保護猫活動する隠居爺の野菜作りとスキーの日記そして病気の記録

冬場の60日以上はスキー、夏場はそのための体力作り&自給用野菜作り、そして保護猫活動と病気の記録も綴ります。

セレナを下取り入庫しました。

2009年10月22日 | クルマ販売と板金修理の実録

新潟県のY様から下取らせて頂いたH13年のセレナです

初めてご連絡いただいた時から1番の心配は錆、腐食の程度でした。

過去の長い経験から、千葉県と新潟県で使用されていた車は
塩害によるボディ及び下回りの錆が多い傾向があって
場合によっては腐食にまで進んでいると
これはもうタイヘンな目に会います

神奈川県の車でもヒドイ思いをしたことがあって
海に日常的に乗って行かれたパジェロでしたが
厚さ2~3mmはあろうかというフレームの
かなりの部分に腐食で開いた数個の大きな穴で
車台番号の刻印さえなくなっていたのです

今時の純粋なモノコック構造でしたら
長野では車検で のケースもあります。

このセレナは現車を見させていただいた時から
想像よりはるかに錆が少なくてほっとしました


(BEFORE)        (AFTER)

そうは言っても錆は普通よりは多目ですから
まずはこうしてリフトアップして
これ以上の進行を止めるように
“錆止め塗装”から仕上げ作業をスタートしています

通常こうしたメカ系は、予想最大荷重の1,5倍の安全係数を掛けて
製造されているはずですので
少しばかり錆が剥がれ落ちて径が細くなったり薄くなっても
実際の使用ではほとんど影響はないのですが
この段階で手を打っておくに越したことはないでしょうし
何はさておき、商品としての“見栄え”が良くありません。

 

ボディ側は現在こんな具合で、腐食ではなく錆の状態ですので
沿岸地方の車としては経験上、良い類に入ると思いますが
バンパー付近に使用されている10mm頭のボルトは
よくねじ切れてしまいます。

「エアロ付き」のため普通に覗き込んだだけでは見えませんが
こうした情報も包み隠さずお伝えするのが当店の方針です

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

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