木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

数字

2013-06-26 23:15:39 | 仕事
いつも11時頃になると、現実的に今日のブログの切羽がつまる(笑)
生活してる中で、今日はこの話題で書こう と思うことは勿論あるのだが
最近はこの時間になって、いろいろ振り返りながら話題を探ることになることの方が多いかもしれない
今日もなあんも考えてなかった というか頭に思い浮かばなかったわけだ
でも、何か書いてみようと試みる大きな原動力は、数字
かっつんは今日何を書いてるんかな?
と思ってもらえるのかどうか、わからないけど、とにかく僕のこのURLにアクセスしてもらえるあなたの指先に励まされる
それが数字になる


実は今日、長年お世話になってたお得意さんのところへ無理なお願いをした
今までやってた仕事の報酬額 52を62にしていただけないかと
長年にわたって、1とか2とかの上げ方だったのに


亡父が言っていた言葉を忘れない

「どんな業者さんが勧誘に来ても、あなたのところが出来なくなったと言わない限り替わることはありません。」
そう言って下さったお客さんを大事にしなきゃいかん


その有り難い言葉を頂いたお客さんに対して、夕方「メモ帳」を開いて言葉を綴ってしまった

56年従事していてくれた職人が亡くなって、申し訳ありませんが今までの値段では立ち行かなくなってしまいました と

言葉を変えると、「出来なくなった」と言ってるのと同じことです


でも相手の足元を見て言ってるわけじゃなく、自分の立場を確保するため
これからも順調にお付き合いできる数字
それが2割アップ・・・



後ろめたさと大事な顧客を失う可能性
このところの忙しさがなかったら出てこなかった数字なのかもしれない



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4 コメント

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会社組織と言うもの (あんじー)
2013-06-27 01:23:41
最近は猫関係でブログを更新する事が多いけど、実は仕事では、売り上げがどうのーとか色々と言われる。
他の歯科医院よりも値段設定(自費の)安いとか。
私としては、患者さんの立場として考えると、出来れば安くてある程度良いものを入れたいというのは分かるんだ。
だから、色々と経費とか引いて妥当だと自分で思うもの、以前の医院長の妥当と思っていた費用で請求している。
だってさ、一生そのままの歯でいれる分けないし、何かあったらやり直ししなければいけないんだから、そういう点でも嘘はつきたく無い(一生保ちますよとか)
だから、自費を希望する人でも、あなたの場合はここでお金を使うくらいなら、他の歯で使った方が良いですとか言って結局保険診療にしたりするんだけど、そういう事が、雇い主には利益にならないので不満なんだろうな。
雇い主の意向を汲んで仕事をする事は大切だけど、自分のスタイルを崩したくは無い。そういう葛藤があります。

数字だけが全てではないけど、値上がりってしにくいよね。わかるわー。
でもカッツンのとこは、ある程度世の中に合わせて値上げも必要だよ。職人さん亡くなったんだし。
取引先も分かってくれると思う。
お互いがんばりまっしょい
返信する
大変だねっ (将棋を知らない母)
2013-06-27 20:58:38
うちも支店同士の競争があるから
売り上げをあげる事、経費を抑えることに支店長は、うるさいよーーーー
特に大阪からの転勤組だから(すっごい偏見だけど・・・)
もうかりまっか~
こんなの損やがなー
この経費はどこかに請求できるのかな?
なんて、毎日言われて、母達まで変な関西弁を使って真似をしてますよん~

卵の値段と一緒で、今まで精一杯押さえて来たけど限界ですと説明するしかないねーー
返信する
医院長 (かっつん)
2013-06-28 00:42:29
僕が20歳くらいの時だったかなぁ
近所の歯医者さんに通ってて、長いこと通ってたなぁ
左の下の4番目が欠損してた
それで3番目と5番目を削って、4番を新しく入れるってことで、なんか知らんうちに保険外診療って感じになっちゃってて、3本分、当時16万くらいだったかなぁ
すごい金額払わされた って不満だけが残ってしまってます
ただそれは今でも健在なので、文句には当たらないかもですが(笑)
当時、患者としての僕にはやはり不満でした
いやと言えない雰囲気があった。
やっぱり先生はきちんと患者のタメを思ったうえでその意思を確かめて対処すべきだと思うよ
その後、保険で入れた前歯、これも結構いけてるし(笑)

患者のために頑張ることが自分のためになると思う

まだ昨日の今日だから、どんな反応が返ってくるか
或いは無反応なのかわからんけど
これは仕事的にはきついし、技術が伴うもの
ただし、お金をかけて機械化すればもっと安価にできるかもしれない
でもそういう設備をしてるところが非常に少ないのも確か
そこのせめぎあいです
最悪、仕事がなくなってもしょうがない と思ったからのお願いだったわけです
返信する
将棋ママ (かっつん)
2013-06-28 00:48:11
僕がまだ若かった頃・・・30前後だったかなぁ
ある日納品に行ったら、店の人が
「値上げしなくてもいいの?」って言ってくれたことがあった
多分この仕事はうちとしては頑張ってた仕事
失くしたくない仕事だったんだと思う
ぶっちゃけ3か月に一回、4000本以上買ってもらってた
今は忙しいんで、一回に1000本前後しか持って行けないけどね
その代り毎月のように納品してます
お客さんの方も重宝してくれてたんじゃないかという自負もあることはある
どんな結果が出ても悔やみにはしません~
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