広島戦、
幸宏とマイクが同時に入った時、
背筋が震えて、
”今日は勝てる”
という感覚が身体の中心に生まれた。
ベンチの、監督の強い意志を感じた気がした。
それでも頭では、
試合終了10分前まで
”今日もダメか”
と思っていた。
”広島の初勝利爆弾を踏んだチームは100%降格”
なんていう言葉も頭の隅をよぎった。
でも、
気持ちの入った松田のPKで同点になった時、
最初の感覚は確信に変わった。
そして、
ピッチからも
”絶対にゴールを奪う!”
という気持ちが伝わってきた。
ほんとうに
気持ちの試合だった。
私はといえば、
コンディションがいまいちだったので
試合中はしんどいことも多かったが
できる範囲で精一杯応援した。
(あの場所でなければ確実に脱落していたな)
でも、
勝ってほしい、
勝たせたい、
という気持ちは
いつになく強かった。
形ではなく
まずは気持ちから入らなければ
とういことを再認識した試合だった。