
50年以上前に購入いたしましたハノイの塔です。
アクリル製で当時アルバイトの日当くらいいたしました。
今でしたら購入せずに絶対に作りますが・・・
色がだいぶ褪せました。購入時は紫色に見える円盤はシアン色でした。
ルールは簡単です。
一度に一枚ずつ移動。
大きい盤の上に小さい盤は載せることは可
小さい盤の上に大きい盤を載せるのは不可。
この条件で積み上がった円盤を他の柱に全部移動させればクリアです。
こんな具合にです。
ハノイの塔の最小手数Hnは 段数(円盤の数)をnとするとき Hn=2n-1
所有しているハノイの塔は9段ですので511手です。
ハノイの塔の伝説
今から5000年まえ,インドのベナレスという町に大寺院があり,そこには世界の中心といわれるドームがありました。
その中には台が作られていて,その上にはダイヤモンドでできた棒が3本立っていました。
インドの神ブラーマは,世界が始まるときに,この棒に黄金でできた円盤を64枚さしておきました。
この円盤は下が大きく,上に行くほど小さくできていて,ピラミッド状に積み上げられていました。
そして,ブラーマは僧侶たちに次のような修行を与えました。
- 積み上げられた円盤を,すべて他の棒に移すこと。
- その際に,1回に1枚しか動かしてはならない。また,小さな円盤の上にそれより大きな円盤を乗せてはならない。
- すべてこの3本の棒を使って移すこと。棒以外のところに円盤を置いてはならない。
ブラーマは,この円盤がすっかり他の棒に移った瞬間に,世界は消滅してしまうと予言しています。
5000年たった今でも,寺院ではこの修行が続けられているそうなのですが・・・
64枚の円盤を 1/sec で移動すると最短手でも 約5800億年かかるそうです。世界はまだまだ消滅することは無さそうです。
久しぶりに挑戦いたしました。棒に挿すと手間がかかるのでテーブルの上に積み上げてスタート。
10分掛かりませんでした。棒に一枚ずつ挿すと倍くらいかかるかと。