青いバラ

バラのような華やかなお二人から、こんな素敵なバラをいただきました。

　　

なるほど、今日までだったのですね、バラ祭り。
こちらは、日航ホテルさんの記事です。

九州バラ祭り

それにしてもこの色の鮮やかなこと。
薄いブルーのほうはなんとも涼しげです。
濃いブルーは・・・そう、記憶があります。
もうずいぶん前ですが、確か、青いバラを見に行ったことがあります。
こんなベルベットのような青い花でした。
やはり、花の祭典でした。


棘のある花にこの濃い色はなんだか似合いすぎているような。
棘は氷の破片のような気がして、触れば凍ってしまう。
棘で傷ついて血が出るけどすぐ青くなって凍ってしまって・・・。
こどものころに読んだ物語にそんなお話があったかどうかは置いといて
でも、棘が刺さって眠ってしまったお姫さまや
いばらのなかに閉じ込められたとか・・・
棘、バラの花はそんな童話につきものでした。

いつまでもグリムやアンデルセンやそんな童話を卒業できず
こどもっぽい本ばかり読んでいました。

６年生の時、感想文コンクールみたいなものがクラスであって
みんな、なんて難しい本を読んでいるのだろう・・・って
初めて気付いて、本当に驚いたこと、忘れられません。

まぁおかげで、魔法使いや妖精、小人、
梟のおじさんに眼鏡のウサギ、木も草も花もみんなしゃべる・・・
ちょっとにぎやかな平和な世界に生きてる子供で
母は不安を感じたことも少なくなかったらしいのですが(^_^;)

子供の頃の習慣とはなかなか消えないもので
こういう花を見ると、何かが起こりそうで(^_^;)どきどきします。
氷の女王さまがカイをさらっちゃう・・・ような。

うーん、たのしい。
なんて想像を誘う花なのでしょ。
今夜はなんだか、おかしな夢でも見そうです。

素敵なバラをありがとうございました。