6月26日ガンバの宇佐美選手の最終試合と噂された対広島戦を見に万博競技場に行った。うれしくも遠藤選手の活躍もあり大量5点でガンバが勝った試合でもあった。ただ、宇佐美選手のお別れセレモニーが無いのでまだドイツ移籍は決定していないようだ。
その翌日、今日、バイエルンへの期限付き移籍が発表された。記者会見があった。
「ビッグクラブでプレーしたかった。スカウトも直接見に来てくれて熱意を感じることができたので」「私生活に関して不安はない。どこでもやっていける」
また、「途中でクラブを抜けるのは迷惑がかかるんじゃないかと悩んだ」「それでもチャレンジしたかった」「自分が活躍することで、世界の目がガンバに向いてくれれば、それが恩返しになる」とジュニアユース時代からプレーしてきたG大阪に対する感謝の気持ちを言葉で表現した。
これを聞いたG大阪の金森喜久男社長は、「こういったこと(クラブへの感謝)が分かっていれば、宇佐美は活躍できる」とバイエルンへと旅立つ若武者へエールを送っている。
う~ん、頑張ってほしい。
これで思い出すのは10年ぐらい前、やはりガンバからイングランドのビッグクラブ「アーセナル」に移籍した、稲本選手。僕は彼の大ファンで彼を応援した。彼の日本で放映される限りのビデオを録画し、アーセナルのHPをのぞくのは日課だった。しかしそんな思いとは裏腹にやはり宇佐美選手と同じユースから育った稲本選手の行動を追う程にガンバへの感謝とは言わないが、古巣にたいする愛着があるのか疑問に思った。
野球のイチローも地元の名古屋ではなく、育ったオリックスの練習場でオフの自主トレをしたりしている。その間後輩達もその姿も目にしている事だろう。同じ職業に就いて神のような存在の選手に接する事は計り知れない力と知識の源になる。在籍したチームで練習するだけでもチームへの恩返しになるだろう。
特にサッカーのいい所は地域に根ざした所だ。稲本選手はかって自分が在籍した事で、サッカー選手宇佐美選手が生まれたことに影響したなんて思うことはないのか。
サッカーにおいて、海外で活躍するほとんどの選手がオフには自分の元いたクラブに顔を出し、育ったホーム球場で元のチームの観戦をしている姿がよくテレビに映し出されたりしている。
最近でも、けがで帰国した香川選手が、長居球場で何度か古巣のセレッソの観戦をしている姿が映し出されていた。
稲本選手の場合はオフに帰国した時、ガンバのクラブと接触した記事など見た事も無いどころか、仲の良い中田浩二選手の古巣である鹿島で彼と2人で観戦していたり、オフはもっぱら関東にいる記事しか私の記憶に無い。それはマスコミに出る事しか念頭にないようにしか思えない。
ガンバ時代に日本代表で同年代の明神選手(現ガンバ、当時柏)とボランチを組み、代表人気で選手はマスコミに出る事が多く、その場合自然とこの2人で言えば、関東に近い明神選手のテレビ出演がほとんどだった。そのときに関東のチームをうらやましく思っていたのかも知れない。何かの番組でグランドで稲本選手と明神選手が出くわし、稲本が明神に声をかけた場面があり、かけた言葉がテレビ出演をうらやましく思っているだけの話で、何だコイツはと思った事があった。逆に明神選手はそう言う派手な事に興味も持っていないような好印象を受けた。
それでもガンバ出身でヨーロッパに渡った稲本を応援し続けた。私の仕事で使うパソコンのトップ画面にも使っており、フランス在住の友人を通し、情報を得たり、のアーセナルを応援し続けた程だ。
それが今、皮肉にも明神選手がガンバの遠藤選手と並ぶチームの要の選手であり、帰国した稲本選手は関東の川崎に在籍する。日本帰国の際、関東のチームにこだわったように思う。関東の方が出演チャンスが多いからね。相変わらずマスコミ好きなのかも知れない。
そんな思いがあるので余計に宇佐美選手のことばはうれしい。アーセナルの有名選手に接して、ファンのような縮こまった稲本選手より、越えようとする心意気の宇佐美選手が是非へこたれず頑張ってくれることを、応援している。
その翌日、今日、バイエルンへの期限付き移籍が発表された。記者会見があった。
「ビッグクラブでプレーしたかった。スカウトも直接見に来てくれて熱意を感じることができたので」「私生活に関して不安はない。どこでもやっていける」
また、「途中でクラブを抜けるのは迷惑がかかるんじゃないかと悩んだ」「それでもチャレンジしたかった」「自分が活躍することで、世界の目がガンバに向いてくれれば、それが恩返しになる」とジュニアユース時代からプレーしてきたG大阪に対する感謝の気持ちを言葉で表現した。
これを聞いたG大阪の金森喜久男社長は、「こういったこと(クラブへの感謝)が分かっていれば、宇佐美は活躍できる」とバイエルンへと旅立つ若武者へエールを送っている。
う~ん、頑張ってほしい。
これで思い出すのは10年ぐらい前、やはりガンバからイングランドのビッグクラブ「アーセナル」に移籍した、稲本選手。僕は彼の大ファンで彼を応援した。彼の日本で放映される限りのビデオを録画し、アーセナルのHPをのぞくのは日課だった。しかしそんな思いとは裏腹にやはり宇佐美選手と同じユースから育った稲本選手の行動を追う程にガンバへの感謝とは言わないが、古巣にたいする愛着があるのか疑問に思った。
野球のイチローも地元の名古屋ではなく、育ったオリックスの練習場でオフの自主トレをしたりしている。その間後輩達もその姿も目にしている事だろう。同じ職業に就いて神のような存在の選手に接する事は計り知れない力と知識の源になる。在籍したチームで練習するだけでもチームへの恩返しになるだろう。
特にサッカーのいい所は地域に根ざした所だ。稲本選手はかって自分が在籍した事で、サッカー選手宇佐美選手が生まれたことに影響したなんて思うことはないのか。
サッカーにおいて、海外で活躍するほとんどの選手がオフには自分の元いたクラブに顔を出し、育ったホーム球場で元のチームの観戦をしている姿がよくテレビに映し出されたりしている。
最近でも、けがで帰国した香川選手が、長居球場で何度か古巣のセレッソの観戦をしている姿が映し出されていた。
稲本選手の場合はオフに帰国した時、ガンバのクラブと接触した記事など見た事も無いどころか、仲の良い中田浩二選手の古巣である鹿島で彼と2人で観戦していたり、オフはもっぱら関東にいる記事しか私の記憶に無い。それはマスコミに出る事しか念頭にないようにしか思えない。
ガンバ時代に日本代表で同年代の明神選手(現ガンバ、当時柏)とボランチを組み、代表人気で選手はマスコミに出る事が多く、その場合自然とこの2人で言えば、関東に近い明神選手のテレビ出演がほとんどだった。そのときに関東のチームをうらやましく思っていたのかも知れない。何かの番組でグランドで稲本選手と明神選手が出くわし、稲本が明神に声をかけた場面があり、かけた言葉がテレビ出演をうらやましく思っているだけの話で、何だコイツはと思った事があった。逆に明神選手はそう言う派手な事に興味も持っていないような好印象を受けた。
それでもガンバ出身でヨーロッパに渡った稲本を応援し続けた。私の仕事で使うパソコンのトップ画面にも使っており、フランス在住の友人を通し、情報を得たり、のアーセナルを応援し続けた程だ。
それが今、皮肉にも明神選手がガンバの遠藤選手と並ぶチームの要の選手であり、帰国した稲本選手は関東の川崎に在籍する。日本帰国の際、関東のチームにこだわったように思う。関東の方が出演チャンスが多いからね。相変わらずマスコミ好きなのかも知れない。
そんな思いがあるので余計に宇佐美選手のことばはうれしい。アーセナルの有名選手に接して、ファンのような縮こまった稲本選手より、越えようとする心意気の宇佐美選手が是非へこたれず頑張ってくれることを、応援している。