木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

その補償は本当に人のためになるのか

2014-01-24 23:53:24 | 社会
???
これでいいんかなぁ と思うようなこと
原発事故でその地を離れなくてはいけなくなった人に対して、物申すなどというのは恐れ多いことだったので
あえて、正面切ってそれに異議を唱える人も多くないのかもしれない
でもそのシステムは本当にその人たちのためになってるんだろうかと思うこともある

事故のためにその地を離れなければならなくなった人達
例えば1家族5人とすると一人に付き10万円/月、補償金が入るから
50万
そしてお父さんが40万の給料をもらってて、事故によってその職を離れなくてはならなくなった場合
その分の給料40万円/月が補償される
したがってこの家族にはあの3月11日以来 毎月90万円ずつが支給されてる
当初はそれは当たり前の事。
でも今もその状況は続いているという。

例えばお父さんに再就職の道が開けそうになる
次の仕事は20万円の給料しか出ない
それでも40万の補償はあるという
20万+40万ではなく 40万
20万はただ引かれて合計40万
つまり働いても働かなくても家に戻らなければ40万はずっと払ってもらえる
誰が働く?
それは偉い人だけだ
普通の庶民なら働かずに40万もらっとこぉ って思ってもそれを責めることができるだろうか
家に帰らなければ家族5人で毎月90万円もらえるのだから
しかも驚いたことに、2年経った時だかに 10万円を35万円に上げてくれ という要求まで出てくる始末

確かに、福島の避難を余儀なくされた方々には大変な月日だったことだろう
でも、その人たちだけでもない
岩手や宮城では多くの家が流され、その復興は遅々として進まない
そういうただ津波の被害を受けた方々にはどんな補償があるのか
はっきり把握してるわけじゃないけど、おそらく家の再興までは叶わぬ一時金だけなのでしょう


もし東電だけで避難民の補償が出来てるならそれはそれで僕らは口をはさむこともない
でもこのお金が税金からも出てるとするなら、も少し公平に津波の被害者の方の役にも立ってほしい

東電の補償はどこかおかしい
人間をダメにする補償じゃないの?

http://gabasaku.asablo.jp/blog/2012/02/19/6340245


関係ない僕らが口をはさむことではないのかもしれないけど、
どうしてもひとこと思うことを言っておきたかった

生活保護でも同じだよね
必要な人には必要な制度だけれど、それを食い物にする人がいる
それは制度が未熟だからにほかならない
もっと人のためになる制度にすべきだし、真面目に取り組めばできるはずだ
日本はお上に自由になるお金が多いから、無駄な救済をしてしまう
働く意欲を持たせるような制度にして欲しい
いまのままじゃ怠け者を増やすだけだ


コメント (10)
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