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続ナン・マトール
上陸。石組みの階段を昇った。岩の大きさは大小さまざまだ。
巨大な物は数メートルの長さがある。重さはおそらく五トン(断面積・長さ。医師の比重より計算)を超えているだろう。
老人のガイディングは要領を得ない。聞き流すのが良さそうだ。
「記念写真を撮ろう」とバディ。
良さそうな場所を物色していると出番だとばかりオペレーターが近寄ってきた。
※バディが持っているのはNikonカリブ。このカメラで撮影したネガがまだ見つかりません。
ここでオペレーターが撮った画は現段階では無し。
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ボートは更に掘割を進んだ。周囲はマングローブの森である。
「いつもは ここまで これません」と老人。
船外機を三十度ほどリフトアップして走行しているくらいだからさもあらん。
※石積みの人工島は百くらいあるそうだ。観光で上陸できるのはいくつも無いらしい。
ガイドにチップをはずめば・・・他にも廻れたかもしれませんが...。
突然雨が降って来た。ポーンペイでは雨が降らない日の方が珍しい。用意は周到である。
ウィンドブレーカを羽織った。
水路を抜けるとあとはまっしぐら。
気温が高いので濡れることは苦にはならない。
が、疾走するボートの上で受ける大粒の雨は少々肌に痛い。
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昼食を摂った島。半分は水面下に没していた。
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入港。雨は既にやんでいた。
「チップはどうする?」
「五ドルずつで充分だろう」
「五ドル札が無い」
老人に十ドルを渡し「二人で分けろ」
だが五ドルがオペレーターに渡ったかどうかは不明である。
四トントラックが横付けされた。
「くるま ぜんぶ でてる これでおくります」
助手席にバディを押し込んで荷台に跳び乗った。
オープンエア?。夕暮れのコロニアをトラックに揺られて行く。
ナン・マトルツアーは二人で八十ドルだった。
同様のツアーを日本で組めばおそらく五万円は下らないであろう。これはお奨めである。
『もう少しチップをはずんでも良かったな』
つ づ く
※掲載順位がランダムなのでダイビング記事の目次を作りました。
年代順となってます。
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