かめさんの輪(かめりん)♪

カメ好きです。活動している方をお手伝いしたり、学んだ情報を共有しています。どのカメさんもしあわせにと願っています。

スマスイ・のおまけ~(ちょいマニアック?編~☆)

2014-06-11 08:58:44 | アカミミガメ関連~
前回記事のつづきです。(6/12・ちょいちょい修正・加筆中~です☆)

まずはマニアック(?)な「亀楽(きらく)」に関するご紹介~(許可いただいています^^。)

神戸須磨海浜水族園では、近年淡水ガメ(とくにアカミミガメ)の研究も熱心に

行われているのですが。。。

施術・解剖に関する記事ですので(解剖画像はリンク先だけですが)、アカミミちゃんを飼育されていて、ちょっと

読みたくない方はここでストップ~。ですよ。


淡水ガメ専門の記録情報誌・亀楽(きらく)」← リンククリック~。(NO.4のPDF・「アカミミガメの雌の避妊手術の試み」)

自然下に遺棄され、繁殖しつづけるアカミミちゃんにどう対処するのか・ということで

「アカミミの女子のおタマゴが生まれないようにできないだろうか?」という

研究ですね。

最初は、腹甲の下腹部らへんを切り、手術していたそうなのですが

もうすこし負担を少なくできないか・と、後肢のつけ根(飼育者界のいわゆる「プニ」)部分を切開し、

卵巣につながる管をしばるような方法または卵管・卵巣を摘出で・という施術法で処置された・という内容ですね。


(この「たまごを産まないようにできないか」の手術は今はされていないそうなんですが・・・)


・・・こんちゃ。←なんとなしにアンヌイ。。

スマスイに居た・唯一その施術後生き残っている一頭だそうです(術後3年8か月)。立派なサイズのデカミミ女子です(NO.3ちゃん)。

後肢には大事な筋肉や血管も通っているので、そのせいなのか生存率が低く・難しいことのようです。

イズーさまの「オスの生殖器」側に着目した方法は、施術の負担は少なくってよさそうですが

おタマゴを実際産むのは女子(メス)という事実もあって難しいのでしょうか。

人のモラルを含め、動物へのこんな負担を強いる現実を受け止め、これからもやっぱり

なにができるのかを考察しつつ、飼育者として自分のできることはやっぱりこれからも

アカミミガメを捨てない・という啓蒙と飼育者同士のつながり・飼育者と研究者さまや野外の

現状をまず知って・共有・できればいろんな立場同士の情報・意見交換なのかな・なんて思います。

とくにアナログな活動(実際に会う・話す・見る・聞く・教わるなど)はこれからどんどん

重要になっていくんだろうな・と感じています^^。

ここにはこんな甲羅も。。。

ず どぉ~~ん。。。甲長27.4cmのアカミミちゃんの甲羅。


ど どぉ~~ん。。。これまたビッグなクサガメちゃんの甲羅。つるっつるぅ~で、とっても美甲羅やね。。。

生きてるときに出逢いたかったな。

見ていると、かめさんの長い長いかめ生、一体何を考えて、どう過ごして

きたんだろう。。。って不思議な感覚と気持ちになりますね。

実験観察中のクサたん。

・・昔「応接間」なんてあったころには、こういうの飾ってたんだよね。

・を、いただいたもの・だそうです。

そして亀楽園の横にお住まいの。。。

の っすり。。。。ワニガメたんです。男子か女子か??だそうですが。。。がっくしおやすみ中~。

おおきさがお伝えできなくって残念です。すんごく大きいんですよ~。

飼育員さんが、「かわいい♪」と水槽をなでなで~するしぐさをされて。

捕獲された・という重み(=遺棄された個体)になんとも言えない気分で見ていたのですが、毎日のお世話を

してくださる方にそう言われているのを見て、なんだかほっとしたというか。

自分は今回は「かわいいね」って見てあげられなかったので、次来るときにはめでて

あげたいな・って思いました。

(ちなみに大人の男性5人がかりで捕獲し、当時新聞にも掲載されたそうです^^;。)




ちょうちんアンコウの「ちょうちん」部分のようなものをお持ちだそうで。

早朝だと「ぱっかぁ~~」っとおクチをあけて、水槽の→右側前面でおねだり?ゴハンまち?しているそうなので

(毎日この子は飼育員さんにアジをいただくそうです^^)朝だと見れるかもですね~。

早朝の水族園ってよさそう。。。

アカミミちゃんの口の中にも、クサガメちゃんにはない突起がついていますよね。不思議。

ちなみに余談ですが、アカミミちゃんとクサガメちゃんとの遺伝子は「ヒトとおサル」くらい離れているので

交雑問題は起こらないのだそう。


・・・「帰してあげられない」。どの動物も抱えている(人が抱えさせてしまった)問題ですよね。

以前見た「アカミミガメちゃんがアメリカに帰れますように」と子供が書いていた たんざくがなんだか頭をよぎります。

せつないですね。。。こうしたことにたいして人(自分)はこれから何ができるのか。。。


~おまけのおまけ☆~

スマスイは名前どおり、須磨海浜水族園・なので・・

ざざぁ~~~ん。。。裏手に浜があります^^。この日は30度超えだったし・


ちゃっぷちゃっぷ。。。17時すぎなのですが、泳いでる子の姿も。


夏には海の家もたくさん出て、にぎやかな浜になります。

電車で来て歩いて浜に行ける・都心に近いステキ浜ですね^^。




スマスイ裏手すぐ。






ざざぁ~~ん。。。


・・・・・・

きれいなうみさんも、ありがとう。まったね~。

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