前回記事のつづきです。(6/12・ちょいちょい修正・加筆中~です☆)
まずはマニアック(?)な「亀楽(きらく)」に関するご紹介~(許可いただいています^^。)
神戸須磨海浜水族園では、近年淡水ガメ(とくにアカミミガメ)の研究も熱心に
行われているのですが。。。
施術・解剖に関する記事ですので(解剖画像はリンク先だけですが)、アカミミちゃんを飼育されていて、ちょっと
読みたくない方はここでストップ~。ですよ。
「淡水ガメ専門の記録情報誌・亀楽(きらく)」← リンククリック~。(NO.4のPDF・「アカミミガメの雌の避妊手術の試み」)
自然下に遺棄され、繁殖しつづけるアカミミちゃんにどう対処するのか・ということで
「アカミミの女子のおタマゴが生まれないようにできないだろうか?」という
研究ですね。
最初は、腹甲の下腹部らへんを切り、手術していたそうなのですが
もうすこし負担を少なくできないか・と、後肢のつけ根(飼育者界のいわゆる「プニ」)部分を切開し、
卵巣につながる管をしばるような方法または卵管・卵巣を摘出で・という施術法で処置された・という内容ですね。
(この「たまごを産まないようにできないか」の手術は今はされていないそうなんですが・・・)
・・・こんちゃ。←なんとなしにアンヌイ。。
スマスイに居た・唯一その施術後生き残っている一頭だそうです(術後3年8か月)。立派なサイズのデカミミ女子です(NO.3ちゃん)。
後肢には大事な筋肉や血管も通っているので、そのせいなのか生存率が低く・難しいことのようです。
イズーさまの「オスの生殖器」側に着目した方法は、施術の負担は少なくってよさそうですが
おタマゴを実際産むのは女子(メス)という事実もあって難しいのでしょうか。
人のモラルを含め、動物へのこんな負担を強いる現実を受け止め、これからもやっぱり
なにができるのかを考察しつつ、飼育者として自分のできることはやっぱりこれからも
アカミミガメを捨てない・という啓蒙と飼育者同士のつながり・飼育者と研究者さまや野外の
現状をまず知って・共有・できればいろんな立場同士の情報・意見交換なのかな・なんて思います。
とくにアナログな活動(実際に会う・話す・見る・聞く・教わるなど)はこれからどんどん
重要になっていくんだろうな・と感じています^^。
ここにはこんな甲羅も。。。
ず どぉ~~ん。。。甲長27.4cmのアカミミちゃんの甲羅。
ど どぉ~~ん。。。これまたビッグなクサガメちゃんの甲羅。つるっつるぅ~で、とっても美甲羅やね。。。
生きてるときに出逢いたかったな。
見ていると、かめさんの長い長いかめ生、一体何を考えて、どう過ごして
きたんだろう。。。って不思議な感覚と気持ちになりますね。
実験観察中のクサたん。
・・昔「応接間」なんてあったころには、こういうの飾ってたんだよね。
・を、いただいたもの・だそうです。
そして亀楽園の横にお住まいの。。。
の っすり。。。。ワニガメたんです。男子か女子か??だそうですが。。。がっくしおやすみ中~。
おおきさがお伝えできなくって残念です。すんごく大きいんですよ~。
飼育員さんが、「かわいい♪」と水槽をなでなで~するしぐさをされて。
捕獲された・という重み(=遺棄された個体)になんとも言えない気分で見ていたのですが、毎日のお世話を
してくださる方にそう言われているのを見て、なんだかほっとしたというか。
自分は今回は「かわいいね」って見てあげられなかったので、次来るときにはめでて
あげたいな・って思いました。
(ちなみに大人の男性5人がかりで捕獲し、当時新聞にも掲載されたそうです^^;。)
ちょうちんアンコウの「ちょうちん」部分のようなものをお持ちだそうで。
早朝だと「ぱっかぁ~~」っとおクチをあけて、水槽の→右側前面でおねだり?ゴハンまち?しているそうなので
(毎日この子は飼育員さんにアジをいただくそうです^^)朝だと見れるかもですね~。
早朝の水族園ってよさそう。。。
アカミミちゃんの口の中にも、クサガメちゃんにはない突起がついていますよね。不思議。
ちなみに余談ですが、アカミミちゃんとクサガメちゃんとの遺伝子は「ヒトとおサル」くらい離れているので
交雑問題は起こらないのだそう。
・・・「帰してあげられない」。どの動物も抱えている(人が抱えさせてしまった)問題ですよね。
以前見た「アカミミガメちゃんがアメリカに帰れますように」と子供が書いていた たんざくがなんだか頭をよぎります。
せつないですね。。。こうしたことにたいして人(自分)はこれから何ができるのか。。。
~おまけのおまけ☆~
スマスイは名前どおり、須磨海浜水族園・なので・・
ざざぁ~~~ん。。。裏手に浜があります^^。この日は30度超えだったし・
ちゃっぷちゃっぷ。。。17時すぎなのですが、泳いでる子の姿も。
夏には海の家もたくさん出て、にぎやかな浜になります。
電車で来て歩いて浜に行ける・都心に近いステキ浜ですね^^。
スマスイ裏手すぐ。
ざざぁ~~ん。。。
・・・・・・
きれいなうみさんも、ありがとう。まったね~。
Tさん、いつもほんとうにありがとうございます。ここに来られるみなさまと共有させていただきますね~。
いつも つたないブログですが・・・応援 ほんとうにありがとうございます。
にほんブログ村
もしよろしければ・・ぽち・っとおしていただけるととってもうれしいです^^。
まずはマニアック(?)な「亀楽(きらく)」に関するご紹介~(許可いただいています^^。)
神戸須磨海浜水族園では、近年淡水ガメ(とくにアカミミガメ)の研究も熱心に
行われているのですが。。。
施術・解剖に関する記事ですので(解剖画像はリンク先だけですが)、アカミミちゃんを飼育されていて、ちょっと
読みたくない方はここでストップ~。ですよ。
「淡水ガメ専門の記録情報誌・亀楽(きらく)」← リンククリック~。(NO.4のPDF・「アカミミガメの雌の避妊手術の試み」)
自然下に遺棄され、繁殖しつづけるアカミミちゃんにどう対処するのか・ということで
「アカミミの女子のおタマゴが生まれないようにできないだろうか?」という
研究ですね。
最初は、腹甲の下腹部らへんを切り、手術していたそうなのですが
もうすこし負担を少なくできないか・と、後肢のつけ根(飼育者界のいわゆる「プニ」)部分を切開し、
卵巣につながる管をしばるような方法または卵管・卵巣を摘出で・という施術法で処置された・という内容ですね。
(この「たまごを産まないようにできないか」の手術は今はされていないそうなんですが・・・)
・・・こんちゃ。←なんとなしにアンヌイ。。
スマスイに居た・唯一その施術後生き残っている一頭だそうです(術後3年8か月)。立派なサイズのデカミミ女子です(NO.3ちゃん)。
後肢には大事な筋肉や血管も通っているので、そのせいなのか生存率が低く・難しいことのようです。
イズーさまの「オスの生殖器」側に着目した方法は、施術の負担は少なくってよさそうですが
おタマゴを実際産むのは女子(メス)という事実もあって難しいのでしょうか。
人のモラルを含め、動物へのこんな負担を強いる現実を受け止め、これからもやっぱり
なにができるのかを考察しつつ、飼育者として自分のできることはやっぱりこれからも
アカミミガメを捨てない・という啓蒙と飼育者同士のつながり・飼育者と研究者さまや野外の
現状をまず知って・共有・できればいろんな立場同士の情報・意見交換なのかな・なんて思います。
とくにアナログな活動(実際に会う・話す・見る・聞く・教わるなど)はこれからどんどん
重要になっていくんだろうな・と感じています^^。
ここにはこんな甲羅も。。。
ず どぉ~~ん。。。甲長27.4cmのアカミミちゃんの甲羅。
ど どぉ~~ん。。。これまたビッグなクサガメちゃんの甲羅。つるっつるぅ~で、とっても美甲羅やね。。。
生きてるときに出逢いたかったな。
見ていると、かめさんの長い長いかめ生、一体何を考えて、どう過ごして
きたんだろう。。。って不思議な感覚と気持ちになりますね。
実験観察中のクサたん。
・・昔「応接間」なんてあったころには、こういうの飾ってたんだよね。
・を、いただいたもの・だそうです。
そして亀楽園の横にお住まいの。。。
の っすり。。。。ワニガメたんです。男子か女子か??だそうですが。。。がっくしおやすみ中~。
おおきさがお伝えできなくって残念です。すんごく大きいんですよ~。
飼育員さんが、「かわいい♪」と水槽をなでなで~するしぐさをされて。
捕獲された・という重み(=遺棄された個体)になんとも言えない気分で見ていたのですが、毎日のお世話を
してくださる方にそう言われているのを見て、なんだかほっとしたというか。
自分は今回は「かわいいね」って見てあげられなかったので、次来るときにはめでて
あげたいな・って思いました。
(ちなみに大人の男性5人がかりで捕獲し、当時新聞にも掲載されたそうです^^;。)
ちょうちんアンコウの「ちょうちん」部分のようなものをお持ちだそうで。
早朝だと「ぱっかぁ~~」っとおクチをあけて、水槽の→右側前面でおねだり?ゴハンまち?しているそうなので
(毎日この子は飼育員さんにアジをいただくそうです^^)朝だと見れるかもですね~。
早朝の水族園ってよさそう。。。
アカミミちゃんの口の中にも、クサガメちゃんにはない突起がついていますよね。不思議。
ちなみに余談ですが、アカミミちゃんとクサガメちゃんとの遺伝子は「ヒトとおサル」くらい離れているので
交雑問題は起こらないのだそう。
・・・「帰してあげられない」。どの動物も抱えている(人が抱えさせてしまった)問題ですよね。
以前見た「アカミミガメちゃんがアメリカに帰れますように」と子供が書いていた たんざくがなんだか頭をよぎります。
せつないですね。。。こうしたことにたいして人(自分)はこれから何ができるのか。。。
~おまけのおまけ☆~
スマスイは名前どおり、須磨海浜水族園・なので・・
ざざぁ~~~ん。。。裏手に浜があります^^。この日は30度超えだったし・
ちゃっぷちゃっぷ。。。17時すぎなのですが、泳いでる子の姿も。
夏には海の家もたくさん出て、にぎやかな浜になります。
電車で来て歩いて浜に行ける・都心に近いステキ浜ですね^^。
スマスイ裏手すぐ。
ざざぁ~~ん。。。
・・・・・・
きれいなうみさんも、ありがとう。まったね~。
Tさん、いつもほんとうにありがとうございます。ここに来られるみなさまと共有させていただきますね~。
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