実に細かなプリント基板のパターンなのです。
拡大鏡を引っ張り出しては確認しハンダ付け、またまた拡大鏡を…。
と言う繰り返し。
結構組み立ては難物なのでした。

しかし悪戦苦闘の末にプリント基板の完成を見たのでした。
調整は意外と簡単と言うか、ちょっと触ったくらいで殆ど何もしない感じで期待通りの動作に成りました。
(^^)v
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする