ダメ人間アワー

別れた恋人同士でお送りしておりましたが、色々あって結婚しちゃいました。
おバカブログは続きます。

魔王

2008-09-11 03:04:53 | プー 日記
プーです。

最近、千円札の野口英世が、世界のナベアツに見えてしょうがない。レジ閉めとかで千円札数えてると「オモローオモローオモロー」と大変なのである。俺って病んでるのかもしれない。

先日、くるねこ大和ちょっと前の記事を読んでいると、マンガの中で「魔王」を歌っているシーンがあった。

魔王とはあれである。「おとーさん、おとーさん」のあれだ。中学の音楽の授業で聴かされたあれだ。ゲーテの詩にシューベルトが曲をつけた歌曲?で、元はドイツ語なのだが、日本語版もある。この日本語版がかなりの破壊力なのだ。「おとーさん、おとーさん」なのだ。

中学の音楽の授業なんて、みんなほとんど昼寝の時間にしていたけど、魔王は違った。全員に大受け。もう一回聴かせろ、と教師にアンコールを要求するほどだった。ネット上で探してみたがみつからない。申し訳ない、皆さんにも聞いてもらいたいのだが。

(※2013.4.3追記 今更探してみた。プロの歌ってる、俺の知ってる日本語版ってないのよね。とりあえず見つけたのが↓)
Der Erlkönig (Schubert) Japanese version 『魔王』 Sang by konnory


とにかく物凄く耳に残る曲で、頭の中でグルグル回ってしょうがない。そしてなんとかゲットしてiPodに突っ込んだ。そして聞きながらジョグってきた。

ジョギングにはあまり適さない事がわかった。ヒザも痛いよ。

ドイツ語版がYOUTUBEにあった。外人さんが物凄く入り込んで歌ってて、ある意味怖いです。いい声だけど。
Schubert - Der Erlkönig [魔王] (complete version.)

風のよに 馬を駆り
駆けりゆくものあり
腕に童{わらべ} 帯びゆるを
しっかとばかり 抱{いだ}けり

父「ぼうや なぜ 顔かくすか」
子「お父さんそこに 見えないの
 魔王がいる こわいよ」
父「ぼうや それは狭霧{さぎり}じゃ」

魔王「かわいいぼうや おいでよ
 おもしろい遊びをしよう
 川岸に 花咲き きれいなおべべがたんとある」

子「お父さん お父さん 聞こえないの
 魔王が何かいうよ」
父「なに あれは 枯葉のざわめきじゃ」

魔王「ぼうや いっしょにおいでよ
 用意はとうにできている
 娘と踊ってお遊びよ
 歌っておねんねもさしたげる
 いいところじゃよ さあおいで」

子「お父さん お父さん それそこに 魔王の娘が」
父「ぼうや ぼうや ああそれは
 枯れた柳の幹じゃ」

魔王「可愛いや いいこじゃの ぼうや
 じたばたしても さらってくぞ」

子「お父さん お父さん 魔王が今
 ぼうやをつかんで連れて行く」

父も心 おののきつ
あえぐその子を 抱{いだ}きしめ
からくも宿に着きしが 子はすでに息絶えぬ