宮城の春夏秋冬

日々の事や私の趣味の事などを綴ります。
独り言なので異論もあるかとは存じますが宥恕賜りたく存じます。m(__)m

玉珍蘭

2008年08月29日 | 古典園芸

写真:鳳(オオトリ):玉珍蘭

この品種は「古典園芸」の中の「恵蘭」(葉の柄を楽しむ)というジャンルの中の1品種で、葉は紺覆輪黄中透けの芸を現し且つ花は素心という品種です。
この品種は実に香りが高く、特に午前中は馥郁たる香りを部屋中に放ってくれるのです。
*紺覆輪黄中透け:葉の縁が緑色で、葉の中央部分が黄色に成る事。
*素心:花や花茎が緑色又は白色のみで、赤色や他の色が混ざらない事。

以前は好きな蘭の傾向はいわゆる柄物だったのですが、最近は花を楽しむ事のほうが好きになってきました。
という事で、この「鳳」も芸を楽しむ為というよりも花を咲かせて香りを楽しんでいます。(*^^)v
春には「春蘭など」、初夏には「金稜辺など」、夏は「恵蘭の中の夏蘭系」、初秋にかけて「恵蘭の中の秋蘭系」、秋も深まっては「寒蘭など」と…。
東洋蘭の花三昧で楽しんでいるのです。
でも冬も蘭を楽しみたいので「カトレア」他の洋蘭も少し育てていまぁ~す。(^^♪
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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
玉珍蘭 (pochiko)
2008-08-30 00:37:53
クリーム色というか白と言うか、派手さはないものの凛とした美しさを感じます。
上品な花の色合いですね~パパさん^^
けっして出しゃばらず、かといって地味ではなく…昔で言うなら武家の奥方って感じでしょうか。
香りも素晴らしいんでしょう?
パパさんの玉珍蘭の置いてある部屋は、良い香りに満ちてるんでしょうね。
なんとリッチな…。
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いつも (パパさん)
2008-08-30 09:55:35
pochikoさん いつも有難う御座います。
リビングに隣接した東南の角の6畳ほどの部屋が私の書斎(お~、こう言うとかっこ好いです~!)です。
この部屋の出窓に何鉢かの東洋蘭を置いているのですが、この時期の素心蘭の香りは最高です。(^^♪

はい、洋蘭のように艶やかさで楽しませてくれることは無いのですが、しっとりとした美しさを感じます。
今回の花は光を取っているせいでかなり緑色が濃いですが、光を適正にすると薄いクリーム色になってなかなかの色気を発揮してくれます。(*^^)v
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東洋蘭 (amia)
2008-08-30 13:10:54
西洋の蘭はきらびやかだけど東洋蘭は地味ながら落ち着いていてよいですね。
 私もついに胡蝶蘭を植え替えました、たぶん環境がよくないから花目をだすのは無理だとは思うけどそのまま枯れさせてしまうのもきがかりで・
 大きな瀬戸物鉢に3つのポットで入っていました、下はパッホウスチロールで台を作りその上に並べて形を取っていたのにはびっくりです。
 根はとても綺麗でまだまだ元気でした。
パパさんのブログを私の方のブックマークにいれさせて頂きました(事後承諾になっちゃうけど、
いつもはPCのお気に入りに入れてみていたので)
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いつも (パパさん)
2008-08-30 13:58:46
amiaさん いつも有難う御座います。
またブックマークに入れて頂いて光栄です。(*^_^*)

はい胡蝶蘭の大きな鉢の寄せ植えは殆どがこんな形で、花を見る為だけのものなのですね。
育てる時は「こんなので好いのぉ~?」って言うくらい小さな鉢のようです。
基本的には着生種の性質が強いのでそんな感じなのでしょうね。

私はもともと東洋蘭の柄物から入ったのですが、それらの花が結構「いけるじゃん!」って思ってからは花物が主になりました。(^_^)
とは言っても洋蘭のように自己主張は強くないのですが、日本人好みの粋を楽しんでいます。
品種によってはわび・さびの世界を感じるものもあるのですが、私はまだまだそこまでは枯れてません。 …たぶん(*^^)v
昔は高価でしたが、今ではリーズナブルな品種も多くなってきたので気楽に楽しんでいます。
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花も葉も (くま)
2008-08-30 22:45:32
玉珍蘭の花、素心ということもあって清楚で爽やかな印象の花ですね。
不勉強なものでよく知らなかったのですが、東洋蘭と一口に言っても数多くの種類があるんですね。

葉を鑑賞して楽しむのは東洋蘭の他にも山野草などでもよく見られますよね。
花も葉も鑑賞の対象になるということは、常緑の植物ならば一年中楽しめるという事ですね(^_^)v
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柄物 (パパさん)
2008-08-31 10:28:33
くまさん こんにちは。
そうなんです。
もともと園芸趣味に入ったのが渓流釣りの道すがら、可愛い山野草が目に入ってからなんです。
そしてそれに変わり者(斑入り)が居る事を発見してからは斑入り植物を集め始めたのです。
そして20年ほど前に古典園芸にたどり着いたのです。(*^^)v
古典園芸は基本的に常緑の斑入り植物(蘭・万年青など)で構成されているようですね。
柄物は花を楽しむ時期以外でも観葉植物として楽しめるのがお気に入りの所なんです。(^^♪
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玉チン蘭「鳳」 (比良廼家主人)
2009-07-23 00:07:23
 「鳳」の画像拝見しました。葉も美しく花も実に清雅で宜しいですね。私も一鉢培養しておりますが、とにかく葉芸が素晴らしいので気に入っている品種です。管理人さんに栽培のコツを説明するまでもないでしょうが、遮光に注意をした方が、葉の紺地が強くなり、黄の中透けとのコントラストが鮮明になって更に美しさが増して来るようです。この画像のはその点でも全く申し分無い上作ですね。管理人さんの丹精の程が窺えます。尚、この品種は大正末年に命名されたようですが、永く好事家に愛培された歴史を持っているため、お互い大切にしたいものですね。
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比良廼家主人さんへ (パパさん)
2009-07-23 19:21:50
コメントを頂き、有難う御座いました。

私は「春蘭」の同好会に所属しているのですが、仲間内からは「そんな場所塞ぎなんか止めたらー」なんて言われています。(^_^;)
でも、香りが良いのと適当に育てていても機嫌良く咲いてくれるので楽しんでいます。(^^♪
以前は「鉄骨素芯」系も数点育てておりましたが、さすがに冬の加温が大変(この種だけは東洋蘭としてはかなり高温にしないと機嫌が悪いみたいです)で止めてしまいました。
花は最高なんですが…。

今後とも宜しくお願い致します。
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「鳳」 (比良廼家主人)
2009-07-24 02:01:23
 ご返事有難うございます。恵蘭には春蘭にはない
重厚さと品格が有りますし、特に素心蘭の系統の品種は、盛夏から初秋に気品のある花を咲かせますので貴重なものです。ただ、素心系の品種の一部には冬越しに加温の必要が有るのが難点ですね。
確かに鉄骨素心、観音素心などは、冬越しに注意しないと花付きが悪いようです。しかし、「鳳」は比較的栽培しやすい品種ですし、花も美しいのでどうぞご愛培下さい。特に大株に仕立てると見事です。
春蘭や寒蘭の花が楽しめないシーズンに、芳香豊かな美しい花を咲かせてくれるのですから…
 尚、当方こそ今後とも宜しく御願い致します。
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