ポリ袋ブログ

主にポリ袋について書いています。

紀伊國屋書店のレジ袋

2022年04月21日 02時01分00秒 | レジ袋

紀伊國屋書店のレジ袋。


持ち手部分が小判型に抜いたタイプです。







このタイプのプラスチックバックはマチ(折り込み)がなく、本や服など入れるには、ちょうど良い形です。


しかしマチがない分、ゴミ袋として再利用しづらいのが難点です。


再利用を見込んで通常のレジ袋タイプも売ってもらいたいと思います。

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プラスチックと歩む

2022年04月20日 01時57分50秒 | ポリ袋
プラスチックと歩む
その誕生から持続可能な世界を目指すまで
ナタリー・ゴンタール
エレーヌ・サンジエ著
臼井美子監訳

埋め立てられない、焼却できない、リサイクルできない、人体にも環境にも悪影響ばかり。しかし、現代の私たちはプラスチックなしの生活は考えられない。よりよい未来のための今できることをプラスチック研究者である著者が示す。

マイクロプラスチックの問題は多くの本に書いてあるが、さらに小さくなったなのプラスチックも発見され始めているという。

ナノサイズの粒子で「超微小粒子」と呼ばれるものには、生物の細胞壁を通過することを可能にする二つの特徴がある。その一つ目はもちろん、有機体の奥まで入り込めるその小さなサイズである。二つ目は単位面積当たりの表面積が極めて大きいことで、そのことによって多くの分子との間に相互作用が起こるのである。

ナノプラスチックが細胞内に入り込むことで炎症が起こり、癌のような病気を引き起こす可能性がある。

プラスチックゴミは埋め立てればいいものではないらしい。
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ポリ乳酸(PLA)

2022年04月19日 01時55分25秒 | ポリ袋
ポリ乳酸(PLA)
私はポリ乳酸は生分解性プラスチックとして認識していたが、著者は「偽の生分解性」という。

私の目にPLAがいわくつきに映るのは、一般的な生活環境の条件下では生分解しないのに、「生分解性」とされていることである。微生物がこのPLAを分解するには、数ヶ月の間60℃以上という定められた温度を保つことが必須条件であるこの条件が満たされた状態で相当の時間をかけなければこの物質は炭素の自然サイクルに戻っていくが、自然な温度条件下ではそうはならないのである。したがってこの物質は、残留するプラスチックには分類できないし、自然環境下で分解する生分解性物質というカテゴリーに収まらないのである。

私たちがゴミを捨てるとき、このPLAの曖昧さを理解して、うまく対処するのはとても難しい。PLAのゴミは堆肥化可能とされているが、庭に埋めても決して自然には生分解しない。

このプラスチックも生分解されないプラスチックと同じように長く残って、いつか同じように北極の氷の中で発見されることになるだろう。


プラスチックと歩む
その誕生から持続可能な世界を目指すまで
ナタリー・ゴンタール
エレーヌ・サンジエ著
臼井美子監訳
 
生分解性プラスチックがどのような条件下で分解できるのか、理解しなくてはいけない。

今後のゴミ分別はプラスチックの種類ごとに分けることが必要になりそうだ。

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寿司の折詰みたい

2022年04月18日 15時02分00秒 | レジ袋

みかんを買ってレジ袋も買う。


持ち手部分を縛って持ちやすくして渡してくれた。


なんか、昔、呑んでご機嫌になって帰るオヤジが土産に持って帰る寿司の折詰を思い出した。






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13歳からの環境問題

2022年04月17日 11時05分58秒 | ポリ袋
13歳からの環境問題
「気候正義」の声を上げ始めた若者たち
志葉玲著

もちろん環境破壊の第一人者となったレジ袋も禁止せよと書かれている。

レジ袋はポリエチレンで作られている。

レジ袋問題を解決するにはポリ袋全体の使用量を減らさなければ成果は出ない。

ポリ袋全体でみるとレジ袋は微々たるものだ。

それなら病院や老人ホームで使用するゴミ袋も使用禁止にしなければ本当の環境対策にならない。

自治体が販売している有料ゴミ袋もそうだ。

厚すぎて原料の無駄遣いをしている自治体の有料ゴミ袋も削減対象にしないのだろうか。


もちろん使わないというわけにはいかないから、生分解性プラスチックの導入が待たれるが、それにしても値段が高い。

環境に優しく生きることは金がかかる。


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ごみ原料

2022年04月16日 11時03分35秒 | ポリ袋
ごみ減量
全国自治体の挑戦
服部美佐子著

レジ袋の有料化が実施されて今ではごく当然のことになったが、最初に始めたのはどこだったのか。

京都市は年間を通じて観光客が訪れ、ゴミの排出量が多い。

そこでゴミの排出量を減らすために様々な取り組みをしてきた。

その一つがレジ袋の有料化だ。

2007年1月11日、京都市ジャスコ東山二条店でレジ袋を1枚5円で販売する有料化実験を開始した。

現在レジ袋は海洋汚染に注視されているが、最初の取り組みはゴミの減量であった。
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ポリ袋の注意イラスト

2022年04月15日 10時44分00秒 | ポリ袋




上、被ると窒息の危険性があります。


下、乳幼児が誤って被ると窒息の危険性がありますから手の届かないところに保管してください。


ポリ袋の危険性を注意するイラスト。




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ごみハンドブック

2022年04月14日 11時02分43秒 | ポリ袋
ごみハンドブック
田中勝 寄木勝美 他 編

今から14年前の平成20年11月30日に発行された本で、もちろんレジ袋の有料化が始まる前である。

レジ袋の問題も挙げられている。

1、当時無料配布していたことで、消費者に使用抑制が働かず、高騰著しい石油資源の無駄を招いていること。

2、風に飛散しやすく、野外に出れば、生物による分解を受けずに、川から海に流れ、海洋生物に誤食され死に追いやること。

3、景観を破壊。

4、洪水で排水路に流れ込んだ大量のレジ袋が排水路の口に溜まって水をせき止め、洪水の原因となる。バングラディッシュではこの理由で、2002年に製造・使用を禁止。

5、レジ袋に含まれる安定剤や着色剤、可塑剤などによる土壌汚染や鉛汚染、アフリカなどでは野外に散乱したレジ袋に水が溜まり、マラリア蚊の発生えお招いて、多数の死者をもたらす。

プラスチック袋の害について最初に世界に知らしめた事件は、1984年イタリアのアドリア海の海岸に1頭のクジラが打ち上げられたこと。

50枚ものプラスチック袋を飲み込んで死んだことがわかる。

レジ袋が普及して50年が経つ。

安価で便利だから普及が急激に進んだ。

しかし、環境破壊という副作用があろうとは思いもしなかった。

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世界のニュースを日本人は何も知らない3

2022年04月13日 10時57分50秒 | ポリ袋
世界のニュースを日本人は何も知らない3
谷本真由美著
ワニブックスPLUS新書

日本には伝わっていない世界の報道や意外な真実を紹介してくれる本で「3」となっていることからもわかるように人気の本だ。



実は「超適当」な欧州のゴミ分別

エコロジー大国だと思い込んでいるイギリスのゴミ分別がからりアバウトだと紹介している項目。

イギリスではゴミ分別が3〜5種類程度。


「ゴミの種類ごとに色が異なるゴミ箱が配られて、そこにゴミを入れて家の前に置いておくと回収者が来て持っていってくれます」

これを読むと、どうもイギリスではゴミ出しするのにポリ袋は必要ないらしい。

他の欧州諸国についての記述はないが、このシステムならレジ袋禁止もできるだろう。

日本では多くの人がレジ袋有料化の前は、もらったレジ袋をゴミ袋として使用していた。

だから、レジ袋有料化後はレジ袋の使用量は減ったが、その代わりにゴミ袋を購入するという現象が起きている。

イギリスのやり方はポリエチレン袋を使用しない点ではエコに思えるが、ゴミ箱の洗浄に多くの水と、洗剤が使用されると思うのだが、果たしてどちらがエコなのだろうか。
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レジ袋のバイオマス原料はエコか

2022年04月12日 08時17分00秒 | レジ袋
レジ袋有料化になってからバイオマス原料を混入したレジ袋が非常に多くなった。

レジ袋に混入されているバイオマスはサトウキビの絞りカスを原料としている。

植物由来の原料を混入しているからエコだという。

レジ袋の原料であるナフサは石油でできているからもちろん輸入している。

原料の石油に輸送するにも輸送に石油を使う。

バイオマス原料も輸入だ。

海外から石油を使ってわざわざ運んでくる。

これが本当にエコなのだろうか?

レジ袋は有料化して、店舗がお客様へ渡すレジ袋の枚数は減ったが、家庭で使うごみ袋を購入し、ポリ袋の使用量は変わらないということを書いた本がいくつもある

現在、ロシアとウクライナの戦争で原油価格が高騰し、それに円安が追い打ちをかけてポリ袋の価格はうなぎのぼりになっている。

今がポリ袋やプラスチック製品の使用量を減らす絶好の機会なのではないだろうか。
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