カセレリア ポーンペイ
ホテルの裏に同経営のレストランがある。その一角は土産物売り場。
だがクローズの札。
フロントに出向くと開けてくれた。
ポーンペイの土産と言えば胡椒と木彫り。
だが粒胡椒は貰った方が持てあますだろう。
マングローブの木から彫り上げた海豚を数匹。
マンタは私自身への土産。パラオのものより出来が良い。
※階段に飾ってあったが滑ったときにいくつか壊れまして、その中にマンタとイルカがあった気がいたします。
と言うことで、この木彫りは何処のだったか憶えてません。
「これは何かしら?」とバディ。
※ 現物が無いので記憶で・・・3DCGです。
短剣のような木彫り。紋様が刻まれている。
「・・・・・・?」記憶を探った。
「たぶんだがな、男が意中の女の元へ忍んで行く」
「うん」
「昔の家屋は草葺きだった。」
「うん」
「女の部屋へこれを突き刺す。女は模様を視て誰か判る。OKならば引っ張る。NOだったら突き返す」
「へー」
「何かの本で読んだ記憶がある。それがここポーンペイだったかどうか?。その辺は不確かだけどな
・・・訊いてみようか」と、それを持ってカウンターへ。
「ラブ・スティックって言います。通称は夜這い棒」とオーナー夫人。
「ほら」
パッキング。帰りはどうしても荷物が増える。いかに詰め込むかは腕の見せどころ。パズルの要領だ。
バディは苦労している。『へたくそ』
ジョイホテルにはエレベーターは無い。たぶんポーンペイ中を捜してもあるかどうか?。
ポーターも勿論いない。二人分のプロテックスを階下迄運ぶのは一苦労。
フロントに預けて急いで夜の街へ。
あたりをつけていた店。妹たちへのTシャツ購入。
ロビーは今夜もやはり賑やかだった。
「お前達、次はいつ来るんだ?」
「なんや、また一緒に潜りたいんか?」と浪速シスターズ姉。
「ばーか。ウルセーから外して来るんだよ」
「おー!。強がっちゃってー」
・・・・・・
ポンペーイ空港。
賑やかなのはやはり浪速シスターズとユキ姐。さながらトリオど突き漫才。
杉浦夫人のバディ。目を丸くしている。
「私、駄目。ああいう娘達」
『うん、うん』
深夜の滑走路。ボーイング727。ジェットエンジンの金属音。
『帰りは大丈夫?だろうなぁ』
帰国後、病院へ。夏の過度のストレスによる胃潰瘍でした。
※掲載順位がランダムなのでダイビング記事の目次を作りました。
年代順となってます。
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