写真:JARL制定アワード「AJD」
アマチュア無線の世界では一定の条件に従って交信を行い、その交信の証としてQSLカード(交信証)を取得する事でアワードを得る事が出来ます。
今回、私が取得した「AJD」は全国を関東・東海・関西・中国・四国・九州・東北・北海道・北陸・信越の10地区に分類し、これら全ての地区と交信してQSLカードを取得する事で完成します。
他にも47都道府県からのQSLカードを集めるアワードが有るなど、世界中の沢山のアワードを集めると言う事を主眼にしたグループもある程のアマチュア無線に於ける大きな楽しみなのです。
私はアマチュア無線は50年以上の経験なのですが、何故かアワードには興味が全く無く50数年前にDX(海外との交信)を始めた頃に頂いたWAC(6大陸のQSLを取得する)というアワードが有るくらいなのでした。
しかし一昨年辺りだったかにWASAというアワードを知り、これを楽しんでみようと思いたったのでした。
これの要件は地球上を緯度・経度に従って32400の区域(GL:グリッドロケーター)に区切り、これらのGLからのQSLカードを何枚集める事が出来るかと言うのが目的なのです。
この賞の楽しみはたとえ陸地部分をしっかり獲得したとしても、御存じの通り地球の7割が海と言う事なので、如何にしてそこを航行する船舶や小島等と交信できるかがかなりの難物。
でもそんな難易度に嵌りつつある私なのです。
さてこのアワードは先のAJDなどとは違い、指定された全ての地域からのQSLカードの取得を必要とするものではなく、まずは第1段階を取得すれば申請出来て、その後一定の数が増えたら更に申請して上位を目指していくと言う形です。
この一定の条件全てを満足せねばならぬタイプのアワードとは違う、WASAの様に第1段階の条件をクリヤーしてから更に順次一定の条件を満足して上位に向かうと言うタイプのアワードで一番人気のあるのはDXCCと言うアワードでしょうか。
これは全世界の国や地域とのQSLカードを取得するのが目的のアワードで、DXとの交信をしている方々の目標にも成っているようです。
ご多分に漏れず私もなのですが。
(*^^)v
とまあ色々なアワードが有るのですが今年になって有名どころのアワードを取得しようと、基本中の基本の「AJD」と「WAJA:47都道府県のQSLカード」を今回頂いたのでした。
次に、既にQSLカードが揃っているので「JCC100:100市のQSLカード」と「JCG100:100郡のQSLカード」及び、「ADXA:アジアの30か国のQSLカード」の3賞を申請するべく書類を制作中の私なのです。
(*^^*)
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