昏睡ｄａｙｓ

　今、テレビでは・・・これ、特別番組かしらん・・・
すごくきれいな女医さん松嶋菜々子ちゃんと、こんなに
かっこいい先生やったら病院いきたくなる・・・っていう
江口洋介くんの救命医という、これって話題のドラマなんですよね？

　今日ご紹介する本は、そんな救命に運ばれてきた患者さんが
書かれた本です。女子大生と「くも膜下」、とても繋がらないようなことが
起こってしまいました。彼女の闘病記、でもそれは若い女性らしく、
いきいきと前向きに語られています。昏睡状態のその世界はピンク色？
そんな意外なことば、経験したご本人ならではの独特の表現、
もちろん、当然のことですが、もどかしさも。

　彼女のおかあさまの日記も平行してあります。そして、その現場で
彼女と一緒に病と戦った看護士さんの原稿も多く寄せられました。
緊迫感のある現場のようすがそれぞれの看護士さんの言葉で語られています。
その中に「ふかふかタオル」さんのお名前も。はい、たっくんのママは
独身時代、そんなたいへんな現場を支える看護士さんでした。

　ペニーレイン文庫の仲間入りをしています。
みなさん、どうぞ、ぜひご覧ください。
　
　ちなみにこの本、第２弾で、「晴れ時々くも膜下」が第１弾、
これも話題になった本です。
どちらもテンポよく、読みやすい本でした。

　ご興味のある方は、ネットでも書店でも購入できます。
ちなみに、教室の近くの本屋さんでしたら、けやき通りの
ブックスキューブリックさんにもあります。

　命の大切さを実感した彼女、今はライターさんとしてご活躍。
きっと経験を生かした視線でこれからも書き続けられることでしょう。