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絵じゃないかおじさんぐるーぷ
ありがたいことに、偶然とは恐ろしいもの。
運が良いことにセンティの前には、
ハスの花が、いっぱい供えられていました。
ハスは、古名はハチス。
果実の入った花托が蜂の巣に似ているところから、
そう呼ばれたようです。
前田孝道さんの「観音信仰入門」(朱鷺書房刊)
によりますと、
蓮華には3徳があるそうです。
泥汚不染、種花同時、種子不散の3つをいうとの、
ことであります。
ハスは泥沼に育つが、
その泥に染まらず、
清らかで、美しい花を咲かせ、
他の植物とは少し違っていて、
花が咲くのと同時に、実がなり、
その実は、ズイの中にしっかりと、
納まっているという特徴をとらえて、
仏の道に、相通じるものがあると、
見立てたのでしょう。
つづく