リカコの、これは「ゴミのようなブログ」か「ブログのようなゴミ」か

今までの人生は挫折つづきでサボテンのぴょん太さんもベランダで干からびているけど、最近ようやく自分を肯定できてきてるかも…

時間泥棒

2007-01-12 13:02:35 | 日記
昨日は午後半休を取ったのに、ハッと気づいたとき時計は夜10時を指していた。

充実した午後を過ごすためにいろいろ予定を立てていたので、しばし呆然として、それから憤慨した。
岩盤浴に行って、どこかでお茶して、帰ったらコタツでDVD見ようと思っていたのに、何もできなかったじゃないか。なぜ?どうして??


彼「で、仕事を何時に終えたの。」
私「1時。」
彼「それからどこ行ったの。」
私「図書館に行って『模倣犯』上巻の残りを読み終わって、下巻を借りてきた」
彼「電車に乗ったのは。」
私「3時半。」
彼「家に着いたのは。」
私「5時ごろ。」
彼「それから何したの。」
私「ヨーグルト食べて、しばらく『模倣犯』を読んだ。」
彼「それで?」
私「6時過ぎたから買い物に出かけた。TSUTAYAに寄って、それから野菜買った。」
彼「何時に帰ってきたの。」
私「7時ちょっと過ぎ。それから夕飯作ってた。」
彼「で、9時半になったから、風呂に入ったのね。」
私「うん」
彼「キミね、単純に計算して今日は4時間も『模倣犯』を読んでるよ。」
私「行き帰りの電車の中でも読んでたし、お風呂でも読んだから、6時間
  読んだことになる。」
彼「4時間読んだことですでに会社での半日が終わってるんだよ。時間が
  飛ぶように過ぎるわけだ。」
私「でもね、夕飯作るのに2時間半かかってるのがおかしいと思うの。」
彼「野菜切って煮ただけだろ」
私「そーなの。それに2時間半もかけてるって、悔しい。」

『模倣犯』に半日費やすのはムダじゃないけど、料理に2時間以上かけるのはとてつもない時間のムダに思える。私ってどうしてこんなにトロいのだ。

私「アナタがね、ピーマンの形を留めたまま肉詰めてみろって言うから、
  そぉっと頭を切って中をくりぬいてたの。それに時間がかかったの。」

いつもどおり縦半分にぶった切って肉を盛って焼くだけならば、ここまで料理に時間はかからなかったはずだ、うん。それを、肉に焼き色がつけられないために、ない知恵を絞ってラタトゥイユ風に煮込んだし、ショウガ醤油で食べるわけにいかないから肉の下味にも気をつかったのだ。とんでもない時間と脳ミソの浪費だった。

私「アナタが悪い。」
彼「いや、だらだらと『模倣犯』読んでるキミが悪いと思う。」