木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

材木

2008-04-22 17:42:24 | 仕事
久しぶりに製材所へ材料取りに行ってきました
ここからだと片道40分のところ やっとの思いでたどり着いたら
「そんなのないですよ」
いやいやいやあるはず。。
そう言われてからもう一度じっくり考え直してみました
そういえば11月に挽いたヒバ材はここに置いてあるって請求書にかいてあったけど
今欲しいカエデはここじゃないのか??
「ワシも行くわ」と言っていた材木屋のオヤジさんも来てない ってことは
 あっちか?
がっくり  だがただでは帰れない
ここに置いてあるヒバだけでも持って帰ろう
ヒバというのは白いきれいな木です
神具によく使われるものですが(といってもヒノキの代用と言えなくもない)今回は太鼓のバチの材料にと思って挽いたものです
いつもは必要なだけ材料屋(材木屋とはちょっと意味が違うかな? 材木を使いやすいように木取りして売る商売よって少々お高い)
から仕入れるんだけど最近運賃を取られるようになってしまって少ない注文だと一本にたくさん跳ね返ってきてしまうようになった
それでまあ丸太からいつも出るサイズに製材してもらったというわけです
とにかく今現在必要ではない材料を軽トラいっぱいに積んできてしまった
そして保管しなくてはならない
職人さんに余分な仕事をさせてしまったわけです
彼は彼で僕に自分の仕事の元を取りに行ってもらうことにいくばくかの負い目を持っているようなんですが。
それが昨日の話
で今日は片道一時間をかけてもう一つの製材所まで・・
カエデはそんなに多くの量でもなかったんで軽く積めたのですが
材木屋に「買い過ぎちゃったんで買ってくれんか?」って言われた水草というこれも白い木は思ってたよりたくさんあって
積みきれなかった
いつもの金額より安いんで量も大した事ないとインプットされてた
でも単価を安くしてくれてただけ
厚み60で木取っちゃったけど何に使おうね
そんなわけでまた軽トラいっぱいの材料到着
でもこうやって材料持ってると 不思議に少しずつだが売れてゆくわけですよ
無駄な在庫は持ちたくないけど 材料持ってないと仕事にならない
難しいとこだよね
コメント
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