保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

体重9kg と13kg

2009年10月15日 | 障害犬ぺぺとの楽しかった日々

普段“4つ足”の動物はちょっと見、小さく見えますが
こうして9kgの孫と並ぶと13kgのペペの大きさが判ります。

彼らにとって小さな子供は
例え小学生でも、あくまで“格下”であって
簡単に牙をムキます

さらに、どんなにおとなしい性格と思っていても根本的には
「何を考えているか判らない生き物」であることを心しておかないと
数日前に起きたような、2頭の大型犬に噛み殺されるという
痛ましい事故に結び付いてしまいます。

人間界で起きる事件でさえ
「まさかあの人が…」とか「ウチの子に限って…」と言うセリフが
ごく近しい人の決まり文句なのですから。

詳しい事情は判りませんのであくまで報道の範囲内での感想では
あれは明らかに人災だと思うのですが、それでもあの2頭のワンコは
“処分”されてしまうのでしょうか。

人間は4人殺してようやく死刑になるのに

この事件の報道で気になったのは
そのうちの1頭は以前にタヌキを襲ったことがある、などという
いかにもそのワンコが“どう猛”であるかのような印象を
意図的に視聴者に与えようとするコメントでした。

多分それは嘘ではなく事実でしょうし
また実際にそのが他に比べてどう猛だったのかもしれませんが
ウチのぺぺがタヌキを襲わない保証はないどころか
襲う方が普通に思えてなりません。

縄張りを荒らす侵入者を追い出そうとすることは
動物の取るしごく自然な行為だからです。

日常でも「飼い犬に手を噛まれる」ことは決して特別なことではなく
ぺぺも耳垢クリーナーを注入する時は口にカバーをしますし
前足の肉球の間のタダレなどには
噛まれることを覚悟の上で薬を塗ってあげます。

人間的論理を押し付けて“信じていたものに裏切られる”的な
犬にとっては勝手なこの言葉を私は好きではありません。

Nさんから頂いたトチノミはぺぺの格好の遊び道具になっていて
こうして噛み砕いて遊んでいますが
これが大好物のササミでそれを取ろうとしたら
特に子供なら、もしかしたら噛み付くかもしれません。

人間の重構造の脳ミソの1番外側が邪魔をして
「爬虫類的脳」 「犬的脳」の2重しかない
本質を理解することなどできるはずもないのですから。

 

 

コメント
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