本日、アミュージングホビーの「1/35 フランス 重戦車 AMX-50(B)」が入荷いたしました。
第二次世界大戦でドイツに敗れたことで、フランスの戦車の研究・開発は長らく停滞していましたが、ドイツが降伏したことで、フランスは戦車の開発を再開し、終戦直後にはARL-44を完成させます。
しかしこれはソ連の新鋭重戦車・IS-3を相手取るには心許ない性能のもので、より強力な新型戦車の立案を国内の軍需企業に要求すると、AMX社がAMXM4の案を提出しました。
ただ、この戦車は当初の陸軍の要求に合わせる為に装甲を薄くしており、防御力に不安があったため、FAMH社の開発した揺動砲塔を搭載することで砲塔の軽量化を図り、代わりに装甲を強化したAMX-50が試作されました。
しかし、重戦車というカテゴリは次第に時代遅れとなり、AMX-50も量産に至る前に開発が打ち切られました。
なお、AMX-50は試作車輌が複数存在し、AMX-50(B)はこのうちの低姿勢型の最終試作車輌に当たります。
キットはというと、履帯は組み立てやすさと仕上がりを両立させた、一部連結の部分組み立て式履帯となっており、グリル部のメッシュなどエッチングパーツも付属しております。
新商品ではありませんが、エデュアルドの「1/72 Mig-21PFM プロフィパック」も入荷しております。
5種類のマーキングの他、エッチングパーツや塗装用のマスクシールが付属する豪華仕様のキットとなっております。
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