・・・きょう、かめともさんに
「かめりん♪」は、もう書かないの?」と言われました・・・
ま、いいわけはさておき(!?)、書きたいと思います~。よろしければ、おつきあいを♪
秋といえば、いろんな行事が各所で行われますが、ここ・兵庫県・加古川・明石では・・・
以前もご紹介しましたが、「ため池」という年間降雨量のすくない地域で発達した文化が・・
根づいておりまして。(なんてステキな田園風景・美・・・)
「池干し」という行事が、秋にはあっちこっちで行われます。(かいぼり・じゃことり・とも呼ぶそうです)
「ため池とは」← リンク クリック☆
貯水・防災・地域環境・レクリエーションの場・など地域で多様なたいせつな働きをしているんですね。
そして人々は生き物に生かされ、生き物はすべて水に生かされていますよね。
「池干し」 ← リンク クリック☆(PDF表示)
水質改善・最近では外来種駆除の意味も。
いつもは貯水されている水を抜いてゆき・・・
朝から地元の方・行政の方・ため池の生物の研究などされてる大学生などが参加され・・・
(この日は はばタンもかけつけ・・・※はばタン:兵庫県マスコットゆるきゃら。
←しかし手をふったけど、なんだか前が見えないらしくっ・・・!応援にきてくれたんじゃなかったんかっはばタンっ・・・!)
どんどんフナ・コイ・ときどき食用ガエル・ちいさなブルーギル・・・
など引き揚げて、おとなりの池に移してゆきます。
これはカムルチー(中国・ライギョ)外来種なのですが、池のおそうじのためにあえて導入していらっしゃるそうで
捕獲後また池に戻されていました。
外来種駆除も同時に行われるのですが、この池は毎年池干しを行っているそうで、あまり外来種もいなかったです。
毎年池干しを実施されてる池は、泥も底なしなかんじではなく、足はとられますが硬い底に足がつく・という
かんじでまだ前回行った池よりは歩きやすく、作業もしやすかったです。
画像がないので伝わりにくいですが、とぉっても!!楽しい行事なんです・・・!!!
コイ。まるまる太っています。在来種であるコイやフナ(今回はいなかったですが、どじょうなども)
は、多少水揚げされた状態のままでも息が続くのですが、外来種であるブルーギルやブラックバスなどは、
水から揚げられた状態のままではすぐに息絶えてしまいます。
日本の在来種は、ため池の池干し文化に適応してきた生態なのですね。
(学生さんたちお魚重量計測中。)おとうさんに連れられてきているちびっこの姿も。
もともとは農業の方たちの利用していた「ため池」なのですが、池干しには地域の住民の方も
参加されています。
とうぜん・・・
かめさん・カエルなども、(コッテコテ~ですが、アカミミガメ。今回は駆除・と。。)
息の続く生き物ですね。
(この日もかめさんの調査目的の参加・のハズだったんですが・・・個人的には2頭しか捕獲できず^^;・・・)
かめ好きにはショッキングなお話かと思いますが。。。
池干しで採れた「土地の恵み」は、その場で食されることもあります。
からあげにして食されておりました。合掌・・・。
テナガエビ(固有種)・ブルーギル(外来種)の素揚げもいただきました。
ただ打ち捨てたりするより、食べてあげることが「供養」にもなりますよね。
もうちょっと画像を撮りたかったのですが・胴長についた「泥」でカメラが「水没」ならぬ「泥没」しかけたので・・・
断念。
このあと、公民館に移動し、たまごかけごはんをいただき、
『加古川西地区ため池協議会との「語ろう会」』が開かれ、
水辺に学ぶプロジェクト← リンク クリック☆ (ため池ミュージアムさま、リンクせていただきます。)
代表の 畠山 恵子 さまより ごあいさつ。
神戸学院大学の先生より、住民アンケートの結果報告
(池干しの実施を知っているか・など)
集まった学生さんや参加したみんなでのワークショップ
テーマ「20年後のため池」
「今、なにをなすべきか」
を5班に分かれて話し合い、発表されました。
いろんなよい意見や提案・シビアな意見がでました。「小学校のころから池干しに参加して
生き物をもっと身近に感じる」「ツイッターやフェイスブックなどで広める」など。
しかし、結局私の横にいらした農家の方がポツリ
「この意見も結局、絵空ごとでしかない」と。
ここに参加していない、現農家の方の意見こそ聞かなくてはならない、というのが今の現状だ・と。
はっ・・・!としました。そう、農業あってこそのため池。
やはり、田んぼを継ぐ人がいないと、ため池も私の地元、伊丹市のようにため池を埋め立ててなくしたり
四方をコンクリートで固め・危ないのでフェンスで囲ってしまうしかない・もはや
なんのためのため池なのか・といった様相になってしまいかねないのです。
里山が見直されてきている昨今・やはり農業、それも人が生活する利便性のある土地の
たんぼなどの継承はとても大事なんだな・と思いました。
半農でもいいし、うまくつきあっていくすべはないものか。
農業の先輩方が居る・ぎりぎりの世代だから、地域・学校を巻き込むなどしてなにかいい方法はないものか・
と思います。
若い世代でツアーバスなど組んで、農業に参加する・というようなものもありますよね。
自分は若くはないけれど、農業はボランティアなどでも参加できるのならぜひ参加してみたい・と
いつも思っています。
ゆきかきボランティア・農業ボランティアなんかがツアーバスで参加できるのなら・参加して
みたい・という人がいて、形になってゆければ素敵なんだけど。
どうです?もしあれば、参加してみたいですか?
ますは、播磨の「かいぼり」に参加はどうですか?また来月、あと一回参加予定です^^。
・・・今度こそはかめさんを捕獲しないと、です・・・。
クサガメ。洗って計測・画像を記録し、この子たちはもとの池に放流されました。
さて帰宅後・・・。乾いちゃってますが、どろんこの胴長と服。洗うのも大変です。なるだけ現地で
着ているときに洗い流しておかなくては、です。
そして・・・
みどり保育園の園児冬眠のために、まさに今が採集時・なさくらの紅葉した落ち葉をたくさんいただいてきました。
かめ飼育の先輩方の「落ち葉水」という冬眠アイテムを、うちでも今年の冬越しに採用させていただきたいと思います。
(※みどり保育園:かめの防除活動のお手伝いの際に、里親さまを探して引き取っていただく前提で
一時預かりしているわが家のミドリガメたちのいるベランダ。)最近はほとんどみんな寝ていたのですが
この連休は、全員甲羅干しを楽しむつもりのようです。11月7日ごろに全員えさ切り(ごはんを
冬眠前に切り・おなかをからっぽにしてもらって冬越しに備えること。おなかにもし未消化の
ものが残っていたら、腐敗して越冬失敗の危険性があるといわれています)をしているのですが
この暖かさは大丈夫かしら・・・。ね?まだたべる~っていいそう。。
あすは水かえをして、落ち葉投入予定ですが、まだ日陰にトロ舟を移動するのはもうちょっと先に
して、甲羅干しをしなくなったら温度差のあまりない場所に移動しようと思っています。
では、また一回目に参加した池干しや、池干しの補足などもぼちぼち更新させていただきますね~^^。
「生き物マイスター講座」も、更新させていただきますので、しばしお待ちくださいませ。。
いつも 更新まだかなぁ~って のぞきに来てくださっている方もいらっしゃっただなんて。。
にほんブログ村
ありがとうございます。いつも つたない内容ですが、がんばります☆
↑ブログランキングに参加しています。ぽち・っと押して応援していただけると とってもうれしいです^^。
*********
ふた月前に卒園した「さーちゃん@ミドリガメ」ですが、先住かめちゃん・うさぎちゃんたちの中で
びびりぃ~なのは相変わらず・だそうですが、元気にごはんも食べて暮らしているそうです。
まだちいさいので、先住ちゃんのようにがっしがっしお部屋やお外を歩き回るには数年かかるかな。
どうかさーちゃん・ご家族みんなが元気で幸せに暮らせますように。
冬は積極的に里親さま募集はしない予定ですが、秋ぎりぎり冬眠前、お迎えしたい・という
お問い合わせなどは受付中ですので、コメント欄(非公開)か、左横サイドバー「メッセージ」より
ご質問などございましたらお待ちしております^^。
なお、直接ひきとり・お引き渡しのみの対応(郵送非対応)となりますので、どうぞご了承くださいませ。
「かめりん♪」は、もう書かないの?」と言われました・・・
ま、いいわけはさておき(!?)、書きたいと思います~。よろしければ、おつきあいを♪
秋といえば、いろんな行事が各所で行われますが、ここ・兵庫県・加古川・明石では・・・
以前もご紹介しましたが、「ため池」という年間降雨量のすくない地域で発達した文化が・・
根づいておりまして。(なんてステキな田園風景・美・・・)
「池干し」という行事が、秋にはあっちこっちで行われます。(かいぼり・じゃことり・とも呼ぶそうです)
「ため池とは」← リンク クリック☆
貯水・防災・地域環境・レクリエーションの場・など地域で多様なたいせつな働きをしているんですね。
そして人々は生き物に生かされ、生き物はすべて水に生かされていますよね。
「池干し」 ← リンク クリック☆(PDF表示)
水質改善・最近では外来種駆除の意味も。
いつもは貯水されている水を抜いてゆき・・・
朝から地元の方・行政の方・ため池の生物の研究などされてる大学生などが参加され・・・
(この日は はばタンもかけつけ・・・※はばタン:兵庫県マスコットゆるきゃら。
←しかし手をふったけど、なんだか前が見えないらしくっ・・・!応援にきてくれたんじゃなかったんかっはばタンっ・・・!)
どんどんフナ・コイ・ときどき食用ガエル・ちいさなブルーギル・・・
など引き揚げて、おとなりの池に移してゆきます。
これはカムルチー(中国・ライギョ)外来種なのですが、池のおそうじのためにあえて導入していらっしゃるそうで
捕獲後また池に戻されていました。
外来種駆除も同時に行われるのですが、この池は毎年池干しを行っているそうで、あまり外来種もいなかったです。
毎年池干しを実施されてる池は、泥も底なしなかんじではなく、足はとられますが硬い底に足がつく・という
かんじでまだ前回行った池よりは歩きやすく、作業もしやすかったです。
画像がないので伝わりにくいですが、とぉっても!!楽しい行事なんです・・・!!!
コイ。まるまる太っています。在来種であるコイやフナ(今回はいなかったですが、どじょうなども)
は、多少水揚げされた状態のままでも息が続くのですが、外来種であるブルーギルやブラックバスなどは、
水から揚げられた状態のままではすぐに息絶えてしまいます。
日本の在来種は、ため池の池干し文化に適応してきた生態なのですね。
(学生さんたちお魚重量計測中。)おとうさんに連れられてきているちびっこの姿も。
もともとは農業の方たちの利用していた「ため池」なのですが、池干しには地域の住民の方も
参加されています。
とうぜん・・・
かめさん・カエルなども、(コッテコテ~ですが、アカミミガメ。今回は駆除・と。。)
息の続く生き物ですね。
(この日もかめさんの調査目的の参加・のハズだったんですが・・・個人的には2頭しか捕獲できず^^;・・・)
かめ好きにはショッキングなお話かと思いますが。。。
池干しで採れた「土地の恵み」は、その場で食されることもあります。
からあげにして食されておりました。合掌・・・。
テナガエビ(固有種)・ブルーギル(外来種)の素揚げもいただきました。
ただ打ち捨てたりするより、食べてあげることが「供養」にもなりますよね。
もうちょっと画像を撮りたかったのですが・胴長についた「泥」でカメラが「水没」ならぬ「泥没」しかけたので・・・
断念。
このあと、公民館に移動し、たまごかけごはんをいただき、
『加古川西地区ため池協議会との「語ろう会」』が開かれ、
水辺に学ぶプロジェクト← リンク クリック☆ (ため池ミュージアムさま、リンクせていただきます。)
代表の 畠山 恵子 さまより ごあいさつ。
神戸学院大学の先生より、住民アンケートの結果報告
(池干しの実施を知っているか・など)
集まった学生さんや参加したみんなでのワークショップ
テーマ「20年後のため池」
「今、なにをなすべきか」
を5班に分かれて話し合い、発表されました。
いろんなよい意見や提案・シビアな意見がでました。「小学校のころから池干しに参加して
生き物をもっと身近に感じる」「ツイッターやフェイスブックなどで広める」など。
しかし、結局私の横にいらした農家の方がポツリ
「この意見も結局、絵空ごとでしかない」と。
ここに参加していない、現農家の方の意見こそ聞かなくてはならない、というのが今の現状だ・と。
はっ・・・!としました。そう、農業あってこそのため池。
やはり、田んぼを継ぐ人がいないと、ため池も私の地元、伊丹市のようにため池を埋め立ててなくしたり
四方をコンクリートで固め・危ないのでフェンスで囲ってしまうしかない・もはや
なんのためのため池なのか・といった様相になってしまいかねないのです。
里山が見直されてきている昨今・やはり農業、それも人が生活する利便性のある土地の
たんぼなどの継承はとても大事なんだな・と思いました。
半農でもいいし、うまくつきあっていくすべはないものか。
農業の先輩方が居る・ぎりぎりの世代だから、地域・学校を巻き込むなどしてなにかいい方法はないものか・
と思います。
若い世代でツアーバスなど組んで、農業に参加する・というようなものもありますよね。
自分は若くはないけれど、農業はボランティアなどでも参加できるのならぜひ参加してみたい・と
いつも思っています。
ゆきかきボランティア・農業ボランティアなんかがツアーバスで参加できるのなら・参加して
みたい・という人がいて、形になってゆければ素敵なんだけど。
どうです?もしあれば、参加してみたいですか?
ますは、播磨の「かいぼり」に参加はどうですか?また来月、あと一回参加予定です^^。
・・・今度こそはかめさんを捕獲しないと、です・・・。
クサガメ。洗って計測・画像を記録し、この子たちはもとの池に放流されました。
さて帰宅後・・・。乾いちゃってますが、どろんこの胴長と服。洗うのも大変です。なるだけ現地で
着ているときに洗い流しておかなくては、です。
そして・・・
みどり保育園の園児冬眠のために、まさに今が採集時・なさくらの紅葉した落ち葉をたくさんいただいてきました。
かめ飼育の先輩方の「落ち葉水」という冬眠アイテムを、うちでも今年の冬越しに採用させていただきたいと思います。
(※みどり保育園:かめの防除活動のお手伝いの際に、里親さまを探して引き取っていただく前提で
一時預かりしているわが家のミドリガメたちのいるベランダ。)最近はほとんどみんな寝ていたのですが
この連休は、全員甲羅干しを楽しむつもりのようです。11月7日ごろに全員えさ切り(ごはんを
冬眠前に切り・おなかをからっぽにしてもらって冬越しに備えること。おなかにもし未消化の
ものが残っていたら、腐敗して越冬失敗の危険性があるといわれています)をしているのですが
この暖かさは大丈夫かしら・・・。ね?まだたべる~っていいそう。。
あすは水かえをして、落ち葉投入予定ですが、まだ日陰にトロ舟を移動するのはもうちょっと先に
して、甲羅干しをしなくなったら温度差のあまりない場所に移動しようと思っています。
では、また一回目に参加した池干しや、池干しの補足などもぼちぼち更新させていただきますね~^^。
「生き物マイスター講座」も、更新させていただきますので、しばしお待ちくださいませ。。
いつも 更新まだかなぁ~って のぞきに来てくださっている方もいらっしゃっただなんて。。
にほんブログ村
ありがとうございます。いつも つたない内容ですが、がんばります☆
↑ブログランキングに参加しています。ぽち・っと押して応援していただけると とってもうれしいです^^。
*********
ふた月前に卒園した「さーちゃん@ミドリガメ」ですが、先住かめちゃん・うさぎちゃんたちの中で
びびりぃ~なのは相変わらず・だそうですが、元気にごはんも食べて暮らしているそうです。
まだちいさいので、先住ちゃんのようにがっしがっしお部屋やお外を歩き回るには数年かかるかな。
どうかさーちゃん・ご家族みんなが元気で幸せに暮らせますように。
冬は積極的に里親さま募集はしない予定ですが、秋ぎりぎり冬眠前、お迎えしたい・という
お問い合わせなどは受付中ですので、コメント欄(非公開)か、左横サイドバー「メッセージ」より
ご質問などございましたらお待ちしております^^。
なお、直接ひきとり・お引き渡しのみの対応(郵送非対応)となりますので、どうぞご了承くださいませ。