「ぱぱがまたつまらないことをながながとかいていてもうしわけありません。とりあえずこれでさいしゅうかいのつもりみたいですので、もうすこしだけつきあってあげてください。よろしくおねがいします。」(ぼあ)。
と、ぼあちゃんも申しておりますので、あと少しお付き合い下さい。でもね、
本当はつまらない話じゃないんですよ!
最終回は、いろいろググってるうちに見つけたものや、今まで書き忘れたことなんかを適当に書いたり貼ったりしてみる。
まずこれからかな。
Woman found guilty of fatally infecting neighbor with COVID-19
The punishment marks the Austrian woman
Newsweek
なんと、オーストリアで、隣人をCOVID-19で致命的に感染させたという罪で有罪判決を受けた女性がいるらしい。 詳しくは記事を読んで下さい。英語だけど、googleに翻訳してもらうとすぐに読めます。やっぱりマスクした方がいいかもw。
次はこれ。
コロナ後遺症患者5割が退職や休職、回復時期見通せない不安・職場の無理解…岡山大調査
【読売新聞】 新型コロナウイルスの後遺症患者が、体調悪化を理由に退職や休職に追い込まれるケースが後を絶たない。岡山大(岡山市)の追跡調査では、患者の5割が該当し...
読売新聞オンライン
コロナはもはやただの風邪だから怖くないという言説があるけど、相変わらず亡くなる方は少なくないし、今一番の問題はこのLongCOVID、いわゆる後遺症だと儂は思う。LongCOVIDには様々な症状があるみたいだけど、強い倦怠感とか、さらには認知機能の低下とかは、社会的・経済的な影響も大きいと思う。こういうことを書くと「コロナ脳」と言われてしまうんだけど、現実は現実なので。
ここには論文等は記載しないけど、興味がある方や「ホントか?」と思う方は、例えば、「コロナ 倦怠感」とか「コロナ 認知機能」といった言葉でググってみて下さい。
また、これはXで読んだ話なんだけど、最近の研究ではコロナウイルスは老化ウイルスだということも言われ始めているみたい。
Xのポストをそのまま貼ろうかと思ったんだけど、念のためにリンクにした。Xを見れる方は見てみて下さい。
「結局オマエもXのポスト信じてんじゃんw」とか言われそうだけど、例えばこの方は、きちんとプロフィールが書かれていて論文がリンクされてるポストも多いから信頼に足ると思ってる。なにより、バカだの💩だの情弱だのという言葉がないし、反ワクの専門家等に「謝れよ」といわれて素直に言われる通りにしてたしw。
これはXで見つけたポスト。去年の日経サイエンスだけど、脳神経に影響があるっていうのはすでに書かれてたんだよね。
さらに、このままだと数年先あるいは5年10年先にまずい状況が起きるんじゃないかと警告してる研究者もいるみたい。
ここからはまた違う話。Xとは関係ないんだけど、やっぱり反ワクチンってどうなの?っていうこと。
「コロナのデマ情報」から身を守る方法、ワクチンと死亡率の関係は?
新型コロナウイルスの流行に伴い、「ワクチンを打ったら死んでしまう」「コロナは糞口(ふんこう)感染する」といったデマが相次いで世間に広まった。なぜ、コロナに関連し...
ダイヤモンド・オンライン
政府の「ワクチンデマ潰し」「反ワクの徹底排除」がとんでもない悲劇を招くワケ
国が、ワクチンに関するデマやフェイクニュースの「対策」に本格的に乗り出した。そう聞くと、「素晴らしいじゃないか!」と拍手喝采の人も少なくないかもしれないが、個人...
ダイヤモンド・オンライン
どっちもダイヤモンド・オンライン。
同じ雑誌でもこうも違う記事が載るんだなと思った。書かれた時期にコロナがどの程度問題になっていたかによっても違うと思うんだけど、ライターが反コロナ傾向だったりすると、そっちに流れていくんだろうなと思う。もちろんその逆もあるけどね。これは、
以前の記事にも書いた厚労大臣の記者会見の議事録を読んだ時も思ったこと。
この2つめの記事に書かれている、国が「ワクチンデマ潰し」とか「反ワクの徹底排除」をやってはいけないという論は私も大賛成。
ただ、この記事を読むと、やはり全体的には反ワクに持っていきたいのかなと感じてしまう。
記事の中にこんな記述がある。
SNSで繰り返し「新型コロナワクチンを打つと死ぬ」「ワクチンで内臓が溶ける」などと発信をした人がいたとしよう。SNS上では「反ワク」「陰謀論者」などと批判されているが、それをものともせずに発信を続けている。
厚労省が発信しているコロナワクチンに関する情報には「打つと死ぬ」とも「内臓が溶ける」ともない。
まあ「内臓が溶ける」というのはどういうことかよくわからんけど、「ワクチンを打つと死ぬ」ということはあるだろう。これまでの連載でも書いたように、大変残念だけど死亡例が出ることは避けられないことだと思う。
でも、重要なのはその発生頻度とワクチン接種との因果関係。
また、福島先生のことも挙げてて、こんな記述がある。
国内の医学学会で報告・検討された疾患をまとめたところ驚くべき結果が出た。「初期のワクチン接種後症候群」として、血小板減少、心筋炎、深部静脈血栓症、ギラン・バレー症候群、リンパ節腫大など201もの多岐にわたる疾患があることが判明したのだ。
まるで隠しているかのような印象を受ける記述なんだけど、実は、死亡例も含め、副反応の症状は
厚労省のHPで公表されてる。例えば、↑ に書かれてる「ギラン・バレー症候群」も載ってるけどねw。あ、もしかして、厚労省は福島先生の指摘で公表するようにしたのかな? 儂はこの辺りのことまでは知らないので、もしそうならごめんなさいね~w。
この記事を書いたライターさんがこういうことを知らないわけはないだろうし、知らなかったとしたら記事を書く資格はないわw。
ただ、一般の人はこんなものはまず見ないだろうし、一般向けの情報には書かれていない(と思う)。この辺りが、いろいろ正しくない情報が広がったりする原因の一つなんじゃないのかなと思う。
一般の人がこういう情報を目にすれば、「やっぱりコロナワクチンは危ないのか?」と思うだろうし、「国は隠してるんだな」と思う人もいるかもしれない。だからこそ、逆にもっとオープンにした方が、結果的には問題が少なくなるんじゃないのかなあ。
ただ、問題は因果関係と発生頻度なんだけど、特に因果関係のことを一般の人に正しく理解してもらうのは結構難しいかも。それに、因果関係を判断するのは容易じゃないことが多いので、すべての副反応について調べることはほぼ不可能。
でも、少なくとも死亡例で「因果関係は認められない」と言えるもの以外は、もう少し詳細に調べた方がいいんじゃないのかなと、儂はずーっと思ってる。
この記事ももっとそっちに踏み込むべきじゃなかったのかなというのが儂の考え。それをやらずにこういうことばかり書いているのは、やはり反ワクチンなのかなと思ってしまう。
さらに、この記事ではハンセン病のことを引き合いに出してるけど、これ、ちょっとおかしくね? 嘘は書かれてないけど、この時代と今とでは世界の情報の駆け巡り方がまったく違うので、比較の対象にはならないと思うけどね。やっぱり儂には「ミスリードしたいんだな」としか思えないんだよね。
実は、福島先生のワクチン批判の記事はプレジデント・オンラインにも載ってるんだよね。
コロナワクチンの健康被害は「副反応」ではない…京大名誉教授が「医療現場の声」を軽視する政府に憤るワケ 「副作用の深刻さ」が闇に葬り去られてしまう恐れがある
新型コロナの「第11波」で感染者が急増している。一方、一部の医師や学識者が懸念しているのが、多くの国民が接種したコロナワクチンによる健康被害だ。この問題について中...
PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
で、この記事も先のダイヤモンド・オンラインと同じライターさんが書いたもの。
この記事で儂が一番「???」って思ったのはこれ。
「副反応と聞くと、接種後に注射した部分の痛みのように深刻ではないイメージを与えるでしょ。だから“副反応で死亡”と言っていれば、本来は安全なのに亡くなった人は運悪く死んでしまったみたいに矮小化できてしまう。
いや、そんなイメージ与えないでしょ。「副作用で死亡」と言われても「副反応で死亡」と言われてもまったく一緒。矮小化なんてされないわ。もしかしてこれは儂がずっと医薬を生業にしてきたからかもしれないけどね。
いずれにしても、死亡という重大イベントについて、イメージだとか矮小化だとか、そういうことを考えること自体がおかしいと儂は思う。
この記事はこう続く。
これは医療に携わる者として見過ごせない悪質極まりない虚偽、欺瞞、です。そもそも、コロナワクチンの有害事象はアメリカでも世界中でもすべて副作用(Side effect)と呼んでますよ」(福島教授)
名誉教授の大先生には誠に申し訳ないんだけど、この最初の一行は「はぁ~?」っていう感じ。儂はもうリタイアしてるけど、ママは今でも一応“医療に携わる者”。このことを聞いてみたら、やっぱり「はぁ~?」って言われたwww。だいたい、使われてる言葉もちょっと感情的過ぎませんかね。
英語では「ワクチンの場合もSide effectだ」っていうのは仰る通りだけど、「だから何?」と思ってしまうw。
福島先生はなんでこんなことばっかりやってるのかなと思うんだけど、ご自身は「私は反ワクチンじゃない」と仰ってるみたい。儂は先生の「厚労省はもっと検証すべき」という意見には大賛成だけどね。
あと、このライターさん、もしかしたらコロナやワクチンのことじゃなくて、実は今の政府、ひいては権力そのものを批判したいのかとも思ったりした。でも、そうだとしたら、その題材としてコロナやワクチンのことを利用するのは大変よろしくないと儂は思う。
最終回はとりあえずこんなところかな。まだ書きたいことも少しあるけど、もうやーめたw。そのうち気が向いたらまた書くかも。コロナもそうだけど、手足口とかマイコとかmpoxとか、なんかちょっとヤバそうだしねえ。
そして、連載の1回目に「はじめに」を書いたので、最終回にはこれを書いておこう。
【おわりに】
儂は薬学を学び、その後も製薬会社や大学等で医薬品の研究や開発(注:医薬品の場合は研究と開発はまったく別物)に携わってきた。だから、儂が持ってるいわゆる医薬に関することのベースラインは、ほぼこの分野の正統の範疇に入るものだと思う。ただし年寄りなので古過ぎるということはあるw。
そのベースラインに照らすと、やはり反ワクチンの考えや意見は、例えそれが専門家のものでも、相容れないものがほとんど。もちろん難しくて完全には理解できないものもあるけど、ワクチン推の研究者や医師の人達が主張していることの方が、受け入れられる場合が多い。
だからこの連載も結局そういう文脈になってる。(「やっぱりこいつコロナ脳だ」と思われた人もいるだろうw。あ、あとついでに言うと、陰謀論は論外だから。)
こんなつまらないことを連載にまでしてしつこく書いた理由はいくつかあるんだけど、これもその一つ。
今のコロナワクチンも他の医薬品と同様、多くの人達が大変な労力を使って開発し、決められた手順に則って製品になったはず。
儂も、医薬品の種類は違うとは言え、同じことをやってきた。だから、そういうものがわけのわからない理由で悪し様に言われるのはやはりとても残念。
そもそも、すべての医薬品にリスクがあるのは当たり前のこと。その薬を使うか使わないかはリスクベネフィットで判断するもの。そして、特にワクチンの場合、そのリスクベネフィットは常に一定ではなく、例えばその時々の感染者数や毒性の強弱等々、いろいろな要因によって変化するものだと儂は考える。
確かに、このワクチンは製品として考えた場合には首を傾げざるを得ないところがあると思う。でも、これまで世界中の多くの人を救ってきたのは間違いがないこと。それを思うと、そこまで避難される筋合いはないだろうと思ってしまう。
そして、昨日、反コロナワクチンのデモに1日1万だか2万だか3万だかでサクラのバイトが雇われてるとかいう話をチラッと目にした。(そのためにこの記事のアップが今日になったんだけど。)
「ワクチンの方こそビジネスだろう」って思ってる人もいるだろうけど、その通りですよ。製薬会社はそれで利益を得て、それで次の新しい薬を開発するんです。それによってまた多くの人が救われる。その繰り返し。まあ確かにちょっと儲け過ぎだとは思うけどねw。
あと、これはいつも儂がいろいろ勉強させてもらってる岐阜大の神経内科の教授のブログ。そのうち、コロナに関わる論文についての記事を集めたもの。儂自身の備忘録のためにも貼っておく。
「COVID-19」のブログ記事一覧-Neurology 興味を持った「脳神経内科」論文
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