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↑とっつかまったクロクサ(クサガメ男子)。調査ご協力、感謝。
ゴールデンウィーク終盤ですね。ご家族の方は前半にお出かけして、へとへとになっていらっしゃる方もいるのでは?
お仕事関連で、へとへとな方もおつかれさまです。本日の関西は雨で、すこし涼しく過ごしやすいです。
先日の川でのカメ活レポートです。前回と同じ、「川いい会」の方と、今回は活動日を合わせて外来植物である「セイヨウカラシナ」の
駆除をメインでお手伝いする日、ということでおじゃましました。
気温は20度台ですが、5月の初夏の日差しは時間を追うごとに、重くて暑い胴長を着ていると体にこたえてきます。。^^;
「前半はカメさんをささっと2~3匹ほど見つけて、後半は体力が残っているうちにカラシナ駆除のお手伝いをしよう」と
いうことで、カメの会の会長と私のふたりは前半。。
カメさんはおらんかね~←ふざけているようですが、実はいつも私はこういいながら探しています。
あんまりガツガツしていたら、カメさんが逃げてしまうとか・・・?(doshiさんいわく)←doshiさん、失礼しま~す。
どのみち?ぼぉ~んやりしているのですが。。
さすがは子供の日がちかいこともあり、この季節らしく「しょうぶ」の香りが。。「しょうぶ湯」ならぬ「しょうぶ川」につかりつつ。。
(今は胴長でつかると、ちょうど気持ちいい水温。この日は21.5℃ほど。)
半月前の、前回の同じ区域の川のようす。大人の背丈よりも高くセイヨウカラシナがびっしり生えています。
これがず~っと続いているのですが、とりあえず「ここからここまでを」と、区切って駆除しよう、ということで
「川いい会」の方はここ数年がんばっていらっしゃいます。
カメの会の活動時も、手があいたら駆除しているのですが、きりがないのとけっこうカメ調査とゴミ清掃で時間と
体力切れになります。
その、半月ほど前に駆除して日干しになったもの。
駆除したら、これを袋にいれて廃棄、は現実的ではない物量になるので、川いい会の方は「根っこ側を上に置き、干す」という手法を
とっていらっしゃいます。
(上をむけていたら、なんとここで花を咲かせるくらいしぶといそうです。)
カメ班もカメを見つけ(会長だけ)、セイヨウカラシナの駆除の応援へまわります。
こぉ~んなにゴツイ。。できるだけねっこから。意外にあっさり抜けたりもします。気持ちいいです。
上のほうにはもう種ができ始めていて、背が高いので上のほうでからんで抜きにくいです。
駆除したあと。はげちょろけ。。というくらい、何も下には日が届かず生えていません。
。。なにやら置き方が美しくないですが、駆除したセイヨウカラシナを岸に立てかけているところです。
↑私がカラシナを投げる時に長いと面倒なので、ぽきぽき折って投げたりしているため。
アフター。黄色い花がなくなって、すっかり背丈も低くなり、見た目はすっきりしました。
画像上部のほうのみどりと黄色いのが、駆除して立てかけられているセイヨウカラシナです。
~この日のカメの会長FBより転載※一部修正(承認済みです)~
5月3日、川にてカメの生態調査&清掃&セイヨウカラシナの駆除。今回はIさんのグループとセイヨウカラシナの駆除をメインに活動した。
一度侵入してしまった侵略的な外来種を駆除し、在来の環境を回復させるには本当に恐ろしいほどの努力が必要である。大正川の中州に生えた全てのセイヨウカラシナを駆除するのは至難の業なので、とにかく「この区間だけは」と区切って駆除しているのだが・・・日頃Iさんたちのグループが頑張って下さっているので、今回ようやく背の高さより伸びたものは一掃できた。
ある程度の駆除の済んだ区間とそれより下流の中州の様子の違いは一目瞭然。これまでに駆除して空いたニッチには、少しサイズが小さくなったセイヨウカラシナも入るのだが(涙)、ギシギシや昔よく見た草花(名前を調べないと・・・)も生えてきている。背の低いこれらの草花の生えた中州なら、カメたちも甲羅干しに上がれるだろう。
~引用以上~
駆除して空いたニッチには、またセイヨウカラシナが・・・。
アカミミガメ、アメリカザリガニを駆除したらウシガエルが、みたいなことも。
この川では、アカミミガメを取り除いてもアカミミガメは繁殖しているのですが、捕った以上にはここ10年増えていない、とのこと。
そして10数年前にはじめていなければ、今頃はもう都市の河川であるこの川ではカメはアカミミガメだけになっていたでしょう、と。
この日はクサガメ男子が2頭。首にはヌマエラビルの「首飾り」が。。(このあと、ピンセットでとってあげました)
。。。
ちょっと撮影にご協力願います。(ブログサービスショットでございます)
にゅっ。
・・・・・
ええよ、といったかどうだか、撮影させてくれました。
この子は甲羅の様子からも、わりと年を経た個体なのですが、ナンバリングからも(何十番台)初期の調査のころからいる子だそうです。
クサガメの男の子は、大きくなるとまずしっぽが太くなり(生殖器がしっぽに収納されているため)、ちびのころには首に入っている
模様も「黒化(こっか)」して、茶色っぽかった甲羅も黒くなり、目も黒くなり。
なちぐろちゃんになります。(たべられません。いや、たべれる、か・・・?たべないでください。)
そして成人しても女の子よりふた回りほど小さいです。
いっぽう、クサガメ女子ですが。。
ちょうど同じくらいのサイズのクサガメ女子。甲長は20cmちょっと。どちらが川の子で、どちらが飼育個体かわかりますでしょうか?
ちょっとこの画像では確認しづらいかもしれませんが、(というかとてもわかりにくかったです^^;すみません。)
左が川の子、右が飼育個体です。もっと拡大、画素も細かいとよかったんですが、川の子のつるん、とした印象の甲羅と比較して
飼育の個体は「がちゃがちゃ」したような甲羅の子です。
(どの飼育個体もこうなるわけではないのですが、この子くらいの状態なら飼育個体の可能性は高い、ということです)
↑ちなみに、左はこの日引き渡しで連れていった「もみじちゃん」です。これでも甲羅はずいぶんきれいになりました。
画像ではわかりづらいですが、甲羅には不自然にむいたような箇所があったり、ミルフィーユのように脱皮不全の部分がありました。
今はちょっと手伝ってあげて、ずいぶんきれいになりました。
もみじちゃんはおたる水族館に行く予定です。いつからの展示になるかはわかりませんが、北海道の方面の方は会えるかも・・・?
↑川の子のほうが、同じおおきさでも頭がおおきいです。いろんなものをかんだり、かみくだいたりして頭の筋肉も発達しているのでしょうね。
メスは抱卵するのですが、甲羅があって人間のようにおなかが膨らめないのでオスよりもおおきいのでは、ということです。
もみじちゃんの産んでくれたおタマゴの経過はまた記事にしたいと思います。
(だめかな、と思いつつ、あきらめられないおタマゴの存在。。)
もみじちゃん、元気でね。
先にクロクサの「なるとくん」が行っているそうなので、なるとくんはとても人なれしているそうで、かめさんにもフレンドリーらしいので
びびりのもみじちゃんと仲良くしてくれるといいな。
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↑↑ 5月14日は「神戸サンボーホール」で、国内ブリードの個体繁殖を目的とした「たね親」の販売と、動物グッズイベント
「
いなくら市 たねくら市」が開催されます。
「カメロク屋×かめさんの輪♪」でブース出店予定です。ブースの詳細はまた。よろしくお願いいたします。