村岡総本舗は長崎から小倉を結ぶ、砂糖を運ぶ道「シュガーロード」にある佐賀県小城(小城)市にある羊羹の老舗です。
私が佐賀県に興味をもつきっかけを作ってくれたのがこの羊羹です。
というわけで、今回も村岡総本舗に行ってきました。
沢山のに羊羹にかこまれて、シベリアという商品を見つけました。
子供の頃くパン屋さんでみかけたシベリアです。レトロなパッケージも気に入り買ってみました。
上質なカステラにあんこ、ようかん、あんこそしてカステラと5層になっています。食感といい味と香りといいこれはなかなかです。
長崎から砂糖を運んだ道 シュガーロード。考えてみるとこの地にふさわしいお菓子ですね。
カステラに合わせて選んだ自家製餡と羊羹をカステラの間に挟み5層にすることでより柔らかな食感と味と香りの広がりをお楽しみいただけます。
「風立ちぬ」という作品の中で主人公が小さな女の子に
買って渡そうとしたのがシベリアだったような記憶があります。本編の中にあってはそれほど重要な意味はなく
時代の背景を描く上での逸話的なものでした。
シベリアという名称にも惹かれますし、とても気になっていました。これがそうなんですね。戦前には駄菓子屋
にも類似品のシベリアが売られていたのかもしれません。私は見たことも食べたことも無かったので興味がありました。なぁるほど。これがそうなんですね。でも何で「シベリア」なんでしょうね?