山笠がおわれば・・・

　この雨も、山笠さえ終わればあがるでしょう。毎日毎日のびのびになっている雨上がり。
山笠さえおわれば梅雨明け・・・そう祈るしかありません。
このあたりはそれほどないのですが、ニュースでの各地での被害に驚くばかりです。


　たとえば豪雨でも博多の男衆は走るのでしょうか・・・まぁ、走るだろうとは思いますが。
ごりょんさんたちの心配などよそに・・・そもそも彼ら「やまのぼせ」は聞く耳もちませんし(^_^;)
私のまわりには、ごりょんさん以外に、やまのぼせのおんなたちがおりますが^_^;
彼女たちも・・・どしゃ降りでも・・・「じゃ、冷泉公園ね」とやっぱり今夜約束すのでしょうか^_^;


　　　　　

　これ私のお気に入りのシリーズです。中で一番贔屓は右の手前、腕組みの背中です（*^_^*）
かわいいです。たまりませんっ！

　先日、川端商店街でちょうど、子供山笠に出会いました。小さな子どもたちがおとなとおんなじ、
まったく、おんなじ。締め込み法被に鉢巻き締めて、「やー」の掛け声と「オイサ、オイサ」
まっすぐ真剣なまなざし・・・もう涙が出ますね、かわいくて。

　おにいちゃんたちの云う事をじっと目を見つめて聞いている。
「山笠は最高の教育」とはよく言ったものです。山笠のこどもたちは上下関係を肌で感じて、世の中を知る・・・
本当に素晴らしい慣習です。

　私たちの世代の友人たちは「小学校のころ、喧嘩の終わりは一本締めやった」らしいのですが
今でもそうでしょうか(^_^;)

　この愛らしい博多人形のようなこどもたちの山笠は思い出しても胸が熱くなります。
こんなふうに地域がまるごと子供たちを育てていくなんて、理想の教育ですね。すごいなぁ・・・。

　明日早朝、櫛田さんをスタート。どうぞどしゃ降りになりませんように。
怪我や事故なく、今年も山が無事終わりますように。
そしていつものように、「山のおわったら、梅雨明けたい、暑うなるばい」のセリフ通りに
博多の夏を迎えられますように。

　これ以上の雨の被害がないことと、山の男衆の無事を祈って。