copyright (c)ち ふ
絵じゃないかおじさんぐるーぷ
中道の生き方とは、
戦争のための組織化をし始めた、あるいは、
組織化が進む中で、そういう芽を育てる土壌を、
改良するべきなのです。
問題は、そのあたりに潜んでいると、思われるのです。
もし、中道の精神を生かすとすれば、
そんな時以外には、
力を発揮し得ないように思います。
最終的に、ファファは、はるかを平二郎の元に、
送ってやることにしました。
そのときの、輝きに満ちたはるかの顔は、
筆にはつくせません。
今でも、ファファには、
はっきりと、その顔が浮かんでくるそうです。
悲しみのどん底から、幸福の絶頂に飛びあがった時の、
人の笑顔など、
何100年に1回も見られないそうですが、
人の願いを叶えるのも、
そう楽ではないようであります。
この項おわり