夕べ、むくちゃんが亡くなりました。
2021/1/11 19:31
多分、7歳半位だったと思います。
ここ半年位、あまり姿を見せなくなって、少し食欲も落ちて来てるかなと思っていました。でも、あの子は以前にも何回か長期の引きこもりと拒食があって、その時は1ヵ月位食べないこともありましたから、そこまで心配はしていませんでした。
おかしいかなと思い始めのは、5月の中旬位に脱皮が始まり、それがなかなか終わらなかった時からです。我が家のレオパ達は、大人になってからはみなすんなり脱皮するようになって、むくちゃんも例外ではありませんでした。
それが、1週間経ってもちゃんと終わらず、ママに手伝ってもらってなんとか剥けたという状態でした。それでもその翌日にコオロギを2匹食べ、もう大丈夫かなと思ったら、それを最後に、ご飯にまったく興味を示さなくなってしまいました。
でも、ケージから出してやると、わりと歩き回ったりしていましたし、昨日も、少なくとも亡くなる2時間位まではケージの中で場所を変えていました。
ぼあちゃんの時は「今日明日だろうな・・・」とわかったのですが、むくちゃんは、今日か明日には病院に連れて行けば大丈夫かなと思っていた位で、そこまでの感じではなかったので、こんなに急に亡くなってしまうとは、思ってもいませんでした。
今にして思うと、昨日、お風呂に入れたことで死期を早めてしまったかもしれません。珍しくママもなかなか入れる決断ができなかったのですが、脱皮の皮が残っていましたし、💩がおかしいのは脱皮が残っているせいかもしれないとも思ったので入れました。
確かにこれが引き金になったのかもしれませんが、そうでなくても、あと2、3日だったのかなと思っています。人間の勝手な言い分かもしれませんが、むしろ、最後にきれいにしてやれて良かったと思いました。
あの子は、我が家が初めてお迎えした爬虫類でした。元々はムスメの子で、結婚してこの家を出て行った時も一度は連れて行ったのですが、なぜかいつのまにか我が家に戻って来ていて、それからはずっと我が家で暮らしていました。
我が家に来た時からおとなしめの子でしたが、それでも若い頃は結構部屋中を歩き回っていました。
あの子の一番の思い出は、夜ケージから出してそれをすっかり忘れ、朝起きて来たらケージにいなくて、大騒ぎで家中探したら、棚の下で大人しく寝てた、ということでしょうか。
↓ 日付はわからないのですが、我が家に来たばかりの頃です。まだ模様も色も全然違っていました。
↓ 2015年2月23日。我が家の家族になって2ヵ月程経った頃。画質が悪くて残念ですが、私の肩に乗ってるところです。
ぼあちゃんが亡くなってからまだ3ヵ月も経っていないのに、続けてまたあの子を失ったのは、さすがにちょっと堪えました。
でも、ぼあちゃんと同じように、寿命と言うには少し早いような気もしましたが、早過ぎるということもないのかなと思いました。
これで、我が家には、きょろちゃん、しおちゃん、らぷちゃんしかいなくなってしまいましたが、それぞれ、むくちゃんと1、2、3歳違いなので、この子達も、遠からずみな旅立つ時が来ます。
そう思うと、やはり諸行は無常なんだなということを、あらためて強く感じます。それと同時に、死と言うものは、決して不幸なことでも忌み嫌うことでもないということも、またあらためて思いました。
実は、あの子が亡くなった時に不思議なことがありました。
私とママはケージから少し離れた所に別々にいたのですが、ケージのあたりで、何かが缶に当たったような音がしたのです。この時はあまり気に留めなかったのですが、そのすぐ後に、今度は何かが落ちたような音が聞こえたのです。2回とも、ママにも私にもハッキリと聞こえました。そして、2人でケージの周りを確認しに行って、むくちゃんが亡くなっていることに気がつきました。
これは、まちがいなく誰か、ぼあちゃん? ワンコ? もしかしたらむくちゃん本人? が教えてくれたんだなと、ママも私も思いました。
むくちゃん、長い間ありがとうね。
ぼあちゃんの後を追って、ちゃんとお浄土に往生してね。