『将来的に「輸入・飼育」規制か 日本からミドリガメが消える!?』
「亀楽園(きらくえん)」の須磨水族園館長さま・亀崎館長のコメントも掲載されていますね。
個人的なつぶやきですけど。。。
これだけ収容されていて、個体の状態もどんどん悪くなり(もともと状態もよくなかた個体もいるはず)、生存も難しい中、
なんとか地域と収容施設・ボランティアの連結ルートをつくって、里親さまにかわいがってもらえるシステムを
構築(つくって)いきたい。。。
クサガメやけど、かめさんのしあわせは、みんなのしあわせ
この記事をご紹介してくださったかめともさまも、自身学校で繁殖したカメちゃんをお子さんが
譲り受けてきたそうですが
実はほかのかめともさまも、そしてこちらの職場の上司もまったく同じ経路で子ガメちゃんをもらってきて
大事に家族で育てているそうです。
特定外来種指定後は、うまれたかめさんを殺処分しないといけなくなるなんて。
(※現行の外来指定生物法だとそうなります。詳しくは環境省HPか、クサガメ・のんちゃん♪
と暮らす。←記事リンクしています。)
「ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)は、侵略的な生物なので、指定を段階的に検討します」と発表されました。
いつかどうにかしないといけない・その時が来たのですね。
ミドリガメの問題は、人のしてしまった問題。十字架を・「悪」のレッテルをミドリガメたちに
つけて、背負わせてしまうのはちょっとちがいますよね。
何かのせいにしてしまえば、人は本当に「ラク」になれるのでしょうか。
どうせなんとかしないといけないことは、はっきり「こうだ」「なので、こうしないと」といったほうが
すっきりするのでは。
どの動物よりも賢く、理性も与えられた「ヒト」だがるべきなのでは。。。
あらゆる地球上のいきものは、食物連鎖でつながっています。
人間はその連鎖のどの位置にいるの?どうして学校では教えてくれないの?
「百獣の王・ライオン」は、なぜ絶滅の危機に瀕しているの?
人間は「百獣の王」より食物連鎖では上にいるの?
じゃあ。「王」の上に立つものとして、どうして下にいる弱者を守らず、ただ恩恵ばかりうけて
弱いものいじめするの?
「駆除」と言って、どんどん仕入れたけど、邪魔だから。いらなくなったから。
って、いっぱい殺しちゃうの?どうして?
「誰も好き好んで殺すわけじゃないよ」本当に?
まるで本当に「死」を望んでいるかのような事件もいっぱいで、そんなようすを見てしまった大人も
とても悲しくって、忘れられなくって、助けてあげられなかった苦しみをどうすればいいの?
子供はもっと悲しいよね。※動物愛護法において、虐待行為は禁止されています
ちょっと気づいてほしい。強烈な言葉を書かないとみんなで気づけないのでしょうか。
人間はそんなに退化してしまっていない。どの動物より「やさしさ」をもって守れる、と本当は信じたい。
そして、「ペット」と言って生き物を飼おうと思うのなら、
飼いはじめたなら、最期まで飼育し、生を受けたもの同士、いっしょに生活してほしいと思います。
(私は生き物を「ペット」と思ったことはありませんが・・・)飼った以上、自力では生きれないので
「飼育している」とは言いますが、うちに迎えた瞬間からは「家族」。命いっこぶんの家族ですよね。
「うちのはなつかない」「かわいくない」から、捨てちゃう?
「忙しい」から、「あきっぽい」から、向き合えてないのかも。
10年飼育してて、20年飼育してて、急に仲良しになったかめさんと飼い主さんの話だって
ある。そのとき、きっと「向き合った」。
私も、のんちゃんと仲良くなったり、とおざけられたり。
飼い主が忙しそうにしてると、なんだかかめはびくびくして。その前の年はだいぶん
仲良くなれたのに、かめのせいではなく、じっくり時間をかけてあげれなかった飼い主のせいでした。
いっぱい探して・たくさん祈って・ひと月行方不明で。
かえってきてくれたあと、ずっと仲良し。前よりちょっと「いやなもんは、いややあぁ~」って、おハナを
「すぴ・すぴぃ~」と不満げ~にならしたりはするようになったけど。(そこもかわいい)
でも、よろこびいっぱい・からだで表現して泳いでよってきてくれるようになった。これが5年かかりました。
かめさんは30年くらい(クサガメ)生きるといわれています。※近年は50年とも、、
まだまだながいお付き合い、もっといっぱいいっしょに気づいて、毎日幸せに暮らせると思っています。
「かめは幸せをはこぶ」生き物だから。
だから、ありがとう。うちに来てくれて、ありがとう。
幸せなので、幸せがえし・したいと思います。かめさんに。
もらってばかりじゃね。めぐるものだからね。
ときにはしんどい、がんばれない、さぼることもありますが、、
そして、は虫類を飼育、とりわけかめさんを飼育する、お迎えするということは、自分も
健康で、ずっと飽きずに、あきてもお世話をし続ける覚悟が必要です。
もしも「うわ~水替え、無理」と思うなら、飼育することをやめておくのも勇気=愛情、と思います。
多頭飼育はとってもリスクをともないますし、過去に多頭飼育崩壊も見て、聞いてきたので
個人的には疑問で心配です。
とくに産卵する女子のお世話は大変です。一頭にかかりきりになると、もう一方はおざなりに。
毛が生えていても、はえていなくても、ちゃんと心の声が聞こえるくらいの関係で、声を
発しない生き物だからこそ もしも不調になった、と気づくときにはもうかなり不調が
進行している、と言われていて、病院も少ないことなどからも、ともかく一個体の
ケアする時間をしっかりととってあげたい生き物なのだと感じます。
・・脱線しました。
「侵略的」な生き物を日本の生態系に入れてしまったのは人。
残念ながら、生態系が崩れると、多様性が崩壊し、絶滅する種も出てくるので
「駆除(防除)」が国内のごく一部の地域で行われています。
今、「特定外来」にアカミミガメを指定しようとすると、アメリカとの協定があるので
(詳しくは別記事に)まず「駆除もあいています」という実績も必要となります。
当然「特定外来種」に指定されると困るのは、「まじめに飼育しているアカミミガメの飼い主」です。
ですが、おもに商業目的のために輸入され、遺棄されてゆく不幸なアカミミガメをこれ以上
増やさないように、そして「輸入」の蛇口を止めれば駆除しなくてはいけない、遺棄されたカメたちから
どんどん繁殖し、野外に供給される蛇口も止まり、駆除が進むと考えられているそうです。
ともかく一般飼育者にできることは、
〇昨今おニュースをすべては「うのみ」にしない、
環境省の発表などにアンテナをはっておく(NPO法人 生態工房さんなどが発信源の
正確な情報をキャッチする)
〇アカミミガメを捨てない(そもそも最初から「買わない」)※カメ全般
〇もし飼いきれなくなった場合、指定前なら里親さんを探すことも可能なので自力で探す、
家族に相談して助けてもらう
〇どうしたらお世話が楽になるのか、お世話が楽しくなるのか、ネットなどの情報も参考にしてみる
(長ければかめさんとは数十年のおつきあい)
。。ちょこちょこ書き足しているので、また機会があれが追記・修正などします。