2時前に寝床に入って部屋の電気を落とすと同時に枕元のスタンドのあかりを灯す。
数独を手にして布団をかけるとまずまるこがやってきて胸の上に乗る。
ただ乗るのではなく撫でてほしいを要求してくるのだ
数字と遊びながら僕は彼女の尻尾の付け根をポンポンと叩く
今度は顔を近づけてくるので咽喉を、顔の周りを撫で回す。
こいつのゴロゴロはうるさいくらいに大きい。
つい疎かになる数字の行方。
そして暫く数字の方を愛撫すると彼女は舌打ちしながらベッドから飛び降りる。
1ページを終えるとベッドの明かりを落とす。
そうするとマイケルが隣にやってきてサイドテーブルに飛び上がる。
まることタッチ交代だ
じっと座って僕の誘いを持っている。
右を向いて寝てると右側、左を向いて寝てると左側の布団が開くのを期待している。
今まで飼ってた猫たちは上手に僕の布団に入り込んできたものだがマイケルの不器用さったらない
閉じている布団に入り込むのが苦手で僕の真横に入るつもりが一枚毛布の外側だったりする。
そのドジなところがまたいいのだ。
笑いながら僕は寝る。ゴロゴロ言えない不器用なマイケル・・・
カラオケの自主規制が解けたようだ
また始めるかな
暫く車の中ではこれを聴こうかな
DISH// (北村匠海) - 猫 / THE FIRST TAKE