Gの魂

GEN的男学の咆哮

GEN的業界考察論

2014-06-29 | ボクシング

雨の降る日曜の朝はテレビで録画保存してあるプロボクシングを観てました。

朝からよくそんなもの見るな、って自分ツッコミしながら。

日本人の中堅どころの試合なのでまぁそれなりの内容でした。

 

 

ここでボクシング事情に詳しくない一般の方向けにちょっと解説をさせて頂きます。

 

日本のボクシング界には「プロ」と「アマチュア」の2つの協会が存在します。

その中身は他スポーツにおけるプロとアマチュアの関係とは大きく異なるんです。

 

どういう事かと言うと

 

高校ボクシングで優秀な成績を収めた選手の大半は大学の強豪校にスカウトされるんです。

そして全日本選手権やオリンピックなど更ににその上を目指すシステムになってます。

 

 

対してプロボクシング協会に所属する選手の過去は様々です。

実はアマチュア未経験の選手が多いんです。

 

 

もちろん例外もあります。

 

現在プロで大活躍している井上兄弟とか山中とか内山とか、

トップ選手の多くはアマチュアからの転向組です。

 

でも大人になってからボクシングに興味を持って始めた、という選手の割合が多いんですね。

趣味が高じてプロライセンスを取得した、という流れで。

もちろん生活の基盤となる仕事の合間に練習及び試合などの活動を行ってます。

 

でもその中から頭角を現わす選手も一定の割合で必ず居ます。

有名なところでは古くは輪島功一、少し前では内藤大助など。

このくらいのポジションまで上り詰めれば胸を張ってプロだと言えるでしょうね。

 

それに対し、アマチュアからプロに転向した選手には以下のパターンがあります

 

①アマチュア時代活躍しきれなかった選手。

②ずいぶん活躍したけれどまだ満足できない選手。

③大活躍したけれど大きな目標に到達できなかった選手。

 

・・・・など。

 

①、②に該当する選手の思考はぼくが考えるに、

マズローの5段階欲求で例えれば4段階目の尊厳欲求のレベルでは、と思うんです。

 

内山や井上は③と言って良いでしょうか。

あれほど卓越した実力の彼らでさえオリンピックの壁は厚くて出場すらできなかった。

プロでは世界チャンピオンに君臨していますが。

 

要約すると日本のボクシング界はアマチュアの上にプロがあるのではありません。

双方の協会が並行して独自の運営を行っているのが現状です。

 

ちょっと長くなったのでここまでにしますね。

自論を書くと止まりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

押忍

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それぞれの地元愛

2014-06-29 | こんな事考えてる

土曜の夕方は週に1度だけ電車に乗る時間です。

つり革の無い電車に乗る事にもう抵抗はありません。

ボタンを押さないとドアが開かない事にも慣れました。

 

 

今日は駅までの道中、運悪く雨に降られてしまいました。

でもここのところカラ梅雨気味だったのでいい雨だったかもしれません。

仮に天気が良くても仕事だしホタルなんて観に行く時間もないし。

 

参考までにぼくが初めてホタル見たのは新潟に移住してからです。

横浜でホタルウオッチングできる場所なんて聞いた事もありません。

ホタルを見た事がある人なんて周囲にまず居なかったし。

そう考えると改めて田舎に暮らしている事を実感します。

 

 

首都圏在住で田舎暮らしに憧れている人は多いと思いますよ。

連休のたびにここぞとばかりに山だの海だの緑と自然豊かな場所に行くじゃないですか。

都心には移住希望者のためのガイド本や案内所まであるぐらいです。

だけどやたら田舎暮らしが美化され過ぎているとも感じますけどね。

移住促進の一環でしょうけど。

 

対して地方在住者はその逆、何かあるとすぐ東京ですよね。

移住してからしばらく経ちますが、新潟県民が東京大好きだって事はよくわかりました。

 

結局お互いないものねだり、って事でしょうか。

でもね、どちらも同じくらい良いところがあると思うんです。

 

新潟だって十分良いところですよ。

海と山と街がこんなに凝縮されている街なんて首都圏じゃちょっと考えられません。

むしろ見方によっては首都圏在住者から羨ましがられるような環境じゃないか、とも。

 

そう言えば

 

気のせいか新潟県民は横浜にはたいして関心がないような気がします。

 

 

 

 

■今日のおまけ画像

 

 あくびをしてるチビ太は三条市出身で

ピッピは横浜市磯子区出身、ピッピも浜っ子です☆

 

 

 

押忍

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