Penny Lane Music

福岡市中央区赤坂
ピアノ・ボーカル・ギターなど大人のためのポピュラー音楽教室

選手宣誓 2011甲子園 春

2011-03-24 22:27:28 | つれづれ
 ゆうべはスポーツニュースを見て泣きましたぁー^_^;
ほんとうにこんなに素晴らしい選手宣誓をみたことがありません。
今までのなかでいちばんです。きっとずっとずっと忘れないと思います。

 多くのみなさんがそう思われたようでたくさんの記事になっています。
映像もありました。もう一度見たいと思われる方、ぜひハンカチ、いやタオルを準備してどうぞ。

    2011 第83回選抜高校野球大会選手宣誓 創志学園 野山主将


 今回の震災のことももちろんありますが、なにより、本当に見事な心配りと、
高校生としての立場、謙虚さ、素直で真摯で・・・ご指導なさった先生も素晴らしいし
野山主将、彼がちゃんと自分の心にとめて自分の言葉にして伝えてるのが素晴らしかった。

 最近よくききますが、人々を感動させるようなとか、感動を与えたいとか・・
そういう言葉、これは少なくともプロのセリフであって、アマチュアには
なんだか、不似合いな気がしてなりません。

 アマチュアの、それはスポーツであったり、音楽であったり、絵であったり・・・
それは真っ向からむかってくるその一生懸命さが何とも切なくて美しくて、
その結果としてみてる人は「たまたま」感動する・・・


 「感動は結果であって、目的ではない。」

 何かで読んだ記憶があります。だってだからこそ、甲子園は夢の青春なんですものね。

イチロー選手や松井選手が培った技術をみせてくれるのとは違いますからね。
そりゃー、イチロー選手が狙ってみせる技術はすごいです。やられたぁ~っておもいますからね。
坂本龍一が計算づくで仕掛けてくる音楽にも、わかっててもやっぱりやられますし、
カミロがしたり顔で作ってるであろうようすも、桑田圭祐が売れる曲、といってヒット曲を書くのもしかり、
プロのすごさはね、それはもう測り知れません。まさに彼らにしかわからない世界です。

 でもそんな彼らがかなわないのが、この最強のアマチュア精神です。
プロの選手やアーティストたちの中にも「アマチュア精神」を大切にするという言葉があります。
自分が、今の世界に好きで好きでたまらなくて入ってきたときの気持ちのままでいたい、
ということのようです。仕事としての厳しさは必要だが気持ちを仕事にしてはいけない。
なるほど・・・と思います。

 甲子園の魅力をまさにみせてくれた野山主将、残念ながら一戦敗退でしたが
今大会のMVPはこの選手宣誓!といいたいです。

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